画像1

「憤怒」の雲 と「聴色(ゆるしいろ)」の雲

成田喜一郎/寺澤満春
00:00 | 00:00
「なりっちのよみききラジオ」011 (新Lecture RADIO 039)2022.7.26-27
「憤怒」の雲 と「聴色(ゆるしいろ)」の雲

聴くラジオ(15分01秒)
https://note.com/narisen2017/n/n613d03b9f3ee

読むラジオ(以下参照): Facebookより
https://www.facebook.com/kiichiro.narita.5/posts/pfbid032aW9UjMa3xrs9Ke26wNEu2gt2U4t2sztW7H7pLdpoCSjf1ZzV5rrXa7bw6h26V5Hl

なりっち、最近、空を見上げることが多い。
あの3.11以降、しばらく続いた空を見上げること。
それは、青空でも曇天でもなく、刻々とかたちを変えゆく雲たちとの「対話」の一瞬。
昨夕の二葉。
火事かと見紛う恐ろしげな、
北西の空を焼き焦がす「憤怒(ふんぬ)」の雲(18:58:58)、
後ろを向くと、
そっと胸を撫で下ろしたくなるよな、
南東の空に浮かぶ「聴色(ゆるしいろ)」の雲(19:00:05)。
空のカンバスに描かれた雲たちは地上の小さなボクたちに問いかける。
雲はボクたちの「鏡」かもしれない。

*「聴色(ゆるしいろ)」とは、2017年3月に定年退職をし、研究室(個室)を失い、4月から1年間東京学芸大学に残り、特命教授室に移った。そこで、同じ特命教授の今井文男先生からご教示いただいたのがこの「聴色(ゆるしいろ)」だった。古代「紅色(赤)」は皇族や高貴な人たちにしか許されない「禁色(きんじき)」だった。しかし、誰にでも許された色が「聴色(ゆるしいろ)」だった。今のわたくしたちが言う「ピンク色」「桃色」に近い色だ。
https://irocore.com/yurushi-iro/

ちなみに今井文男先生とは、今井文男・成田喜一郎(2018)「カリキュラムデザインのための「曼荼羅Mandalaシート」の開発と実践 : 「e-カリキュラムデザイン曼荼羅」への道」『東京学芸大学教職大学院年報』第6集, pp. 1-12, 2018-03-20.
https://www.u-gakugei.ac.jp/.../upload/a_report_2017_01.pdf

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?