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【沖縄移住】 家族6人で生活してきた7年間のまとめ

沖縄移住を決意してから約1年位で沖縄移住しました。
その「方法」と使った「お金」などを紹介いたします。
沖縄移住を考えている方への参考資料になればいいな〜


はじめまして、なると申します。
奥さんと子どもが4名(男2女2)と暮らしています。
この6名がどのように沖縄に辿り着いたのかをご説明していきます


当時の状況


僕は30代中盤で、東京での仕事と生活でお金も希望も持てないような
そんな毎日をバタバタと生きていました。

・幸い子どもがまだ小さかったのでお金はそこまでかからなかったと記憶してます(ほとんど記憶がありません・・・)
・貯金はほとんどなかった
・家財道具が結構あった
・借金も多少
・生活を助けてくれる親戚などもとくにいない

よくある家族の風景かなと思います。
そんな中僕たちもなんとか生活させてもらってます!

—どんどん具体的なお話をしていきますので、最後まで読んでいただければ嬉しいです—


なぜ沖縄に移住しようと思ったのか

冒頭にも書きましたが、関東での生活に希望を持てなくなったのが正直なところです。
僕は元々サラリーマンをへてフリーランスから独立したということもあり、いがいと自由に暮らしてましたが、それでも、生活費の面や子どもの生活環境の面でもなんとかしたいなーと思っておりました。

また、仕事面でもちょっと辛いなと思うくともあり、
「環境を変えよう!」というのが一番大きかったと思います。

また、一番下のこが大きな病気をした事もあり、このままではいけない!!
ていうのもありました。

僕は東京生まれでしたが、その時点では一ミリも東京に未練はありませんでしたよ。。


どうやって沖縄に移住したのか 移住費用公開

いざ移住となると目的がないとできないものですよね。


お仕事や学業など理由は様々だと思います。


実際にどのくらい費用が掛かったのかなど解説していきます。

沖縄 移住 引越し費用について

家族6名で引越しをしました。
当時子ども達は一番上の子が小学校4年生に上がる頃でしたので
一人当たりの荷物の量はそれほどありませんでした。

引越し業者に依頼することも検討していたのですが、
あまり費用をかけられないのと、時間的な余裕がなかった(引っ越しの日時まで迫っていた)というバタバタだったので、自分たちで梱包から発送まですることに決めました。

発送料金の比較

家族全員の衣類や持ち物をダンボールに梱包して20箱くらいにはなりました。
全て持ち込みでゆうパックにて送りました。


金額は170cm以下で25kgまで2880円(2019年12月)です。

【ゆうパック】
埼玉から沖縄
170cm以下25kgまで 2,880円
【クロネコヤマト】
160サイズ25kgまで4,160円

予算が組めるようであれば、数ヶ月前にお見積もりをしてもらい慎重に検討する方が賢明です。

車の輸送

ワンボックスカーを使っていたので、車も沖縄に運ぶ事にしました。

車の下取りも考え、業者さんを呼んで見積もりをしてもらいましたが、
下取りがそこまで価格がつかず、沖縄についてから車を買うとなると余計に
コストがかかる事がわかりそのまま沖縄に運ぶ事にしました。

沖縄 車輸送 などのキーワードで調べると出てきますが
僕が頼んだのは6万円いかないくらいで輸送できました。


東京の有明に車を持っていきました船に乗って自分たちよりも先に沖縄に出発していきました。


車の中には家族みんなで食事ができるほどの大きな木のテーブルや僕の機材、手放したくない家財道具をある程度詰めました。

布団とかも入れました。
出発から到着までに4日ほどかかりました。
車の輸送量 60,000円

ざっくり引っ越し費用はこんな感じです。


メルカリなどで断捨離してからであればもうちょっとお金がかからないかもしれませんね。

他の経費

家族の交通費 ざっくり片道1万円として 60,000円
3月に引っ越したので、実際はもう少しかかりました。

沖縄 移住 賃貸料について

どこに住むのか? どんな家に住むのか? にもよりますが、
僕はTHE OKINAWA って感じの場所に住みたかったので、
海があって、のどかで、自然がある、そんな場所がいいなと思っていたので
沖縄の中でも北の方でリゾート地区の恩納村を選びました。


