「環境に優しい」だけではないオランダ

2020.8.2 モリゼミオープンレクチャーvol.3

昨日のオープンデーはオランダについてだった。
印象に残ったことは二つで、ひとつは国や行政、または大企業などが率先して持続可能な社会を目指している点だ。「デ クーベル」はアムステルダム市がコンペを行って発注している。そして結果を出すことを求められている。また、大手の銀行もシェアオフィスのようなものをつくりあげたそうだ。ラボも多数あり、市民の生活のなかに循環型社会にむけた考え方が溶け込んでいると感じた。
もうひとつは、社会貢献だけにとどまらず、経済的にも持続可能なモデルを構築している点である。「環境に優しい」というだけでは循環型社会は成り立たないのだろう。
地理的に海運業が盛んで、そのぶん河川の氾濫など災害と付き合ってきたオランダ。気候変動の危機感も、もしかしたら私たちよりも強いのかもしれない。しかしそれを理由に、なにも行動しないわけにはいかない。最近はレジ袋も有料化した。

持続可能な社会に寄与できるよう、自分ができることからやっていく他に、オランダから学ぶべきところは多い。

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