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[新春スペシャル]ツイッターファイル(NO.1~10)について、オールナイトで徹底議論 第55話

***あらすじ***

「ハリウッドのセレブ達が、暗号で通信しているのではないか?」

コロナ禍で外出禁止を余儀なくされた「血に飢えたセレブ」たちの奇妙な言動が禁断の世界を垣間見せるなか、B大学の特設コースに大学生たちが集い、世界の真実を求め冒険を開始する。

不老長寿のスーパードラック「アドレノクロム」とは何か? 世界を影から支配するのは誰か? 我々を待ち受ける「新しい世界」とは?

過去数千年にわたる戦いに決着をつけるため謎の投稿者「Q」が登場。全世界でデジタルソルジャーが立ち上がる。

シロウサギを追う冒険は、ウサギ年に決着を迎えるのか。決着の年、開幕!

***あらすじ終わり***



2023年1月1日 0:30
B大学国際関係学部専用図書館 ホワイトキューブ 大教室

「みんなー、あけまして、おめでとうー、ございまーす!」

司会のレベッカの挨拶で、新春スペシャル【オールナイト・ディスカッション2023】が始まった。


レベッカ・オレンジトン。GRSコース4年。
七色の髪のトリサキと同じバンド。ハスキーな声が魅力的なボーカル。
オレンジ色の髪、グリーンの瞳。


新しい年が始まってまだ30分しか経過していない深夜に、B大学GRS(グローバル・リアル・スタディ)コースの殆どの学生が「正装で」、ホワイトキューブの大教室に集まっていた。

日本古来の語り部の末裔であるマコは、森家に伝わる(ド派手な)巫女の装束で。「オタク」のクリスや「ひきこもり」の荒巻進は、世を忍ぶ忍者姿で。七瀬は真っ赤なバスケのユニフォームで。麗子は日本有数の大富豪の一人娘にふさわしい「お嬢様」姿で。バンドマンのトリサキとボーカルのレベッカは、舞台衣装で。そして、初美は、黒のミニスカートに白衣の教官姿でーーー


アカツキ初美。GRSコース1期生で、現在は大学院1年。
当初は陰謀論について何も知らない「素人」だったため、資料整理を担当していたが、
TA山口による「ナラティブ特訓」により才能が開花。
学部生に対して「ナラティブ講座」を行う教官になった。



「今日はオールナイトで、朝6:30まで「ツイッターファイル」のNO.1からNO.10について徹底討論しまーす。さらに、「Qの革命」という観点で考えた場合、2023年はどのような年になるのか、大胆予測しようと思いまーす!」ハスキーな声で、レベッカが宣言するように言った。

「いいぞー!」
「おー!」

「なお、本日は、カフェコーナーや、小さなスタディルームを含め、ホワイトキューブのすべての部屋で、リアルに議論に参加できるほか、ここでの議論は、学内全教室にリアルタイム配信されます。また、教授の粋な、はからいで、今日は特別に、ホワイトキューブのカフェコーナーは24時間営業でーす」

「おおー!」
「ナイス!」

「なので、みなさんは、大教室にずっと座ってるのでなくて、テキトーに、カフェコーナーに行ったり、食事をしたりしながら、朝までエンジョイしましょー!」

「いえーい!」
「サイコ―!!」

「では、本日のトップバッター、クリスさんから、ツイッターファイルの概説をお願いしまーす」




「はい、クリスです。みんな、あけまして、おめでとう! まずは、これまでに投稿されたツイッターファイルの一覧を見てください」

クリスはそう言って、大教室の大型スクリーンに下記を映した。

(結局、ツィッターファイルは、10個もでてるんやー。はじめは、マジに見ていたが、こんなに、連日のように英語で投稿されるとついてけん・・・)と七色の髪のトリサキは思った。

クリスが説明を始める。「ツイッターファイルは、現在のところ、10番まで投稿されていて、さらに、2つ「補足」があるから、合計12件。これを大まかに分類すると、こんな感じになります」クリスは、下記をスクリーンに映し出した。


(なーるほど。イーロン・マスクがツイッターファイルの開示を通じてやってるのは、総論としては、「国家レベルの言論統制」の実態の暴露、というわけや!)


