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使用糸ノコ「ユタカ YSC-500F」について

※この記事は都度、付け足し編集する場合がございます。

1997年から木のおもちゃ工房を始めました。私が工房で使ってきた電動糸ノコはユタカのYSC-500FとYSC-500FNのYSC-500シリーズです。

このYSC-500Fは卓上糸ノコでありながら、プロの現場で十分に活躍できる性能を備えている電動糸ノコなのです。それは自分がこれまで20年以上使ってきたことで証明されています。

特徴としては、十分なパワーがあること、スピードコントローラーがついていること、中抜き加工が素早くできること、、丈夫なこと、重さもあり安定していること。

YSC-500は厚さ30ミリくらいの硬木くらいなら、ゆっくり切り抜けば切削面を真っ直ぐに切り抜くことができます。やり方によりますが、40ミリくらいの軟木も切り抜けます。

そしてスピードコントローラーがついていることで、状況に応じたスピードを選択して作業ができます。これは板の硬さや厚みに応じてスピードを変えたり、場所を変えた時の床との共振を抑えたり、あるいは騒音を出さない為にスピードを落としたり、あるいは気分によってスピードを変えられるということです。

中抜き加工が素早くできるということは、中抜き加工が多い作業ではとても重要なことです。YSC-500は中抜きの際に上部の蝶ネジを外しアームを折り曲げれば刃の上方を解放することができます。このおかげで、板に開けた穴に刃を通すのが容易にできます。これは作業中のストレスや時間を大きく軽減してくれます。

YSC500はとても丈夫な機械です。私はほぼ毎日のように使ってきましたが未だ健在です。機械音が若干大きくなったり、ピストンの遊びが大きくなったりということはありましたが、廃棄処分になるようなことはありません。多少の故障は消耗部品の交換で十分です。正直、後20年以上は使える気がします。私は工房での作業だけでなく、野外での電動糸ノコを使ったパフォーマンスやワークショップも仕事としているので、糸ノコを持ち運ぶ際には丈夫さも大切なことです。が、YSC-500Fは少々荒っぽく扱っても壊れことのない丈夫さも備えています。

これから電動糸ノコを購入したいという人にはオススメの一台です。


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