恩納村の中でもリゾート地区ではなく、住宅地(学校がある地域)を選び
その村の不動産屋さんを当たる事にしました。(読谷村も視野に入ってました)

海が近くて、子供達の通学も歩いて通える場所にアパートがあり
しかも3LDKの物件を見つけたので、すぐに仮押さえをしました。(前年12月に単身下見に来ました)


家賃は3LDKの三階角部屋 月5,2000円(駐車場2台月)だったと思います。


それまで埼玉で住んでいたのは14万5千円だったので、三分の一くらいにコストが下がりました。

リゾート物件は確かに高いのですが、
探せばアパートでも広くて新しめの物件はありそうです。


沖縄の物件探しは、


・うちなーライフ

・グーホーム

最初に不動産屋に支払ったお金は家賃の3ヶ月分程度だったので
沖縄 移住 家財費用について
洗濯機、冷蔵庫、ガスレンジ、は処分して引っ越したので、沖縄で買い揃えましたが
沖縄は中古ショップがたくさんあり中古文化が普通なので、結構安く
ちょうど良いものが手に入ります。

子ども達の体操着やらなんやらもお金がかかります。

沖縄 移住 費用の総額

ゆうパック送料 2,880円 x 20個 57,600円
車輸送料 60,000円
家族の交通費 飛行機+a @15,000円 x 6 90,000円
家賃代 52,000円 x 3ヶ月分 156,000円
合計 363,600円

家財費や生活を始めるためのものを買い揃えていくと
50万円位にはなったかなと思います。


安いか高いかは、移住という別の尺度が混ざるのでわかりませんが50万円で都会の暮らしから脱却し沖縄ライフが始められたのかなとおもっていますか。


住む場所や、目的によっても家賃など変わっていきますし
沖縄で中古車を買わなくてはいけない場合もあります。

沖縄移住 住む場所の決め方

僕はどうやって住む場所を決めたのか、

まず、不動産サイトなどを片っ端からみていきました。

地元向の物件やリゾート物件、海が見える、山の中、などなど

たくさん見る事をお勧めします。

沖縄移住 賃貸の相場

     1ルーム  1K/1DK  1LDK/2K/2DK  2LDK/3K/3DK  3LDK/4K~
那覇市   4.3万円  4.3万円  6.3万円    7.6万円     9.7万円
宜野湾市  3.9万円  3.9万円  5.4万円    6.4万円     8.0万円
浦添市   4.0万円  4.0万円  5.5万円    6.5万円
名護市   2.7万円
沖縄市   3.6万円
豊見城市  5.5万円  6.2万円  7.4万円
うるま市  3.7万円  4.6万円  5.1万円    5.9万円
糸満市   3.5万円  4.9万円  5.8万円    7.3万円
中頭郡   3.7万円  4.8万円  5.5万円

沖縄移住 物件検索サイトこの表は スーモのサイトに掲載されているマンションの相場一覧となります。
とっても便利ですね。くわしくは詳細はこちらです


うちなーらいふ

沖縄の企業が運営している検索サイトです。

情報量も多くてわかりやすい。沖縄専門サイトです。

うちなーらいふを見てみる



グーホーム

こちらも沖縄に本社がある会社さんです。

物件数も多くなっています。筆者はよくこちらのサイトを眺めています。

その理由は表示が少し早いからです。。

グーホームを見てみる



いい部屋ネット

いい部屋ネット沖縄版で探す

大手のサービスとなります。

いい部屋ネット沖縄版を見てみる



スーモ沖縄版

見やすく使いやすいサイトです。

こちらも大手のサービスとなります

スーモ沖縄版を見てみる



ホームズ 沖縄一覧ページ

ホームズのサイトでは沖縄のページなどはなく
沖縄一覧のような形でしかないので、すこし見づらいと思います
ホームズ沖縄一覧をみる


沖縄の田舎で暮らす

沖縄の田舎で暮らすのはかなりハードモードだと思いますが

住めばどこも都ですよね。

本島北部や離島はあまり不動産屋さんが仲介していないので、市町村が運営する「空き家バンク」などを利用するか、

現地の人と親しくし直接の交渉になります。

(かなりハードモードなので、まずは不動産屋さんの仲介で1-2年住んだのちが良いと思います)

