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マスクのない世界、再び! シリコンバレーバンク破綻でグローバルな金融危機発生か? プーチンへ3月17日に逮捕状! トランプは3月21日に逮捕か!! 世界各地でUFOが撃墜され、第三次世界大戦が接近する。いよいよ新世界へ!! 『マドンナの暗号 ファイナンシャル・エッジ編』シーズン2開幕!! 第58話





俺は、どうしたら、いいんだろう。
何をすべきなのか・・・
すげーだるくて、やる気がでない。
自分はどうしちゃったのか・・・
 
星田瞬は座禅を組みながら、考えていた。
 
無明だ。暗闇の中、一人で考え続けた。
どちらの方角に進めばよいのか・・・
 
『マドンナの暗号』のファイナンシャルエッジ編の執筆担当にしてもらったのに、全く書けない。責任を感じる。前任者たちは、みな奮闘して、よく書いた。
 
初代執筆担当はクリスで、次がトリサキ、3代目がレベッカ。そして、自分が第4代なのだ。出だしは好調だった。素人の大学生と違って、自分はプロの編集者兼記者なのだ。しかも、『ファイナンシャルエッジ』という、日本を代表する経済誌の編集者兼記者だ。書けないはずがない。しかし、書けなくなった・・・
 
はやく、ここから抜け出さねば・・・世界は、とんでもないスピードで進んでいるのに・・・なぜ、書けないんだ・・・
 
・・・音だ。誰かが静かに道場に入ってきた気配がする。
 
(誰だろう? 先生か?)
 
「気を散らさない。自分の中に集中して」
 
先生の声だ。
 
思考が中断され、ぐるぐる頭の中で渦巻いていた考えが消えていく。そうだ、集中だ。考えるんじゃない。心を透明にするだけだ。そうすれば、自然に・・・
 
「解決を焦ってはいけません」
 
(何の話だろう?)
 
「頭の中で、ぐるぐる考えていても、何も解決しません」
 
(確かに。 でも、じゃあ、どうやって解決すればいいんだ?)
 
「解決するのは、あたなではありません」
 
(え? ・・・だいたい、先生はなぜ、俺が思っていることがわかるのだろう・・・)
 
「解決するのは、時間です」
 
(じ、時間・・・?)
 
「時がすべてを解決するのです」
 
(・・・)
 
「流れゆく時の中で、あなたは、あなたがすべきことをするだけ」
 
(・・・!) 意味は全くわからない。
 
しかし、目を閉じて座禅を続けていた星田瞬は、目の前に光明が見えてくるのを感じて、驚いていた。
 
 
***



2023年3月13日から、日本は、「マスクのない世界」に戻る


2023年3月19日(日)19:45
B大学 若草寮 スタディルーム103

通称「トリサキ・ルーム」で、初美は一人で作業していた。

(さすがに、今日は誰も来ないだろう。一人きりだ)

そう思った初美は、BGMにYOUTUBEで『Surges』をかけた。大学に入って部活には入らなかったが、高校時代はYOUTUBEの動画のヒロインと同じく、テニス部だった。

(彼女たちの気持ちは、痛いほど、分かる。けど、そんな日々とはお別れだ)


日本では、今週の月曜日から「マスクは任意」「個人判断」となった。

(今までだって、個人判断だったのに・・・でも、これで、ようやく、コロナ下の『マスクの日々』が終わる)

B大学のGRSコースは、今日、3月19日が卒業式だった。GRSコース1期生の初美たちは、2期生の卒業式に全員が招待されていた。

いつも舞台衣装のトリサキやレベッカも、まるで普通の卒業生のように着飾っていた。

(それにしても・・・今日の日経新聞は、すごい・・・)

2023年3月19日付、日経朝刊

①【習近平、プーチン、トランプの三角形】が見事だ。
②三角形の頂点(つまりこのページの中心の)習近平は【仲介外交】
③三角形の両翼の、プーチンとトランプは【逮捕】

(・・・これほど、鮮やかなメッセージは滅多にない。でも、その意味を語り合う仲間は、今日はいなかった・・・少し寂しいけど、今日は一人でいい)

初美はそう自分に言い聞かせた。

(昨日の、日経も意味深だった・・・)


(シリコンバレー銀行が突然、破綻したのは、3月10日だった・・・あのあたりから、事態の展開が速い。金融関係は疎いから、よくわからない・・・こんな時、ギリッシュがいたら・・・)



(そうだ・・クレディスイスの経営危機の方が、世界経済へのインパクトという点で重要だ。株価は大暴落だ。しかも・・・)



しかも、クレディスイスの株価急落は、筆頭株主である、【サウジ】の銀行が、手助けを拒否したからだという・・・そうか。見えてきた。あの三角形だ。ちょうど一年前、2022年3月19日に、私たちが議論した、例の【投稿133】が鍵(キー)だ!

