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クラシコ(2015)後半

さて、後半です。
前半のおさらいとしてはマドリーの守備におけるブスケツの扱いをどうするか、というのがキーポイントでした。

ここで前半と後半6分のマドリーの守備を見てみます。

ボール保持者の時間とスペースを削るというスタンスには変わりはありません。しかし、後半の方ではキーパーにベンゼマがプレスをかけてもマドリーの中盤がブスケツのポジションまで押し上げれていないことでブスケツにフリーで前を向かれてしまいます。

実際、この流れからマドリーは3失点目を喫してしまいます。

そこからもあまり配置による噛み合わせや展開に大きな変化は無く、正直見ていても退屈でした。マドリーの監督もほとんど座ってみている感じでした。

後半40分のマドリーの守備配置です。
ブスケツへのマークのつき方は改善しているように見えますがバルセロナはボール保持を難なくこなしていました。

ここで注目してほしいのはバルセロナとマドリーのフリーの基準です。スタイルもありますが。

先ほどの画像ではバルセロナはショートパスを使いながら前進を可能にしていました。

一方マドリーはこの状態からロングボールを選択します。

両者のスタイルの違いはありますが、やはりプレスに対する耐性(プレスを回避する能力)がバルセロナの方が高く、マドリーはボール保持によって主導権を握っている時間が非常に短かったように感じます。

まとめ

この試合において何度も言いますが、マドリーの守備におけるブスケツの扱いが良くなかったと言えます。

何度か修正を試みましたが中盤の押し上げが遅れたり、バルセロナのプレス耐性の高さによってボールを奪い主導権を握ることができませんでした。

あと、後半に関してはシンプルに面白くありませんでした。

最後にこれからも暇があればどんどん書いていこうと思うので、ここはこうじゃない?みたいな意見があればどんどんぶつけてほしいです。

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