やんばるに住みたい!って気持ちは分かります

沖縄の市町村が運営する空き家バンク/移住ページ

お役に立ちそうなサイトを並べておきます。


石垣市移住定住支援ポータルサイト


久米島 島ぐらしガイド


粟国島移住ページ


沖縄本島北部 東村 移住者向けページ



沖縄移住 県営・村営住宅

入るにはいろいろと手間や条件があると思いますが、リンクを載せておきます。

市町村の住宅もあると思いますので、調べても良いと思います。

沖縄県の県営住宅のページ



実戦した おすすめ 移住方法

1.移住の気持ちを固める

2.ネットで物件を探す&地域を探す

3.相場感や地域を決める

4.決めた市町村にあるローカルな不動産屋さんの名前でサイトを検索する
(検索サイトに載せていない物件がかなり出てくる)

5.物件探しに一週間位沖縄に行き不動産屋を回るor内見する

6.契約して移住する

こんな感じの流れで物件を探しました。



沖縄移住の良かった事

沖縄移住して良かった事は多々ありますがその中でも、これはよかったな!をご紹介します

沖縄は家賃が安い

一番最初にすんだ恩納村のアパートは3LDKでリビングが14畳くらいある部屋が駐車場込み52,000円で海まで 徒歩2分くらい 高速道路入口まで10分位の好立地でした。

同じような物件でも宜野湾市や那覇市などの都会に行けばもっと高くなってくるかもしれません。

埼玉だと15-6万位するんじゃないでしょうか。



満員電車に乗らなくて良い

埼玉に住んでいて、会社員時代は毎日決まった時間にすし詰めの電車に乗っていました主要な駅ではないので、電車のドアが開くと一人も人が降りず壁のようになっており、そこに突入して挟まれながら目的地に着くという生活をしていました。

フリーランスになり朝の通勤電車に乗らなくても良くなりましたが、打ち合わせなどで帰るときの電車で帰宅ラッシュは避けられませんでした。。

それから解放されたのは大きかった。

沖縄では毎日海が見れる

朝起きてカーテンを開けると海・海・海

想像しちゃいますよね。

僕が最初に住んでいた恩納村のアパートそこまでリゾートではなかったのですが、遠浅の海が広がる景色でした。

場所によっては、朝日が海から登るのを毎朝見れたり、

西海岸側であれば、毎日夕日が沈んでいきます。

それだけでも、住む価値はありますよね。


沖縄 島野菜 トロピカルフルーツが安く買える

沖縄のスーパーといえば、サンエー と かねひで が有名ですが普通のスーパーでも島野菜やトロピカルフルーツが買えます。

また、島の直売所がいろいろな所にあり、そこに行けばローカルな食材が季節に合わせて買うことができます!

おばーちゃん達が自宅の広い庭で栽培した島野菜とか魅力ありますよね


ウチナースタイル 毎日サンダルでもいい

入学式とか結構みんな普段着 アメリカ文化的!?いい意味でラフでカジュアルな部分があります。

幼稚園や学校の入学式とか親は結構ラフです。

内地ではあんまり考えられないですよね、普段の履物が島ぞうり、という方も多いと思います。

もちろん、学校や会社にいく時はちゃんとした靴を履いてますよ。


沖縄は ずっとあったかい 特に冬は快適

寒いなと思うのは、Tシャツでは過ごせなくなった頃から、

だいたい12月の後半から3月頭くらいは20度以下になり15度を下回るのは1月中旬頃

その頃は流石にTシャツでは過ごせないので、トレーナーやジャケットをきますが

2月の終わり頃から暑くなったり、寒くなったりを繰り返して、3月以降はずっとTシャツで過ごせます

この気候に慣れてしまうと寒いのが苦手になりそうです。


沖縄は 地震があんまりない

移住前は埼玉に住んでいたので、関東は結構地震がおおく、

こちらにきてあまりの地震のなさにビックリしています。

逆に年に数回来る震度3程度にとても驚きます。。。

海も近いのでちょっと怖いですが

ほとんど地震が起きないのでその点はいいのかなーと思ってますが危機管理はしっかりしたいと思います


沖縄は 日が沈むのが遅く、日が昇るのも遅い(関東と時差がある)

