トヤナルミ

孫たちには「ナルちゃん」と呼ばせているのよ。

トヤナルミ

孫たちには「ナルちゃん」と呼ばせているのよ。

最近の記事

Cafeでの会話

3人組の女性と席が隣り合わせになった。 土曜日、忙しかった仕事から解放されホッとした気持ちでCafeでゆったりしよう、と座った隣の席の人たちの会話。話が盛り上がり、かなりのボリューム音。 「歯医者での定期検診。毎回ガリガリやられる。またあの担当者だー、と思ってるとガリガリ!いやだよねぇ」 うわぁ、飲食時に… その後、しばらく歯医者での治療の話。 今度は、病院で受けた手術の話。 「手術台に上がったら両手を固定されて(局所麻酔で)手術でお腹を12センチ切るんだけど、頭を上

    • 『こども食堂』って…

      よくわからないまま、記事を書くことは危険なことかもしれない。 でも、『こども食堂』について考えていると困惑する。 社会的貧困や孤食の子どもの(あるいは子どもに限らず)ためには貢献度も高く、救われる人も多いだろう。 栄養バランスの良い、温かいものをひととふれあいながら食するというのはまさしく幸せであり、その積み重ねは人格にまで良い影響を与えられるかもしれない。 でもなぜこの日本において、社会的貧困の人が増え続けるのか。 東京の夜の公園に、お弁当をもらうため行列ができるとい

      • POISON REMOVERでスマートに

        noteのフォローをしている方が、このPOISON REMOVERについて詳しく投稿していらっしゃる。 蜂などの刺し傷の毒を陰圧をかけて吸い上げる、という道具だ。時々、アウトドア用品を販売しているお店でも見かける。 例えば、蜂に刺されるなど、それがあれば緊急時に対応でき、その後の痛み軽減や予後も軽く済むだろうから、見るたびに買っておこうか、と考えるのだが、そうそう蜂に出会うこともないか、と手に持った品を元に戻す。 次女は小学年のころ、スイミング教室に通っていた。 家から水

        • 与えられたもの

          高3の4月、わたしは「漢詩」の授業を選択した。 1200年も前の中国の詩人、李白や杜甫などが世の中の憂いを酒に溺れながら嘆き、詩にしている。 とにかく漢字一文字の圧倒的なインパクトがおもしろく、例えば「碧」なら深い緑がかった青、かもしれないし、透明な底抜けの空の青かもしれない、という人それぞれに想像ができるところが興味を引かれた理由である。 その選択授業の先生は、ケンタッキーフライドチキンのカーネル・サンダースのような風貌で、ほっぺがリンゴのように赤く、学校では「アップ

        Cafeでの会話

          我が家の犬歴

          現在、我が家にはフレンチブルドッグの玄太郎(げんたろう)がいて、一人息子顔でいます。 玄太郎の「玄」は、奥深い空の色、赤や黃がかった黒、という意味があります。 体の色が、黒に差し色が入ったブリンドルです。 これまで、玄太郎の前に、ペキニーズのタンタン、クリンと、フレンチブルドッグのサブロー、小町がいました。 全員、短吻種(たんふんしゅ)といって鼻ぺちゃの犬。 もうこの4匹は亡くなってしまったけれど、この4匹がいた同じ時間に、子ども3人が育ちました。 タンタンは白ワタフワ

          我が家の犬歴

          ケアマネの親が認知症に

          母が亡くなり、父がひとりになった。 父は自立したひとだったが、料理だけは母に依存していたこともあり、とたんに食事に困窮した。 90歳近くのひとに「料理は簡単、大丈夫よ」と話ししたところですぐに料理ができるわけもなく、これからできるとも思えず…。 父の住む実家まで、距離はさほどないが、そこまではいつだって大渋滞。 片道1時間30分ほどかかって、週に2回はつくった煮物などを届けていた。 わたしも仕事があるため、仕事帰りにまず自分の家に寄り、そこから実家へ。帰りは夜遅くなること

          ケアマネの親が認知症に

          健康診断は罪深いわたしを刑に処す

          有り難くも、職場では1年に1回健康診断を受けられる。 基本的な検査が中心で、隔年で婦人科の検査(マンモグラフィ=乳がん検査など)もある。 毎年、逃げ出したい気分。 自覚症状が全く無く、心身とも元気なわたしではあるが、やや太め(個人の感想です)で、やや緊張をするらしいのである。 緊張ピークは血圧測定。 番号で呼ばれて小走りに看護師のところに行き、息を整えるつもりで息を止めていると血圧が上がる。 上の血圧が150を超える。 あ?息を止めてはいけないんだ、と気づいたのは数年経っ

          健康診断は罪深いわたしを刑に処す

          車のナンバーから思うこと

          今日は仕事の行きだけでも数台の358や3588の車とすれ違った。 最近、このナンバーをよく見るので何でしょう?と調べてみると、風水が関係しているとのこと。 3は金運、5は帝王、8は最強の数字、らしい。 みんな大金持ちの最強の帝王になりたいんだね。 ということは、今はそうでないということですか。 それとも、みんな安定の横並び(日本人得意の)が安心できるからかな。 防災でも取り付け騒ぎくらいに水とパックのごはんなどが店頭から消え、隣の人が走れば、とにかく考えなく並走してしまう心理