クリスが説明する。「ツイッターファイルの、はじめの2つのタイトルを見てみると、NO.1が「ツイッターファイル」で、NO.2が「秘密のブラックリスト」です。この2つは、いわば「序章」です」

この2つのファイルによって、建前として言論統制を行っていないはずの、ツイッターが密かに【シャドウバン】を行っていたことが暴露されている。
さらに、【シャドウバン】のような言論統制を行うための【秘密チーム】が存在したこと、および、そのリーダーたちの氏名も公開された。

「このあたりはレベッカが詳しいので、レベッカ頼む」

「はーい。レベッカです。密かにシャドウバンを行っていた、秘密グループは、SIP‐PESといい、最も重要で、センシティブな決定は、ここで為されていたのでーす(下記参照:投稿②13-14)」レベッカが説明する。



「中でも、法務・ポリシー・信頼性の責任者のヴィジャヤ・ガッデ氏と、信頼性および安全に関する グローバル責任者のヨエル・ロス氏が、主導的な立場でしたー。CEO(最高経営責任者)であるジャック・ドーシー氏が知らないうちに、どんどん言論統制を進めていたこともわかっていまーす。なお、この、ヨエル・ロス氏は、2020年5月にトランプが悪者と指摘したことで、デジタルソルジャーの中では、知られた名前でしたー」


2020年5月にトランプが指摘したことは、正しかった。


トランプが示していた、2020年5月28日付ニューヨークポスト


「レベッカ、ありがとう。次に、ツイッターファイルのNO.3‐5を見ると、この3つはすべて、1月6日の国会議事堂襲撃事件【J6】を契機に、トランプをツイッターから削除した件についての、詳しい情報開示になってます」クリスが言った。



(この3つは、3人の投稿者からなんやな・・・情報が多いから、日付で役割分担したんか・・・)

「オレが興味深いと感じたのは、当初、ツイッターは、表立って言論統制を行うのをためらって、こっそりシャドウバンを行っていたのに、FBIなど政府関係者からもっと統制するように言われて、だんだんと言論統制を強め、ついには、正当な理由がないことを承知で、トランプを削除(アカウントの永久凍結)したという、ストーリーだ」とクリスが言った。

レベッカが挙手して、発言した。「私は、ツイッターがトランプを削除した時、ヨエルたちが、一線を超えてしまったという罪悪感や、歴史的な「偉業」を達成したのだという悪魔的喜びを表現しているような、社内メッセージが最高に印象的でしたー」

(ほんまやな。俺もそう思ったでー)とトリサキは思った。

「次に、ツイッターファイルのNO.6-9を見ると、この4つは、FBI、国防総省(ペンタゴン)、CIAなどとツイッターが連携して、言論統制を行っていることについての情報開示です」

「はい」レベッカが挙手した。

「レベッカ、どうぞ」

「この4つのファイルのタイトルでは、NO.6の「ツイッターはFBIの子会社だ」というのが強烈でーす」

(た、たしかに)

「はい」初美が挙手した。

「初美、どうぞ」

「私もそう思う。特に、従来は海外で米国の国益を守るため悪さ(陰謀)をしているCIAとは異なり、FBIは正義の味方のイメージが強かったし、ハリウッドの映画でもFBIは正義の味方の役割が多かった。これらのファイルは、そのような、FBIに対する良いイメージを徹底的に覆すような内容だった。しかも、国内では活動してはいけないCIAなどに代わって、FBIは悪事を働いたり、他の政府機関との連絡役となっていた。そして、なんと、ツイッターは、まるで【FBIの子会社】のように、FBIの言いなりになっていったのが、闇の深さを語っている。つまり、本当は、誰が指揮権を持っているのか、という謎を提起している。我々は、それを、ディープステート(影の政府、あるいは、腐敗した特権階級)だと思っているけど」

「さすが、初美。いい事言ってくれた。オレが最初に見せたスライドの【総論】と同じだ」そう言って、クリスが笑った。そして、再び、スライドを映し出した。


(そうか、【ナラティブのコントロール】が、この水面下の世界大戦の主戦場なんや。初美さんがずっと、こわだってきた「ナラティブのコントロール」なんや!)

