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てんかん発作の分類について学びなおし

※この記事は医療従事者向けです。

てんかん薬の使い分けが分かりません。

薬学部に通っていたころは必死に覚えていたはずの、てんかん発作治療薬。

しかしながら長年の企業勤めで、すっかりどの薬がどの発作に適しているのか、また発作によってどんな症状が特徴になっているのかを忘れてしまいました。

てんかん薬についてもう一度学びなおそうと思って、本日はてんかんの分類から勉強しなおしました。

〇てんかんとはどんな病気か

WHOによると、てんかんとは「脳の神経細胞に突然発生する激しい電気的な興奮により繰り返す発作(てんかん発作)を特徴とし、これに様々な臨床症状や検査の異常を伴う脳の慢性疾患」と定義されています。

大脳の神経細胞の活動に異常が発生し、電気的な乱れが起こることで発作が起こります。

    

簡単に、発作の分類をまとめました。

大きく、全般発作と焦点発作に分かれます。電気的興奮が大脳の全体に及ぶか、大脳の一部に発生するかで症状・適切な薬が変わるのです。

こうやってイラストを描いて勉強していると、学生時代を思い出す・・・。

薬の使い分けに関しては、また明日詳しく勉強して書きたいと思います。

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