          車のナンバーから思うこと

          そこにバットがあったから

          わたしが小学校2年生のころだったか、祖父の家にいくとおもちゃのプラスチックの赤いバットがあった。 祖父に、誰のものか?と聞くと 「ヒロアキが置いていった」と言う。 わたしのいとこが祖父からバットを買ってもらったのにも関わらず、野球には何の興味も示さず置いていったとのこと。 わたしは棒を見れば振り回す、丸いものを見ればつかんで投げる、という活発な子どもで、祖父にバットを使ってもいいか?と聞いた。 「ナルミ、ボールを打ってみるか?じいちゃんが投げてやる」とゴムボールを持って外に

          そこにバットがあったから

          葛餅を作ってみた

          次女の小学校4年生の夏休みの自由研究のタイトルは、軽い気持ちで「葛餅を作ろう」 それで、葛とは? いわゆる雑草で、いたるところにはびこり、つるが絡まり、藤と絡まろうものなら「葛藤」といわれるもの。 それで、葛餅はどう作るのか? 葛の根部分に含まれるデンプン質。これを取り出して加熱し餅にする、…といかにも簡単に本には書いてある。 葛の根? 葉、つるはよく見るが、根は見たことがない。 本当は不法侵入になるのかも知れないけれど、高速道路の高架の下へ。次女と一緒にフェンスを乗り

          葛餅を作ってみた

          コモドオオトカゲと第二次世界大戦

          名古屋の東山公園でコモドオオトカゲ(コモドドラゴン)の公開が始まった、とニュースで伝えている。 恐竜を思わせる2.5mほどの大型のトカゲで、のんびりした姿を見せているが、肉食で、家畜を襲うこともあり、走ると時速20kmとか。 コモド島にいるからこの名だが、フィリピンにもオオトカゲがいる。 第二次世界大戦、母方の祖父がフィリピンで戦った。 戦闘は日に日に激しくなり、アメリカ軍が島を占拠し、日本軍は物資もなく、奥地に追い詰められていった。 ジャングルに隠れて、眠れずに横になって

          コモドオオトカゲと第二次世界大戦

          ぽっちゃりでガッツポーズ

          仕事の関係で、クライアントとPT(理学療法士)と話をする機会があった。 クライアントは痩せ型の女性。 PTは「もう少し体重を増やしてもいいですよ。年齢が高くなったら、小太りのほうが健康にはいいんです。長生きします」と説明。 え?じゃ、わたし長生きするのね。 小太りはすみっコぐらしだったのに… 机の陰で小さくガッツポーズしながら、やはり複雑な気分のわたしではあった。

          ぽっちゃりでガッツポーズ

          都会つれづれ

          名古屋に出た帰り、ついでに駅前をブラブラ。 お盆も終わる時期で人出も多い。 若い人たちは携帯の扇風機をほぼ全員持っている。 持っていていなければならない、かのように。 おおーっ!アニメの実写か?!と思うような女性も多い。 小顔で手足が長く、瞳の色はコンタクトで不思議な色で、爪もキラキラ、着ているものもおヘソが見える位の短さ、スカートも短いが、スラリと伸びたきれいな足によく似合う。 で、そういう人が本当に多い。 名古屋の待ち合わせ場所の金時計前には、よく似た人たちがゴマン

          note作品の「タイトル」について。 「タイトル」が長くて、それだけで話が完結してしまう作品がある。 読もう、と興味を持つ反面、あ、やっぱり、タイトルの内容のオチになってるわ、とちょっとガッカリすることもある。

          note作品の「タイトル」について。 「タイトル」が長くて、それだけで話が完結してしまう作品がある。 読もう、と興味を持つ反面、あ、やっぱり、タイトルの内容のオチになってるわ、とちょっとガッカリすることもある。

          40年ほど前に「百年の孤独」は単行本で読んだことがあって、よくわからなかった…という感想だが、最後まで生き残るウルスラの見てきた世界、ということは理解できた。 今の自分の一部分になっているかもしれない。 若い時、本は読んでおくべきですね。

          40年ほど前に「百年の孤独」は単行本で読んだことがあって、よくわからなかった…という感想だが、最後まで生き残るウルスラの見てきた世界、ということは理解できた。 今の自分の一部分になっているかもしれない。 若い時、本は読んでおくべきですね。

          お手伝いで得たもの

          何をしてもらうにも、どんなものでも人の手がかかってできている。 我が家は、子どもたちが小学生の頃、お小遣いを与えなかった。 お年玉も親が預からず、郵便局の自分の口座に入金に行かせた。 子どもに自分のお金を管理させようと考えた。 お金の価値がどう生まれるか、それをどう活かすのかも自分で考える。 お手伝い表を作り、1ポイント20円とした。 例えば、お風呂掃除は2ポイント、洗濯物たたみは1ポイント、といった具合。 月締めにして月給を渡すことに。 細かい内容は忘れてしまったが、

          お手伝いで得たもの