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ダークドレアムの配合で、Work Breakdown Structure を学んだ小学生が25年後にシリーズ続編をプレイする。モンスターズ3体験版プレイ感想。

あれから25年(四半期世紀)の時間が流れた。
自分はというと、ゲームをプレイする側から、数奇な縁が重なってつくる側になった。

ドラクエモンスターズ3は2023年12月1日に発売される。
現在は体験版がリリースされており、無料でお試しプレイができる。

https://www.dragonquest.jp/monsters3/index.html

数時間ほどプレイしたので、ネタバレあり感想していく。
体験版をプレイすると、製品版に一部の要素が引継ぎできるとのこと。

感想としては、なかなか面白い!でも、おいしい部分をもっと早く食べさせてくれたらもっと嬉しい!というのがファーストインプレッション。

4時間くらいプレイした、途中経過はこんな感じの編成。

適当に配合してたら、スライムが4/8体もいる…

ここからはちょっと思い出話。

自分とドラクエモンスターズとの出会いは初代のゲームボーイカラー対応のテリワン時代から。
たぶん小学校3年生で、最初のときはまだ厚みのあるゲームボーイでやっていた気がする。
そして、テリワンから学んだ考え方は間違いなく「タスクの細分化」のWBS。
「ダークドレアムをつくる」というゴールに達成するための小学生ながら紙に樹形図を書き出していた。
グレイトドラゴン x まおうのつかい = りゅうおう
りゅうおう x シドー = ゾーマ
ゾーマ x ミルドラース = デスタムーア...と繰り返していった。
この考えは自分が縁あってゲーム開発者になってから、とても役立つ考え方だ。

そして、モンスターズ2は、Vジャンプ主催の大会にも出た。
スクエニになる統合前の初台にあったエニックス社の1階のロビーでバトルしたのを覚えてる。あの頃、小学生だった自分は高校生?くらいのお兄さんには勝てなかったが、年齢の違う人たちでプレイするのは10歳頃の自分にとっては新鮮だった。

出典:わたしのおもいで

思い出話はここまで。

そんな、当時の小学生が30歳を超えて再びプレイをするモンスターズシリーズの醍醐味とは何なのか。おいしい部分はもちろん「配合」
2体のモンスターを組み合わせて、新しいモンスターを生み出していく。
生まれた子モンスターは親のステータスやスキルを受け継ぐため、
自分だけのモンスターパーティ―を作っていく、というのがシリーズを通じた魅力。
配合が解放されてから、このゲームも面白さが劇的にアップするので、そこまで早めにたどり着けると良さそうだと感じた(FreeToPlayでなく、買い切りなので、そういうものなのかもしれないが)

ちなみに、いちばん最初に配合したのは、たまねぎスライム
こんな感じ。そういえば、モンスターの性別がなくなって、2体を揃えればよくなった

本編の流れ
4時間くらいプレイ。
まだ途中段階だけども、ざっくり書き出してみる。

・セットアップ(なぜピサロ自体が戦わないのか)
・バトルのチュートリアル
・スカウトのチュートリアル
・フィールド探索
・フィールド探索中の季節の変化
・一度村に戻る
・闘技場ランクG
・ロザリーとの関係セットアップ(ロザリーとどのように出会ったのか)
・闘技場ランクF
・魔界に向かう
・魔界の闘技場ランクG
・次の魔界が解放
・配合が解放

という感じで、配合まで2時間くらいはかかったような気がする。

〇シナリオ
今回の主人公はドラクエ4で敵として登場した、ピサロだ。
冒頭はロザリーヒルズで目覚めるところからスタート。
ちょっと歩くと、モンスターが襲来してくる。
村のじいさんが木の剣で突撃するも返り討ちになるシーンが見物だ。
鎌でばっさりいかれても、「こいつ、強いぞ」のような感じが違和感があったので、鎌じゃないモンスターの方がよかった気がする?w

鎌でざっくり行かれたザック氏


そこで、モンスターを操るじいさんが登場。その場を丸く収める。
ピサロは魔物を攻撃できない呪いにかかってしまっているとのこと(そんなことある?)

"魔物を攻撃できない呪い" 勇者にかけたら魔王軍の勝利すらある

じいさんから、モンスターを譲り受け呪いを解くために冒険することに。

おそらく新キャラの「マンドラ」で始めることに。

ただピサロからはそこまで強い動機で呪いを解きたい、というのはあまり伝わらなかった。
そこで登場するのがドラクエ9のサンディをおもわせるような、アゲぴぴ。
ドラクエには定期的にギャルが出るようになってしまったようだ。

アツさヤバすぎのヤバ台国

〇システム
遊びやすさが全体的にアップデートされていると感じたのは好印象。
・2倍速
・オートバトル
・パーティ―キャラが最大8体(その分、育ちやすい)
バトル自体はテンポよく進むので、わりとサクサク進んでいく。
また、時間が変わるほかフィールドの季節が変わるというのも面白かった。
冬になると、川が凍ってその先にいける
夏になると、ツタが成長して、上に登れるなどだ。

〇ゲームバランス
闘技場ランクG→ランクFはほとんど地続き(そのまま挑戦もできたはず)
が、GをクリアできるくらいのLv.だと、ランクFの最終戦で負けてしまう。
ランクFはしばらくレベル上げが必要だったので、ここはワンクッション入れても良かったような気もする(ちょっと冒険→闘技場)

〇製品版への期待!
ドラクエモンスターズシリーズの面白さはそのままに、多くのキャラ&フィールドがあり、プレイのやりごたえは十分にありそう。

そして気になるのがストーリー部分。

ロザリー&ピサロはドラクエ屈指の悲劇を背負ったキャラなので、
このストーリーがどうなっていくのか…は期待!


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