沖縄は日が沈むのがびっくりするほど遅く感じます特に夏場です。

夏は夜8時頃まで明るい時があります。また、朝、日が昇るのが遅いです。

朝7時頃にやっと明るくなります。関東の日の出と沖縄では40分-60分くらい差があり

沖縄の方が遅く明るくなります。

夕方関東から飛行機で帰ってくると、沖縄についてもまだ夕焼け続いているみたいになります

沖縄が過ごしやすい一つの理由ですね


沖縄には花粉症が無い

沖縄はスギの花粉がないらしい!ので花粉症の人にとっては最高の場所だと思います。

本当に辛いですからね。。

ちなみに僕はアレルギー性鼻炎なので基本的に鼻が詰まっていたりくしゃみがでるので変わりませんが・・・

また、黄砂やPMも意外と飛んでくる、

沖縄といえば青い空、みたいなイメージがありますが、意外とフィルターがかかったような空の時が多いです

PM情報もネットで見れるので、こちらも対策していればなんてことないですね。


毎週マリンスポーツできる

時間さえあれば毎日でも海に行けます。マリン系のお仕事の方など最高ですよね。

僕は家で水着に着替えて浮き輪をかついで、そのまま子どもたちと海まで行って泳いで遊んで、

帰ってくるみたいな事をしていました。沖縄の人はあんまり海に行かないので、また遊びに行くのーと思われてましたよ

夏の日中は日差しがすごいので、海に入りに行くのは夕方6時頃子どもたちが学校から帰って夜ご飯の前に一時間遊ぶ

そんな生活をしていました。今は子どもが少し大きくなったので、あんまり行ってません・・・

ちょっとさみしていですね。。w





沖縄に移住して不便な事や困ること

子どもたちの中には生まれてから沖縄生活の方が長い子も出てきましたので

ずいぶん経ったなと思ってます。

沖縄に移住して不便に思う事や困る事を書いてみます。

アマゾンや楽天で商品を頼んでも到着に最短で2日はかかります。

電池バッテリーが入ってる電子機器は航空搭載できず、船便になる事があり一週間くらいかかる事もありますのでちょっとガッカリしますよね。


メルカリも注意

メルカリでも電子機器を買ったり発送したりする場合に、やっぱり時間がかかってしまいます。

早く評価を入れて欲しかったり、入れたかったりしますが、一言「沖縄なので到着に時間がかかるかもしれません」と伝えるようにしています。

バッテリー電池がないものでも、陸海輸送にされてしまう事があるので、ヤマトさんの営業所などで大丈夫な事を確認してから発送する方が良いと思います。

沖縄から送る場合は「陸海輸送」になってしまう事があるので、心配な方はクロネコヤマトの営業所で直接伝票を発行し、スタッフに「空輸でお願いします」と伝えると、中身確認しOKをもらえると、翌日や2日位で本土に到着します。


騒音がすごい

嘉手納基地のすぐそばにすんでいるのでかなりうるさいです。><

58号線を通とよくこの光景に出会います。

迫力が・・・

基地のパラシュート部隊も肉眼で見たことがありますよ


夜に戦闘機が飛ぶことはあまりないと思いますが、、

エンジンのアイドリングの様な音が一晩中響いている時があります。

その音は結構響くので、ちょっと辛いですね。

あんまり防音設備が整った家ではないので、結構うるさいのが現状です。。


恩納村は昼間山の方から銃声が響いていた

以前住んでいた、恩納村は山が米軍の基地という事もあり、

山の方から大きな銃声 バババババ〜

や バズーカー的な ドカーン! ドカーン! という音もよく聞こえてきました。

流れ弾とかは心配しなくても良いとは思うけど、煙とか見えた時は流石にこわいな。。と感じました

そんな事以外は恩納村は素敵な村で今も毎日行ってます。


移動手段は車しかありません

那覇市などはモノレールもあるし、バスもタクシーも頻繁に通っているし、移動距離があまり多くないと思いますが南部や中部、北部の方に済むと(都市部以外)100%車必要です。

