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号外!! トランプが【政府存続計画(COG)】を認める発言! Qたちが水面下で進める【デボーション(大統領権限移譲)】が実在か?! なぜ、このタイミングで認めるのか? 【レッドオクトーバー_2023】開幕! バックルアップ!! 第65話






【あらすじ】B大学の大学院生のアカツキ初美が、陰謀論オタクのクリスたちと「世界のリアルな真実」を探し求めるストーリー。風変わりな教授から出された【マドンナの暗号】を解読するため、初美たちは【シロウサギ】を追って、陰謀渦巻く世界を駆け抜けるーーー

※この小説は、「リアルタイム連動デジタル小説」です。過去にさかのぼって、読み始める必要はありません。どこから読み始めても、次第に【世界の真実】が見えてきます。それでは、デジタル世界における冒険へ出撃!(初美)


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2023年9月29日(金)17:00
B大学国際関係学部 専用図書館「ホワイトキューブ」 サベイランスルーム

B大学大学院生のアカツキ初美は、ホワイトキューブのサベイランスルームで、学内サベイランス業務を行っていた。

サベイランスルームの最前列には、初美たち5名の大学院生が並び、正面スクリーンと手元画面に映し出される映像をチェックしていた。初美たちの後の「指令席」には、TA(ティーチングアシスタント)の山口幸夫が座っていた。

スクリーンを見ながら(やっぱり、今日は、議論することが山のように、あるよね・・・)と初美は思った。

9月末の金曜日ということもあって、GRSコースの学生たちの殆どが、ミーティングを行っていた。その様子は、完全ガラス張りで、サベイランスルームでチェックされていた。

(・・・だけど、今一つ、学生たちの議論に盛り上がりが欠けている・・・【補助線】を出してあげる必要があるかも・・・しかし、クリスの奴、執筆担当になったというのに、なぜ、こんな重要なことを書かない?)

初美は、自席に座ったまま、椅子を回転させ、TAの山口を見た。

「初美君、なんだい?」

「執筆担当のクリスが、肝心なタイミングで、重要なことを書かないので、私が号外を出してもよろしいですか?」

「うむ。そうだな。いいんじゃないか。号外を認める。どうも、星田君とかクリス君とか、動きが鈍いな・・・山寺での修行がきついのかな」

「二人とも、このところ、ヘロヘロみたいです・・・」

「まあ、あっちは、朱先生に任せておこう」

「ですね」

「初美君の号外は、いつも、後から見ると、最高のタイミングだ。特に、一番最初の号外は凄かったな」

「ありがとうございます! では、号外を書きます」


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2023年9月29日(金)17:30
B大学国際関係学部 専用図書館「ホワイトキューブ」 サベイランスルーム

初美です! 執筆担当のクリスが書かないので、私が代わりに書きます。日本では、あまり、ちゃんと報道されていないように思いますが、もの凄く、意味深な、トランプ発言が飛び出しました。ぶっ飛びです!


その発言は、2023年9月27日。ミシガン州において、自動車産業などの労働組員にむけた演説で、語られました。こんな感じです。

私の第2期政権において、つまり、我々は、今、トランプ政権第2期にいるようなものだが」

※下記は、この発言を含む動画(8分57秒あたりから)です。


そうです! この発言は、デジタルソルジャーたちが考えている推測(=【政府存続計画】あるいは【デボリューション】)を、暗に認めているのです!

※ちなみに、この日のトランプ演説について、NHKが下記のような長めの記事を書いていますが、この重要なトランプ発言については、全く触れていません。


この件について、くわしくない方に少し説明すると、2020年の大統領選挙が外国勢力による介入により「乗っ取られた(盗まれた)」=【不正選挙】ため、トランプは大統領任期が切れる直前に、【政府存続計画(COG)】を発動させたのです。あたかも、核攻撃によって米国政府の存続が危うくなったの同等レベルの国家非常事態を宣言したということです。


※政府存続計画の策定を命令したのは、ジョン・F・ケネディ大統領


仮に、このような【政府存続計画(COG)】が発動されていた場合、色々なケースが想定できるのですが、メインシナリオは下記の通りです。

トランプ大統領は、2020年の大統領選挙において【コロナ禍を利用した大規模不正選挙】という外国勢力の陰謀により、勝利していたはずの選挙に負けたが、自らの任期が切れる直前に、【政府存続計画(COG)】を発動させ、大統領権限を当時のクリス・ミラー国防長官代行に委譲した(=【デボーション】)。

従って、バイデンは正規の大統領ではなく、現在もトランプが【大統領のようなもの】だ、というのが、多くのデジタルソルジャーが考えていることです。

それは、「普通の人」から見れば、気のふれた(馬鹿ども)が話す、途方もない『陰謀論』です。

しかし、この発言により、公の場で、トランプが、実はそうなんだよ(ウインク)と、認めたのではないか、と見られるのです。つまり、今も、ホントは大統領は俺で、今は、トランプ政権の第2期のようなもんなんだと。

この発言は、2020年8月22日の「トランプがQと世界救済計画を事実上認めた発言」と同様、極めて重要な発言だと思います。

世界は、変わりました。あの時のように。

そして、来週から、10月です。言わなくても、わかりますよね? そう、【レッドオクトーバー】開幕です!




※下記は【政府存続計画】関連のマドンナの暗号です。ご参考。


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2023年9月29日(金)18:00
B大学国際関係学部 専用図書館「ホワイトキューブ」 3F ベランダ

『マドンナの暗号』の号外を書き上げ、ネットにアップした初美は、サベイランスルームを出て、同じフロアのベランダに出た。

ホワイトキューブを取り囲む木々の上に、月がのぼっていた。

満月。

(そうか、忘れてたけど、今日は中秋の名月)

水平線近くに出たばかりの月は大きく、そして、赤く光っていた。それを見つめるアカツキ初美の両目も赤く光っていた。





***以下次号***

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