![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/123553687/rectangle_large_type_2_d3f5082ac8076184c4115cd316409992.jpeg?width=800)
インスタンス(modo過去記事)
はじめに
以前別のブログで載せていた3DCGツールmodoのメモ記事を引っ越ししたものです。
古いバージョンのものになりますが基礎部分は参考になるかと思います。
インスタンス基本
インスタンスについて紹介します。
インスタンス利用すると、元の形状を変形させることで複数のオブジェクトを同時に変形することができます。
文字だけじゃ解りづらいので実際にやってみます。
![](https://assets.st-note.com/img/1701666730476-JZLe8eXwsC.jpg?width=800)
例によって適当にボックスを配置します。
![](https://assets.st-note.com/img/1701666747465-7MgRzRTocu.jpg?width=800)
アイテム選択モードでオブジェクトを右クリック
「アイテムの操作」>「インスタンス」 を選択します。
![](https://assets.st-note.com/img/1701666768717-EQJJcu3bLe.jpg)
アイテムリストを見ると「Mesh」が二つあることが確認できます。
「Mesh」と表記されているのが元のオブジェクトで
「Mesh」と斜体で表記されているのがインスタンスオブジェクトになります。
![](https://assets.st-note.com/img/1701666786193-ZQ0i6O2qDc.jpg?width=800)
同じ位置に配置されて解りづらいので、 「Mesh」を移動させて、二つのオブジェクトが確認できるようにします。
元オブジェクトの 「Mesh」は、あたりまえですが、「頂点」「エッジ」「ポリゴン」で選択できます。しかし、インスタンスコピーされた 「Mesh」は「アイテム」以外では選択することができません。
![](https://assets.st-note.com/img/1701666815970-V8lE0Q3LqO.jpg?width=800)
元オブジェクトの 「Mesh」を変形させてみます。
するとインスタンスの 「Mesh」も同じように変形します。
↓
![](https://assets.st-note.com/img/1701666876319-Uy0tkDmoPs.jpg?width=800)
↓
![](https://assets.st-note.com/img/1701666892649-e11OKpKF7e.jpg?width=800)
これを利用することで、例えば柱など同じ形状が複数あるものなど、先に柱を配置した状態で形状をつめることができます。
インスタンスオブジェクトのメッシュ化
![](https://assets.st-note.com/img/1701667514579-6COZA3TWQs.jpg?width=800)
基本的に「インスタンス」で追加されたオブジェクトは元メッシュと同期されていて「頂点」「エッジ」「ポリゴン」を変形させることが出来ません。
![](https://assets.st-note.com/img/1701667537991-gvU8kS9sXo.jpg)
アイテムリストで斜体になっているインスタンスアイテムを右クリック、
「タイプ変更」>「Mesh」を選択します。
![](https://assets.st-note.com/img/1701667586430-vnnY3JsXVw.jpg?width=800)
元メッシュとの同期が解除されて」個別で変形することができました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?