なぜなら、バスは本数が限られているし、金額が割と高い僕の住んでる場所から職場まで片道400円(10k-15kくらい) 新潟とか地方の田舎と同じですよね。

なので車がないとキツいですね。

沖縄の人はコンビニいくにも車で行くし。

徒歩5分でも車を使います。

僕もそうなりつつある・・・・


湿気がすごい

湿気が多い時期に

湿度計をみると98%とか謎の数値になってる時があるほど、湿気はひどいです。

楽器や洋服がカビますので、しっかり対策しないと大事なものが台無しになります、、

乾燥機と除湿剤は必要ですね

エアコンも無いと生きていけません・・・


台風が結構やばい

関東にも大きな台風が来て被害も大きかったのですが、

沖縄も直撃するとかなり大変です

窓ガラスに養生テープバッテンは当たり前にやります。

本当に何が飛んでくるか分からないのでとっても怖いです。。

台風が去るとそころ中の道路で電線が切れていたり、

ガードレールが曲がっていたり

信号が無くなっていたりします。。


一昨年は4日間ほど電気が復旧しない状態でした。。

その時は以前住んでいた、恩納村の自宅の駐車場が海になってました・・・

御近所さんの車は廃車になったそうです。。

引っ越してよかった!とは言い切れない人ごとじゃない感でした。

台風こわいですー。。


台風がいつの間にか来てる

いつの間にか、というか、

沖縄上空、頭の上で発生する事がよくあるように思います。

「なんか今日風、強くない?」

台風が沖縄本島付近で発生しました!  みたいな

「明日、台風くるから!」

早くね?? みたいな そんな事が夏にはよくあります。


台風は吹き返しの風が結構強いのようなので、
直撃して、台風の目に入ったあと吹き返しがきたら
最大限の注意をしてくださいね。
そして絶対に台風接近時は外に出ないようにしましょう。


沖縄に移住して不便だなとか困るなという事を上げてみましたが、

それを含めても、楽しく生活ができてるなと思っちゃってます。

馴染む方は 馴染めるけどって感じだと思います。

僕も移住したての2年くらいは関東に戻りたくてしょうがない時期もありましたが環境をさらに変えたりしながら生活すると

どんどん楽しくなってきます。


沖縄に移住してビックリした事

沖縄に移住してから、びっくりした事が多々あります。

幼稚園と小学校が同じ敷地内にあり、以前までは中学校も同じ敷地にあった

以前恩納村に住んでいるときは、一つの敷地内に、幼稚園から中学校まであり、校長先生も1人でまとめていました。
全校生徒2-300人で、面白いなーと思いながら子ども達を通わせていました。最近は(恩納村)中学校が統合されたそうです。

オジーオバーの会話がまるで異国の言葉

普通に沖縄にいるだけでは、なかなかおじいちゃんや、おばあちゃんとお話しする機会はありませんが、仕事柄接する機会があるのですが、「うんうん」とあいづちしかできません、
完全に「宇宙語」です、
ちょっと大袈裟ですが、地元の人と(同年代)一緒に話を聞いても、
「何言ってるかわからんかったわー」とか言ってました。
僕よりは掴めてるとは思いますが、そのくらい独特なんです〜
沖縄の方言って面白くてすきなんですよね〜。イントネーションもいい感じだし。

お酒を飲んだ時の車代行料金が不明

代行料金って時価なの?って思うくらい不明です。
先輩がなにやら、代行の人と交渉していて、
「1500円でいける?」「それでおねがい!」
そんな交渉をしていて、ここはアジアの村なのか?と思ってしまうほど。
でも、きっと何キロいくらとか決まってるはず・・・・w

スーパーで豆腐が袋に入って売られている

豆腐は木綿と絹しかないと思っていましたが、沖縄には島豆腐というのがあり、毎日、豆腐をスーパー届ける方がいます。
「豆腐やさ〜ん」とサザエさんみたいな人が自転車に乗った豆腐屋さんを追いかけるイメージですが、沖縄では豆腐屋さんが豆腐を運んできます。
それもスケジュールが決まっているそうですよ。
以前、豆腐屋の配達の仕事をしている方に聞いた事があります。
沖縄の端から端まで筋道を覚えて豆腐を毎日運ぶそうです
大変なお仕事ですね〜。
島豆腐は普段の豆腐に比べて、少し塩気があります。暖かいまま売られているのも特徴的です。興味ある方は調べてみてくださいね

スーパーのレジで袋詰めをしてくれるのがデフォルト

最近はセルフレジなども増えてきましたが、基本コンビニと同じで、袋に詰めてくれるところまでやってくれるので、移住当時は結構びっくりしました「沖縄ってなんて親切なのー」って。