「はい」3年生の赤星が挙手した。

「すいません、【ナラティブのコントロール】って、いまいち、すっきり分からないっす」

「秋学期に(私が、分かりやすく)説明したと思うけど、ナラティブっていうのは、「自分が自分に語る物語」。そう言うと、難しく聞こえるけど、例えば、政府が大部分の国民にワクチン接種をさせたいと仮定する。その場合、強制的に行うことも選択肢の一つだけど、現代の先進国にはなじまない。反発が少ない選択肢は、コロナの危険性を示し、多くの国民が自発的に、「コロナは危険だから、ワクチンを打った方がいい」と考え、行動すること。このように、ある行動をさせるための前提となる「物語(=コロナは危険だ)」を【ナラティブ(=ウソ話)】という」

「ありがとうございました。すっきりしました。僕、コロナになって、初美さんの講座を聞いてなかったので・・・【ナラティブ(=自分が自分に語る物語)】をコントロールすることで、国民をコントロールするのが、現代の支配方法ということですね」

「ザッツ、ライト(その通り)!」



「今日みてきたように、ツイッターファイルは、ものすごい内容で、しかもツイッター社の内部情報に基づく、信頼性が高い投稿なのに、現在のところ、ツイッターファイルについての報道が、日本でも米国でもきわめて限定的だ。つまり、大手メディアはスルーしている。しかし、今後は、違う」クリスはきっぱりと言った。

(ほんまかいな)とトリサキは思った。

「その一つの理由は、1月3日から、米国の新議会が始まる、ということだ。中間選挙の結果、(いまのところ)上院は民主党が勝ったが、下院はトランプたちの共和党が過半数を奪い返した。これは、トランプが大統領の時代と同じ構図だ。つまり、下院と大統領が泣き別れとなっている。あの時、民主党は徹底的にトランプの「(ありもしない)悪事」を追求した。その反対に、1月3日からは、下院を舞台に、バイデン・ファミリーの悪事や、FBIなどの国家機関が「ディープステートの手先」として国民に対して悪事を働いたことを調査し、議会で議論することができる。そして、大手メディアはこれをすべてスルーすることは不可能だ」

(そうやった。これを待っていたんや。だから、12月中は表舞台で大きな動きはなかった・・・そうや、イーロン・マスクによるツイッターファイルの開示は、「議会での議論の前段階として」、ディープステートの悪事を知らしめるってことやったんか)

「そして、もう一つは、ツイッターファイルのNO.10が出たってこと。つまり、みんなが待ちに待った、コロナに関する言論統制についての暴露が始まった、ってことだ。不正選挙によりバイデンが大統領選挙で勝利したというのは、トンデモないことで、それこそ、現代史における最重要事件として、語り継がれると思うが、現代に生きる我々にとって、コロナ禍が陰謀だったのではないか、というほどの話題はない」

(た、たしかに)

「オレは、ツイッターファイルの開示が始まって、なかなか、コロナの件が出てこないので、少し焦ったが、最高のタイミングで出てきた。年末年始で、みんなが少し余裕がある時期。米国の新議会が始まる直前。最高のタイミングだ。みんな知っていると思うが、イーロン・マスクは、12月11日に、「ファウチを起訴せよ」が俺の代名詞だ!というツイートをして、大さわぎになった」


「はい」レベッカが挙手した。

「レベッカ、どうぞ」

「イーロン・マスクは、「2023年が退屈な一年とはならないことだけは、確かだ」とツイートしましたー」

「さらに、下記のように、来週はもっと凄いコロナ関連の続報を出すよ、と予告したのでーす。サイコーに、エキサイティングでーす」


レベッカが続けた。「また、ファウチ・ファミリーに関しても、情報がどんどん出回っていまーす。そう言って、レベッカは下記をスクリーンに映し出した。


コロナ禍においてファウチ博士の娘はツイッターに勤務していたと認めるまで、
5度も質問しなきゃだったよ・・・


ファウチ博士の妻(写真左)は、米国立衛生研究所の生物倫理主任
写真右のファウチ博士の娘は、つい最近まで、ツイッター勤務
わかるかな? どーいう意味か?


