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幼少期から感じていた違和感

先日GOOD DESIGN AWARD2018に行って来ました。人も多く、私自身初めての参加なのでどのような商品やサービスが選ばれているのかとても気になっていました。実際に入って見ると、とてもたくさんの商品が選ばれており、「建築」「医療」「ロボット」「テレビ」「車」「バイク」など業界問わず並んでいました。

・富士フィルムさんの在宅医療で使えるX線

・ソニーさんの超薄型テレビ(4K有機EL)

これに関しては、僕のPC並みに薄くて泣けたのを覚えています。家に置いたら、涙が止まらなくなるほど感動的なデザインです。

・Gogoroの電動バイク

英語が喋れない僕は説明を受けましたが、意味がわからず緑のバッテリーを触っただけで終わりました。ただバッテリーのデザインがとても素敵だったことを覚えています。


など、とても素敵なデザインの商品に溢れていました。ただたくさんある中で、私が一番感動したものが以下になります。

おてらおやつクラブ

今回グッドデザイン大賞にも選ばれたサービスです。選ばれるべきものだったと私個人としても思いました。

サービスの内容は、お寺に余った「お供え」を貧困家庭に「おすそ分け」するというものです。なんて素敵なサービスなんでしょうか。食余りと食不足のバランスを埋めるサービスだと思い感動しました。

私はなぜか友人にお寺の方が多いです。大学も浄土真宗の大学だったため、必然的に友達にお寺の方が多くなったのかもしれません。

私が小学校時代、お寺の友人の家に行って「たくさんのカップラーメン・お菓子」を見てきました。当時は羨ましいなと思っていましたが、多分これ全部食べられないだろうなとも思っていました。こんなにたくさんのお菓子どうしているんだろう。単純に欲しいな〜って感じていたのは今も覚えています。階段下にたくさん積まれていたような。。。。。

そのような食が溢れている家の違和感を子供ながら何か感じていたのを今も覚えています。

それが解決できるサービスが今回のGOOD DESIGN AWARDに出ていたのが衝撃的でした。むしろこのサービスできてくれて本当によかったと心から感じたのと、このサービスやりたかった〜と思う気持ちの両方が湧きました。

当時の僕が持っていた違和感を形にして続けるられてきた松島さんは本当にすごいと思います。シングルマザーの貧困率が50%を超えている現在に必要なサービスだと思います。またこれはおてらだけの問題ではないです。コンビニでも、飲食店でも、なんだったら私の家にも余ったお菓子はあります。賞味期限が切れないうちにこのような団体に協力させて頂き、何か支援になることができればと。

これが一過性に終わらず、働くしゅふの方々の支援になればと感じています。

また今後生きていく上で感じた違和感をそのまま放置するのではなく、形にして続けることを個人としてやっていく必要があると感じました。GOOD DESIGN AWARDに行けてよかった。。。。。。

感謝しかないです。大人も子供も喜ぶサービスを作りたいなと心から思います。

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