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住みたい街ランキングは本当か?

最近の住みたい街ランキングをみると、船橋、流山おおたかの森、海老名など郊外のファミリー向けの街の多さが目に付きます。
2000年代におしゃれタウン、高級イメージの街が上位を席巻していた頃とはだいぶ変わりました。
これってどういうことでしょう?

価値観・生活スタイルの多様化?
憧れの街がなくなった?

色々な解説があるでしょう。

でも個人的にはそれらは後付けの理由に思えてしまいます。

「身の丈消費」
これが本質的なものではないでしょうか

質問の聞き方を
「お金などの制限を一切なくした場合に、どこに住みたいか?」
というものに変えれば回答は変わってくるかもしれません。
人は知らず知らずのうちに自分の枠を決めて、自分で自分を制限しています。

「身の丈消費」が本当の「足るを知る」なら幸せ
そういう人もいるでしょう。

しかし、多くの人にとっては
「足るを知る」と「身の丈消費」は似て非なるもの

長期低迷で成長や夢を期待できない社会になった日本

日本人は潜在的に持っている欲を表に出さなくなりました。
そして、それに本人も気付いていないのかも。

でも、欲って個人的なものだけではなく、社会を変える、というのも欲
欲を出さないと社会変革もままなりません。

そう考えると欲を無意識のうちに封印している今の日本は、心配しかないですね。


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