スーパーでお中元やお歳暮時期のシーチキンの量 沖縄県の全国平均の4倍らしい

シーチキンの箱を大量に買っている方をよく見かけます。
炒め物などにシーチキンは欠かせない様です。
シーチキンか、ポークスパムが主流ですが、若干ポークスパムの方が値段が高く、量もおおいからか、とんでもなくシーチキンが好まれています。

沖縄の気候に慣れると冬が寒くてしょうがない

寒いと感じるのは1月〜3月ごろまで、これは本土と変わりませんが、12月でも気温が20度程度あったりします。寒い時期でも10度以下にはならないと思います。
夏日25度以上が11月くらいまで続くきますので、クーラーガンガンだったりしますが、
気温が落ちた途端に暖房を入れたりする様になるくらいです。
どちらにしても過ごしやすい事は間違いありませんが、なかなかコートなどを着れないのが残念です。

道路にいろんなものが落ちていたり 飛んでくる

沖縄の高速道路を走行中に少し前のトラックの荷台から段ボールの様なものなどが宙を舞い出し、あわやな経験をしました。

国道を走っていると、前からヤシの実か、アダンの実が飛んできて、幸い車にはぶつからず、バックミラーを見ると地面で大破した瞬間を目撃した事があります。
ぶつかっていたら・・・ですよね。

タイヤのホイールが追いかけてきたこともありますw

台風の去った朝なんかは、かなりひどい状況になってますので、あまり車の運転はお勧めしませんか、電線が道路中に散らばったり、電柱が倒れていたり・・・結構悲劇的ですよw

車社会バリバリなので、十分に気をつけたいところですが、
当たってくるものはなかなか避けられませんよね。。

ドライブレコーダーをつける方も多いですね。僕はつけてませんが・・・

車の保険はしっかり入っといたほうが無難かも知れませんね。

湿気とカビが酷くて、喘息を再発しました

住む部屋にもよりますが、湿気やカビがとてもひどいです。
以前住んでいた部屋は、海が近く風も強かったのであんまり窓を開けることができない、開けても凄い湿気が入ってくる状況でした。
楽器がダメになるんじゃないかと思うくらいです。
押し入れなど 黒い粉 多分カビ がひどかったです。
そのおかげで、小児喘息だった僕は再発いたしましたし、子どもは喘息で数日間入院した事もありました。
ロケーションは最高なんですが、海が近すぎても良くないものですね。。
今住んでいる所は割と乾いた風が吹くばしょなので、あんまり湿気を感じずです。
と言っても、湿気の強い日は湿度90%等になったりしますが、、

行事がたくさんある

本当にいろんな行事があります。正月は3回くらいありますよ。
旧暦 9/7 風車祭(カジマヤー) 97才の長寿のお祝い この年齢になると子どもにかえると言われており風車をもち、集落などをオープンカーなどでパレードします

旧暦 11/25
冬至 (トゥンジージューシー) 混ぜご飯(ジューシー)を作って食べる日

旧暦 12/8
鬼餅 (カーサムーチー) 月桃の葉っぱでお餅を包んで食べる日 

お正月
新暦 1/1 こちらは普段のお正月

旧暦 1/1
正月(ソーグァチ) 長男が仏壇のうるお家を回ったりします

旧暦 1/16
グソーの正月 グソーとはあの世とかご先祖という意味で、その方達の正月になりますお墓にお供えをする日です。

旧暦3/3
浜下り (ハマウリ) 女の子が海の浜で身を清める日 

旧暦4月吉日
清明祭 (シーミー) 沖縄の大事な行事の一つ、お墓に集まって食事をします。シーミー渋滞が発生したりします

旧暦 5/4 
四日の日 (ユッカヌヒー) ハーリー大会が行われる日、平日だろうが関係なく海でハーリー(沖縄の伝統的な船 カヤックみたいなやつ)でレースを行います。大漁祈願ですね。
めちゃくちゃ盛り上がります。

旧暦 7/13-15
お盆 沖縄では、お盆新暦8/15前後よりもこちらを重視しています。
1日目 ウンケー ご先祖をお迎えする日
2日目 ナカヌヒー
3日目 ウークイ ウチカビというあの世で使えるお金を燃やします。この日はあちこちの玄関先でこの様な光景を目にします。

