見出し画像

冬に咲く花

蝋梅

「蝋梅や咲きて震える昼下がり」
ろうばいや さきてふるえる ひるさがり
まだ早いかなと思いながら寄ってみると、蕾がいっぱい。よく見ると咲いている花もある。
冷たい風に震えながら昼下がりの日に映えている。
震えているのは蝋梅だけではない。



枇杷

「風招く大樹の枝や枇杷の花」
かぜまねく たいじゅのえだや びわのはな
風に揺れる大樹の枝が逆に風を招いているかに見る。
その枝には目立たない枇杷の花がいっぱい咲いている。
クリスマス寒波が過ぎれば穏やかな新年が来るのだろうか。
長野県で生まれ育った私には、厳しい寒波と言っても楽なのだ。
空っ風が強いと言ってもこの地、栃木県南部の冬は穏やかでありがたい。
子供のころ、冬に花が咲く地に住めるなんて、夢にも思わなかった。
感謝、感謝、感謝、主よ感謝します。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?