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【2022年最新】いま音声配信(ポッドキャスト/ラジオ)をはじめる方法

Atsuyoshi Narumi

じつは2015年半ばくらいから、なつめぐという人と一緒に「ドングリFM」というポッドキャスト番組をやっています。

Apple PodcastSpotifyなどいろんなところで聴けますのでぜひ。

で、最近、聴いてくれてる友人・知人から、「あれ、どうやってやるの?」とよく質問されるようになったので、「2021年に音声配信をはじめるならどんな方法があるのか」をまとめておこうと思います。

自分でもこれまで上手く説明できていなかったので、考えながら書いていきます(今後、音声配信に関する相談を受けたときの参考リンクになればいいなと…)。

大きく分けると「ポッドキャスト」と「独立系サービス」がある

まず音声配信の方法を乱暴に分けると、ポッドキャストとそれ以外の独立系サービスという区分になります。

ポッドキャストとは、どこかに音声コンテンツをアップするとRSSで更新情報が飛んでいって、ポッドキャストアプリ(AppleやSpotify、Google、その他いろんなポッドキャスト聴取アプリがある)で聴けるというもの。わりとオープンな技術仕様です。

その他の独立系サービスというのは、多くの場合スマホアプリ単体で収録→配信→聴取までできるのが特徴で、とても手軽。

代表的なのは「Voicy」。録音機材を一切使わずに配信できるのはとても魅力的です。他にも「SPOON」などのアプリがあります。

いま音声配信をするなら、ポッドキャスト形式にするか、その他の録音配信アプリで独自形式で配信するか、このあたりをまずは選ぶとこになります。

それぞれのメリット・デメリットは

それぞれのメリットを挙げるならば、ポッドキャスト形式はApple iTunesやSpotify、Google Podcastをはじめとしてあらゆるポッドキャストアプリで聴けるため、幅広いリスナーに聴いてもらえる可能性があることです。

一方の独立サービスの良いところは、ポッドキャストアプリには配信できないものの、そのサービス自体に音声コンテンツを楽しむことを目的としたユーザーが集まっているため、すぐに聴かれやすいところです。

逆に言えば、ポッドキャストは幅広いリスナーを獲得できる可能性はあるものの、広いネットの空間でぽつんと生まれた音声コンテンツを誰かの元に届けるにはそれなりのハードルがあります。

独立系サービスは、すでに音声コンテンツを楽しみに来ている人たちに向けて配信できるという利点がありますが、そのサービスのユーザーにしかリーチできないのと、データポータビリティにやや制限があります(音声データをサービス外に持ち出せないことが多い)。

ポッドキャストを配信するには

ポッドキャストを配信すると決めた場合、まずは音声ファイルをアップロードする場所が必要になります。

そうした場所には、例えばSoundCloudWordPressとそのプラグインSeesaaブログRadiotalkaudiobook.jpAnchorなどのサービスが利用できます。

これらに音声ファイルをアップするとRSSフィードが生成され、それをApple PodcastやSpotifyに登録するとポッドキャストの配信がスタートします(Google Podcastは勝手にRSSをクロールしてくれる)。

SoundCloudやAnchorは海外サービスなので、もしかしたら少し使いづらいかもしれません(慣れれば余裕ではある)。WordPressは別途サーバを用意しないといけないのでハードルがやや高いです。

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(SoundCloudとAnchorは基本英語)

それでもSpotifyやその他のPodcast配信登録のしやすさ、フリー音源が内蔵されていること、PC・スマホどちらでも使えることを考えるとAnchorが使い勝手としてはややリードしています。実際、ここ1〜2年でPodcastを始める人はAnchorが多い印象です。

もしネットサービスに慣れていない場合は、Seesaaブログ、Radiotalkあたりを使ってみるのがおすすめです。

Radiotalkは1エピソードあたり12分という独自ルールがあるので自分の配信したい内容を考慮して検討してみましょう(Radiotalkはライブ配信などの機能も備えた独立系サービスという側面もあるので、Podcastとのいいとこ取りができるのも面白い点です)。

整理すると、

Anchor:スマホアプリで配信から収録もやりたいけど、慣れてきたらPCで音声編集をやってみたい。

WordPress、SoundCloud:PCにマイクをつないで収録して、編集とかもゴリゴリやりたい玄人向け。

スマホで手軽に配信したい:Radiotalk

みたいな感じかなぁと思います。

ここで何を選ぶかは完全に好みとなりそうです。使い勝手には差がありますが、配信してしまえば出先は同じグローバルなポッドキャストアプリです。一通り触ってみて選んでみましょう。

ちなみにドングリFMはSoundCloudを使っていますが、選んだ理由はサーバを用意するのが面倒なのでWordPressはナシだったのと、当時はAnchorやRadiotalkがまだ存在しなかったのでSoundCloud一択だったというのが正直なところです。

ここまでのまとめ:

ポッドキャストを配信するなら、そのための音声置き場を決める。使い勝手に差はあるが出先は同じ。

なお、ポッドキャストの配信方法について詳しく知りたいという方は、相談に乗りますのでよかったらこちらもご覧ください。

▶独立系サービスはVoicyとStand.fmなど、そしてnoteもYouTubeも

独立系サービスは常に新しいものが出てきているのでキャッチアップするのが難しいです。最も有名なのはおそらくVoicyでしょうか。スマホアプリから収録できて、そのまま配信でき、さらにすぐに聴いてもらえるような環境も整っています。

ただ配信者は審査制となっているので、誰でもすぐにVoicyで番組を持てるわけではないのは注意です。応募フォームから申請して、審査に通った場合のみ配信できます。とはいえチャンスは誰にでもあるので思い立ったら応募してみましょう。

一方でStand.fmやSPOONは誰でも配信できるサービスです。いますぐに何かを配信したい場合はこちらを選ぶといいでしょう。

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Stand.fmはライブ配信ができたり、リスナーから「レター」という質問・メッセージを募る機能があったり、できることの幅が広いです。

ただVoicyも、Stand.fmも、SPOONも、サービスに特色があります。印象としては例えばVoicyは実名ベースでよりビジネス・経済、自己啓発の色が強く、SPOONはどちらかというと匿名ベースのオタクよりの世界観があるようです。なんとなく、niconico(ニコニコ)みたいなイメージです。

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この表現が正しいのかは自信がないです。そのへんの説明はとても難しいので両サービスのトップページを見てみて、自分に合ってそうなサービスを選んでみるといいんじゃないでしょうか。

ちなみにnoteを使っている人は、じつはnoteで音声配信をするのが最も手っ取り早いかもしれません。noteのメニューから「音声」を選んでラジオとして配信している人もかなりいます。

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あとはYouTubeを使うという手もあります。静止画に音声を乗せて動画形式にすればアップできます。YouTubeを音楽サービスとして使っている人もいるので、音声コンテンツが流れてくるのも不自然ではありません。

すでに膨大な利用者がいるので、ここに配信するのも1つの方法です。Googleの圧倒的な広告在庫とマッチング技術により、収益が得られやすいというメリットもあります。

ここまでのまとめ

独立系サービスは、そのサービスにあるコンテンツの特色で選ぶ。自分に合ったものを。

▶では、収録の機材はどうすればいい?

まずはPodcastの収録機材です。

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Atsuyoshi Narumi
noteディレクター。たまにBuzzFeed Japanでも記事を書いています。このnoteでは毎日ちょっと良いモノを紹介します。ポッドキャスト「ドングリFM」(https://donguri.fm/)もやっています。連絡先: narumi789@gmail.com