新暦8月お盆
町や村の至る所で、青年団のエイサーが見る事ができます。夜は幻想的ですよ。

まだまだ、あると思いますが、ざっくりとこんな感じです。

直売所がいっぱいあるから楽しい

沖縄には、直売所や道の駅がたくさんあります。地元の島野菜や加工品などはスーパーよりも新鮮で安いです。中でも、宜野湾市にある「ハッピーモア市場」うるま市にある「うるマルシェ」恩納村にある「おんなの駅」は楽しいが詰まったお店です。
ぜひ遊びに行ってみてください。

子ども達はやたらと知らない言葉を使い出す

急に子どもが、「あっが!」とか「まさい」とか、知らない言葉を使い出す
沖縄のスラングってやつですね、やっぱり学校で覚えてきますよね、
「死になんとかヤッサー」とか「ぷーひやー(おなら)」とか「かんぷー(髪ゴム)」

語びに「さー」とかね。わからない言葉を聞く度に、
いちいち聞いてしまいます
面白いから良いのですが、
普通に「死なすんど」使われるとびっくりしますが、
そんなに深くは無いので安心していいとおもいます。

逆に、僕が職場で、「なんとかじゃん」とか「めっちゃ」とか「いいかんじ」とか言ってたので、同僚などに言葉が移って、同僚の友達に「おまえ内地行ってきたの?」と聞かれたりするそうですよ。


仕事について僕がとった行動

沖縄移住後2年ほどは当時やっていた仕事を自宅でやる様な生活でした
しかし、仕事と生活の両立がうまく出来なくて、どんどん心も体も落ちこんでしまいました
なんとか立ち直ろうと思い、外で働くことを決意

・車で走っていたら、Photoshop使える人募集の張り紙があったので電話したら
web関係の会社かと思いきや、不動産系の会社で、一から自社のホームページを作って欲しいという条件でした。ところがある程度作った後、突然フリーランスとして、ここの事務所つかわないか?と言われ、場所代〇〇円です、、、みたいな、秒速で辞めました。

・フリーペーパーで見つけたIT系のお仕事入ってみると・・・
ロケーション最高の場所にあるIT系の会社、入ってみると、そこは出会い系のサイト制作でした。それは別に良かったのですが、またまた、一週間すると、「新しく優秀な方が入るから、今から荷物まとめて帰ってください」というシリコンバレーに出てきそうな感じで解雇されました。気持ちのやり場が見つからなくて、そのままギターを弾いて曲を作りましたw

現在は、たまたまのご縁(知り合いの知り合い(繋がりってやつ))で入った中小企業で働いています。
中の人的な感じで、webの更新やSNSの発信、EC業務などをやっています。
本当にこの会社に出会えて、僕は拾われたな〜と、居てもいいんだここに!と思えてます。
この会社に出会えていなかったら、もしかするともうすでに沖縄にいなかったかもしれませんね。。


こんなはずじゃなかった沖縄移住

移住してまもない頃はウキウキとドキドキだらけで楽しかったのですが、半年から1年くらいすると?
いろんなところに「あれ?」が出てきます。

・学校行事やパートで奥さんがなんだか充実しているように見える
むちゃくちゃいい事なんだけど、ひたすらクライアントとカフェやコンビニの店員さんとしかコミュニケーションを交わせない状況(奥さんとは話す)で
友達や気心知れている人がいない状況がこれほど、自分をおかしくしていくのか!
と知りました。
まだ、逆のこともあるかも知れません、一方が色々なコミュニティーに参加しまくっていて、もう一方が取り残されてしまったような、なんだかつまらないなーという気持ち
ありますよね。

・2年目に本気で東京に帰ろうと思った
仕事や自分の親の様子を伺いに年に数回は東京に行っていたのですが
海も、山も、沖縄の道も見ているのがなんとも辛くなり、
もう、「東京に帰らない」と奥さんに言ってました(自分が沖縄行こう!と言ったくせに。。。)
自分でやれることが全然見つかっていなかった事もあって、どこか別のところが
自分の場所なんじゃないか?とそんな風に思っていました。

