女のコミュ障と老後の話

わたしは友だちが少ない。生き物全般苦手で、もちろん人間もあまり得意でないため、あまり積極的に人付き合いをしてこなかった。しかも非リアどころじゃない。twitterやnoteのフォロワーも全然いないしfacebookの友だちも少ないし、ときどきふと自分生きてる意味あるのかな?と思ってしまうほど。

女のコミュ障とは不思議なもので、結婚はできるのである。コミュニケーションが得意かどうかっていうのは、男女問わず「女とうまく付き合えるか」だと思う。だから、男のコミュ障は異性の恋人ができないんだけど、女のコミュ障は同性の友だちができない。女性とのコミュニケーションにはマメさと強い共感力がいるのだ。これはコミュ障には難しい。

しかも、若いうちは、ビジネス人脈と恋人がいればだいたい事足りてしまう。その上結婚して子どもができようものなら、はい、上がり!と思っちゃう。

で、最近これではまずいと思ってきている。

夫はたぶん先に死ぬ。女の方が長生きだもんね。子どもだっていずれ巣立つ。その前に退職もしてる。…あれ、ひとりじゃん。孤独死待ったなし。ここでやっと人生には同性の友人が必要であることに気が付くのである。

数少ない友人(でも男)にどうしたら友だちができるか聞いたところ、「明るく自分を下げろ」とのこと。わかりやすい弱みがあると簡単だけど…って言われても、弱みなんてないよって思う自分は、たしかに友だちができるわけないヤな奴だ。そんな彼は結婚直後に「ごめん、好きな人ができちゃった!」と奥さんにあっさり捨てられ超スピード離婚をしている。この話題で最近飲み友だちがたくさんできたのだとか。そんな強力なエピソードないよ…。

一応自分は太っているという認識があって、それは笑ってもらって全然かまわないんだけど、初対面で「わたしデブじゃん」とケラケラされても困るよね。そんなことないよって言わなきゃいけないやつじゃん!ってなるよね。

まあ、まだまだ人生長い予定なので、ゆっくり意識改革をして、鉄板自分sageネタを見つけて、同性の友人を増やしていきたい所存なのである。

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