Qの投稿#133

初美は、『マドンナの暗号』の該当箇所(第200話)をネットで開き、Qの投稿#133を見た。

そうよね。これだわ。何度も見た。一年前も・・・そうだ、【三角形】だ・・・世界を影から支配する【ディープステート・システム】を支える【三角形】について、書かれている・・・

【三角形】の3つの頂点は、下記の3つ
 ①サウジ王家(+++)
 ②ロスチャイルド家(++)
 ③ソロス家(+)

このうち、ディープステート・システム最大の資金源であった、サウジ王家は、サウジの政変(王子たちの一斉逮捕)により、【反ディープステート陣営】に組み込まれてしまったのだ。

(そっか! この世界支配システムの【キーストーン】はサウジ王家だったのだ・・・そうなんだ。このグローバルな、ディープステート・システムを支える【キーストーン】がいくつかあるのだウクライナもその一つなんだ。あと、そうだ、アリゾナ州も【キーストーン】に違いない・・・)

(その、サウジ王家が、今回のクレディスイス銀行経営不安の引き金を引いた・・・? ディープステート・システムへの攻撃・・・?)


2月には、UFO(未確認飛行物体)を撃墜したというニュースが、立て続けに報道された。これも、信じがたい事態だった。

しかも、【反重力装置】を搭載・・・? まるで、SFアニメのようなニュースが続々と、大手メディアで流された。


オハイオ州の東パレスチナでの、大規模爆発も【世紀末】を思わせる酷さだった。ニューヨークタイムズは、この大事故を【チェルノブイリ2.0】と表現した。


しかも、この大事故は、映画で予告されていたという・・・


そして、バイデンは、大統領の日に米国を離れ、キーウを電撃訪問した。

(そうだった・・・大事故が起きたオハイオ州には行かずに、ウクライナに行ったのだ。バイデンは、どの国の大統領なのかと、オハイオ州の住民や、トランプ支持者は、それを非難した・・・バイデン政権は完全に、オハイオ州の事故をスルーしていた)



一方、トランプは、大量の支援物資とともに、被災地を訪問した。

(そうだ、私は忘れていたけど、荒巻君が言ってたわ・・・これは鮮やかな対比だと・・・。つまり、ほぼ同じ時期に、トランプは【チェルノブイリ2.0(=オハイオ州)】の被災地を訪れ、バイデンは【チェルノブイリ1.0(=ウクライナ・キーウ)】を訪問したのだ)


この3ヵ月に起きたことを思い返すと、気が変になりそうだった。(クレージーだ。イカレテいる・・・信じられない日々だ。今の私には、一人で、これらを全てまとめることができないけど・・・)

初美は、天井を見上げて、大きく息を吐いた。

その時。

トントン。

ドアがノックされた。


***以下次号***



コロナの後の未来(作詞・作曲 トリサキ・リュージ)



(Verse 1)
街中に人々がまた集まり始めた
笑顔で話し、手を繋いで歩く
マスクを外して、息を吐き出す
変わらない風景が戻ってきた
 
(Chorus)
でも、これからどうすればいいか、まだわからない
コロナは既に終わった、と仮定する
マスクは、もうしなくていい
明るい未来が、少し、見えてきた
 
(Verse 2)
大学のキャンパスにも人が戻ってきた
友達との再会に胸が高鳴る
対面授業も、部活も、サークルも再開だ
でも、心には未来への不安がある
 
(Chorus)
でも、これからどうすればいいか、まだわからない
コロナは既に終わった、と仮定する
マスクは、もうしなくていい
明るい未来が、少し、見えてきた
 
(Bridge)
今まで当たり前だったことに感謝する
前に進むために、新しいことを学ぶ
未来に向けて、一歩ずつ進んでいく
変化する世界を受け入れる
 
(Chorus)
でも、これからどうすればいいか、まだわからない
コロナは既に終わった、と仮定する
マスクは、もうしなくていい
明るい未来が、少し、見えてきた

***


■初美です!
いつも、マドンナの暗号をお読み頂きまして、ありがとうございます! さて、この1年は、マドンナの暗号にとって、なかなか難しい1年でしたが、ようやく、執筆者が動きだせそうです^^ と言う訳で、【ファイナンシャルエッジ編、シーズン2開幕】でーす。どうぞよろしくお願いします。

なお、私、アカツキ・初美と【アカツキ・ガンダム】のふかーい関係について、以前、ご説明したと思いますが、現在進行形で、とても興味深い【ガンダム(水星の魔女)】がテレビで放映されています。

魔女!)
(初美、麗子、マコの3人は、マドンナの暗号の【3魔女】と陰でささやかれている・・・)

そして、なんと、この4月9日から、『水星の魔女』もシーズン2開幕なのです!


というわけで、本日のエンディングは下記とさせていただきまーす。


■参考:








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