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#131 お節介集団

個人と組織の能力を最大化し、
物語を共に創る伴走者、
ナラティブサポートの上村です。


お節介集団

昨日に続き長坂養蜂場様のベンチマーク記です。
社長のお話の後は各部署の社員さんから部署の取組として店舗と通販(長坂様では通絆と呼ばれる)と工房の各部署を紹介いただきました。

店舗はいわゆる小売店です。75㎡とコンビニよりも少し小さい広さに年間45万人が訪問される非常に多忙な店舗です。部署の今期のミッションとして「お節介集団」というものを掲げておられます。

お客様にとって何が最善かを考えて行動し、ぬくもりベースという基準となるサービス品質はあるのですが、それ以上のサービスについてはお節介をかけて提供されています。

具体的なエピソード

例えば2年目の若いスタッフさんが紹介してくれてエピソードとして、お婆さんとお孫さんへ蜂蜜マーガリンを販売された話をされました。ある日、お婆さんとお孫さんらしきお2人で来店されていて、そのお2人の話に耳を傾けると一緒には住まれていないみたいでしたが、蜂蜜マーガリンを気に入られたようでした。しかし、お婆さん1人では食べきれられないから買うことはやめておこうかなと仰られていました。そこでスタッフさんは小瓶に分けてお婆さんとお孫さん用に分けて販売されたようです。

その後もその2年目のスタッフの方から、そういったエピソードだけではなく、自身が何故、長坂養蜂場様に勤めようと思ったかや、どのような事を考えて働いているかなどの話も自身の言葉で大勢の前でしっかりと話をされていました。

若いからどうこうということを言うのもナンセンスかもしれませんが、先日お話ししたお客様幸福を本気で考えるという理念が浸透しているからこそこうした自律的に考えられるスタッフさんが若くして育つのだと思います。

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