そんな時は、サカナクションのgoodbyeに僕は救われていました。

六畳の部屋が僕の作業部屋だったのですが、「一体ここはどこなんだろう?」
部屋の外は沖縄なんだろうけど、「この空間はまるでどこか別のところなんじゃないか?」なんて、映画のトランジション撮影の中にいるような謎の感覚でしたが、

そとで、働き出す様になって、どんどん体が軽くなりました。
働けてよかった〜って思えましたw

とにかく夫婦二人だけで子育て

頼れる大人がいないかった。24歳の時1人目が生まれてから、僕たち夫婦は子どもにまつわる全ての事を2人でやってきました。(ごめん、ほとんど奥さんに負担かかってた。ありがとうございます)
なので、僕たちが病気をした時やどちらかが、かける時が本当に大変でした
もちろん、それは沖縄に来ても、、

家族と向き合えた事

沖縄に移住して特に変わったことは、家族と一緒にいる時間がすごく増えた。
僕の場合は通勤時間が多く見積もって(渋滞など)30分くらいで、そんなに残業がある仕事でもないので、家族と一緒にいる時間がものすごく増えました。
特に、奥さんとの時間が増え、休日はカフェに行ったり、海でシュノーケルしたり、
いっしよに何かをするって本当に幸せな事だなって思います。
向き合える時間が増えたので、移住直後から数年は、離婚の危機など、何度起きたことか、、って感じです。
お互いの価値観や思いのすり合わせや共有ってゆっくり時間をかけないと難しいのかも知れませんね。

沖縄になじむコツ

沖縄に溶け込む事が一番大事で、その中でも必須スキルは、繋がりを作る事です。
「だれだれ」と「なになに」をした事がある、というだけで、信頼度がグンと上がります。
移住当初は家に引きこもっていたので、全く地元の人と交流をしませんでしたが、
徐々に学校行事などに出ていき、参加しているうちに、「ここにいてもいいのかな?」という雰囲気が出てきたりします。例えば、車が壊れたりする時、本当に「終わった」って気持ちになりますが、思い切って少し仲良くなった地元の人に相談したりすると、車屋さんを紹介してくださったりして、「だれだれの知り合いなら、安くしとくさー」となったりします。
僕の場合は、18歳の時に初めて沖縄に来て、同世代の音楽仲間がいたというのが一番大きく、見えない繋がりが、居場所を作ってくれたりします。
うちの奥さんもとある役場で臨時職員をした事もあります。それも繋がりから生まれた仕事です。
知り合いになっておくことは大事ですね。
そればっかりになってしまうのも良く無いですけどね。。


沖縄移住で必要なスキル

僕が移住してみて分かったことは、地元の人と接点を持つことが一番大事
やりたいことがあって、沖縄にくるなら尚更ですね。

というか、正直なんのスキルもいりません。

沖縄に住みたいと思って、行動して、住むことができる
これだけで、結構凄いチャレンジです。
「行ってみたいな」とか「情報収集して挫折」とかあると思いますが
実際体験してみて、一週間でも一ヶ月でも沖縄にいて、やっぱ合わないなと思えばまた別の場所を探すほうがいいと思います。元の場所に帰るのもありです。
引っ越してみるというのが挑戦だしチャレンジだと思います。
なので、その結果帰ることになっても、それは失敗ではなくて、合わなかっただけです。
次のチャレンジが始まっただけです。

いかに失敗しないようにするかは、とても大事ですが、
頭で考える段階で、「もう無理」となってしまうのであれば
沖縄移住しないほうが良いかもしれませんね。
たまに、遊びに行きから始めましょう


最後に

僕にとっては今回沖縄に移住する事ができて、7年目を迎える事ができて
本当に大きな転機でした。新しいステージが始まった(はじめた)。
こんなチャレンジを家族でできた事が僕たち夫婦を大きくしたように思います。
たぶんこれからもいろんな事がおきますが、前向きにチャレンジしていこうと思います。

ここまで読んでくださりありがとうございます
すこしでも、あなたの沖縄移住の参考になれれば嬉しいです。


ぜひ、僕がやっているYouTubeチャンネル
「なるかわくろ 沖縄移住VLOG」のチャンネル登録 お願いいたします。
僕がリアルに体験している事や日常を高画質でお届けするVLOGとなってます。

最後までありがとうございました。
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