「Fur Matrial」の「プロパティ」>「ファーマテリアル」を調整03(modo過去記事)
はじめに
以前別のブログで載せていた3DCGツールmodoのメモ記事を引っ越ししたものです。
古いバージョンのものになりますが基礎部分は参考になるかと思います。
「Fur Matrial」の「プロパティ」>「ファーマテリアル」を調整03
今回は「Fur Matrial」の「形状とシェーディング」について紹介です。
「ビルボード」
ビルボードを変更することで、毛の表現を変えることができます。
デフォルトの設定ではオフになっています。
レンダリングするとこんな感じ
「ビルボード」を切り替えてみます。
プルダウンメニューから「ツリー」を選択します。
毛を板ポリゴンに置き換えて、上向きに配置されます。
また、面は常にカメラ側を向きます。
こちらも毛を板ポリゴンに置き換えます、毛は下向きに配置されます。
毛を板ポリゴンに置き換えますが、それぞれの板ポリゴンが緩やかに曲がっています。
まさに、羽毛みたいな表現です。
「タイプ」
「タイプ」は「ビルボード」がオフの時のみアクティブになります。
デフォルトの設定、文字通り毛が円柱状に配置されます。
カーブ状の板ポリゴンを配置します。
「最大セグメント数」
「ビルボード」「オフ」もしくは「羽毛」の時だけアクティブになります。
毛の曲がる際のセグメントを増やすことで、毛を滑らかにします。
一目瞭然ですね、セグメント数が増えるとポリゴンが増えることになりますので、処理は重くなります。
「スプリット回転」
「タイプ」が「スプリット」の際に、毛にひねりを与えることができます。
100%は最大180度のひねるをつけることができます。
50%は最大90度のひねりをつけることができます。
以上「Fur Matrial」の「プロパティ」>「ファーマテリアル」の基本的な部分でした。簡単な設定はできそうです。また、細かい設定を突き詰めていくには色々な機能と併用して表現していく必要がありそうですね。
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