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ポケモンスリープのゲームサイクルを現役のゲーム開発者がざっくり図解してみる

こんにちは。
なるぴーです。ご無沙汰しています。

ポケモンスリープが2023年7月20日にリリースされましたね。
ちょうど2週間ほど経って全容がようやく見えてきたので、まとめてみることにしました。


ざっくりと図解してみた

どんなゲームサイクルなのか?

このゲームの最終ゴールは「ポケモン寝顔図鑑」を埋めることです。
ねむることで、カビゴンのまわりにポケモンが寄ってきて、図鑑に登録し、捕まえるというのがミニマムのゲームサイクルです。

新しいポケモンと出会うには、カビゴンのねむけパワーを上げる必要があります。ねむけパワーをあげるには、主に①ポケモンの育成 ②料理をすると、ねむけパワーがアップします。
あとは、プレイヤー自身がよくねむるのもめっちゃ重要です。

そう、タイトルの問いである、「他のソシャゲとの違いは何か」への回答は起点が「ねむる」ということです。

捕まえたポケモンの種類が一定数に達すると、今度は新しいマップに行けるようになります。新しいマップでは新しいポケモンと出会えるようになります。これを繰り返し、図鑑を埋めていきます。

カビゴンは、1週間経つといなくなってしまいます。
なので、また新しいカビゴンとともに、ねむけパワーを高めていく必要があります。

売れているのか?

売上がみれる、『Game-i』さんを見てみましょう。
7月の売り上げは、約1.27億円(約10日)
8/5時点での8月の売り上げは、約0.91億円(約5日間)です。

ということで

日中は、ポケモンGOで歩き、夜中はポケモンスリープで眠るという、
総ポケモン接触時間を増やそうとしているのでは?という意図を感じます。

株式会社ポケモンの公式サイトにある、
ポケモンという存在を通して、現実世界と仮想世界の両方を豊かにすること」という理念にも合致しますね。

ライフログ系アプリに掛け合わせるというのは相性がいいのかもしれませんね。

・ポケモンスタディー(学び)
・ポケモンフィットネス(健康)
・ポケモンミール(食べ物)

とかとか。
では、またお会いしましょう。


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