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見通しのための問い直し:2023/8/25

成田 喜一郎
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見通しのための問い直しーReflection:自他のまなくら(学びと暮らし)からこれからに向けて反射や反響、反映(Reflect)してきたことーの試み
(やく20分)
stand.fm「よみききの世界へ」(My Car Studio収録・書/倉庫スタジオ配信)

読むラジオ「見通しのための問い直しーReflection:自他のまなくら(学びと暮らし)からこれからに向けて反射や反響、反映(Reflect)してきたことーの試み」(2023/8/25)
https://genkaikyoukaiekkyo.blogspot.com/2023/08/reflection2023825.html


見通しのための問い直しーReflection:自他のまなくら(学びと暮らし)からこれからに向けて反射や反響、反映(Reflect)してきたことーの試み

             成田 喜一郎

・1978/4〜2022/3、学校や大学というフィールド(現場)にいて研究-実践をしていた。

・2022/4〜今ここ、かのフィールドはなくなった。常に目の前にいた生徒も学生も院生も現職の先生方ももういない。

・しかし、ラジオ(TOKYO854&stand.fm)という新たなフィールドで目に見えないリスナーさんとおたより交わし合い、ささやかな時空間・人間(じんかん)で並び進んでいる。

・TGUを定年退職する頃、研究-実践者ではなく、求道者ーわたくしはときのまほろばを求めて「欣求浄土(ごんぐじょうど)」に倣って「くどうしゃ」と呼んだーになると宣言したことがあった。

・縁あってJIYU GAKUENというフィールドで、たった4年間だったが、並進者(Mutual translation /Mutual Reflection)として小学生から学部生、教職員の方々、保護者の方々とまなくらしてきた。

・1952/2に生を受けてから今ここの時空間・人間(じんかん)で常に様々な領野を越境するライフヒストリーをデザインし、まなくらしてきたこと、そのField Notesを書き/描き続けてきた。

・2023/6/15、『物語「教育」誤訳のままで大丈夫!?—Educationのリハビリ、あなたと試みる!』キーステージ21(みらい新書)を上梓した。

・この著書は、いわゆる学界におけるAcademicな手法ー仮説検証のスタイルで書かれた本ではない。

・拙著は、わたくしと出会いつながった「共著者」とが「あなあきの木」(拙著2023:166)のそばにいて、吹き来る風を感じるささやかなまなくら界で創成・生成、創発してきたPoetic Inquiry(詩的探求)ベースで書かれたAuto / Collaborative ethnography(自己/協働まなくら文化誌)だった。

・自他とともに在ったまなくらの記憶を記録ー日記や詩歌・物語、楽曲、絵画・エッチング、写真、論文や実践報告などの書字文化記録、「声」の記録(stand.fm / TOKYO854)など口承文化記録、そして新たに動画(YouTube)という映像文化記録などのField Notesなしに書/描けなかった著書だった。

・Academic researchの成果物ではなく、Poetic Inquiryによる創作構成物で、1980sから自他ともに書き/描き実践してきた「創作叙事詩・解題(Creative epic and Explanatory Notes)」であり、Poetic Ethnography(詩的まなくら文化誌)の範疇にあると言ってよい。

・「まなくら」してきたことに「ひらめきや想像力」(右脳的・大脳辺縁系)を加え「化学変化」させできた「創作叙事詩」。そして、「創作叙事詩」に論理と証拠(左脳的・大脳新皮質)を加えて「化学変化」してきた「解題」。その両者が架橋・往還し合うことで存在する創作構成物(作品)である。

・もともとは書字文化記録に始まり、今では口承文化記録(ラジオ)、さらに映像文化記録(YouTube)としては、記憶(memory/remembrance)を記録(Documentation)に残されてゆく。

・ 記録(Documentation)は、やがて自他の記憶(memory/remembrance)を呼び起こし、引き出す。

        2023/8/25 5:39am初版

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