(うーむ。終わってる・・・)

「はい」初美が挙手した。

「どうぞ」

「日本でも同様にコロナ関連のニュースが増えてます。例えば、大晦日の昨日、大臣としてコロナワクチンを推進した河野太郎氏が、ネット上に飛び回る「デマ」に対して、自身のブログで「運び屋」の私が「後遺症について」責任を取るなどという発言をしたことはない、という抗議文を掲載しました。下記です」

(え? 「運び屋」って?・・・しかも、大晦日にブログに書くって・・・)


(これ、マジなんか・・・)

「ちょっと、目を疑う言葉ですが、一応、私、自身でブログを見ました。確かに、「運び屋」と書かれていました。特別な意味を込めているのかもしれませんが、「運び屋」という言葉は、「違法な薬(ヤク)の運び屋」というような文脈で使われることが多い。日本国の大臣が果たした役割の表現として、極めて不適切だとしか、言いようがないと思います」

(ほんまやな!)

では、なぜ、そのような言葉を使ったのか? これは、後々分かると思います。なお、ちょうど米国では、不正選挙に関連して『2000人の運び屋』というドキュメンタリーが話題になったのが、想起されます」


「また、日本では厚労省がコロナを「5類」、つまり、インフルエンザと同じ扱いにする方向で検討してます」

「これは、【コロナ・ナラティブ(コロナは危険だという物語)】の終焉です」

(じゃあ、一体、いままでのコロナ騒ぎはなんだったのか!)と3年生の赤星は思った。

「【コロナ・ナラティブ(コロナは危険だという物語)】の終焉というと、穏やかに響くかもしれませんが、たいへんなことになると思います。ファウチ氏や河野太郎氏の評判が急落しているのは、その前触れにすぎません。関係者はパニックだと思います。いみじくも河野太郎氏がブログに書いてしまったように、「責任」は誰がとるのか、という話になります。必ず、なります」

(うーむ。この話題になると、あいかわらず初美は怖い・・・)クリスは思った。

「下記の通り、100人あたりワクチン接種回数で、日本は世界トップです」

「また、最近になって、ワクチン接種回数が大きく増えているのは、主要国では日本だけです」

「下記のように、政治家の鳩山氏が、興味深いツイートをしてます。河野太郎氏に言わせると、デマでしょうか? 【陰謀論】と切り捨てることはできないと言ってます」

「2022年11月23日に行われた「全国有志医師の会 緊急記者会見」も要注目です。その様子は、CBCで報道されました」

https://www.youtube.com/watch?v=al42A1SOLgY


「さらに、衝撃的な事実が明らかになってきています。日本の2022年8月の超過死亡が18000人、つまり、平均的な年に比べて18000人も多く亡くなっており、その原因がコロナワクチンと考えられるとのことです」

(そんなに・・・これも、デマなんか!)

「下記は、東洋経済の10月26日の記事です。大手メディアの東洋経済社が書くということは、相当な事態だと考えられます」


「私も自分で開示をチェックしましたが、2022年11月11日現在、ファイザーのコロナワクチン接種後の死亡として報告された件数は、1699件もあります(下記参照。1683+16=1699)。なお、ワクチンとの因果関係が認めれている訳ではありません」

「はい!」七瀬が挙手した。

「どうぞ」

「さて、話は尽きないが、このあたりで、一度休みにしないか? 夜は長い」

「さんせーい!」

レベッカがハスキーな声ですぐに同意すると、次々と賛成の声が上がった。深夜、1:55だった。



***以下次号***



■ご参考: 下記にQリプトラベラーさんによる、ツイッターファイル(NO.1ー10)の全訳があります。お時間のある方は、どうぞ衝撃のツイッターファイルを生で、ご覧ください。



■初美です! 終わったばかりの紅白歌合戦を見ましたか? 特に、紅組の最後の歌手のバックダンサーは、大勢の白ウサギたち。新年がウサギ年だからか? それとも、白ウサギが・・・?


■『マドンナの暗号 第2話』は、「ホワイトラビットを追え!」です。
よろしければ、大学3年生の私(初美)の、大冒険をお読みください^^



・・・さて、そんな風に、B大学GRSコースの2023年は始まりました・・・
新年もどうぞよろしくお願いします!






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