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推しの舞台を拝観致しました。

私の推し。
それはSexy Zoneの松島聡くんです。
今までの旅ブログの話の流れをぶった切って、1ヶ月ほど前に見に行った推しの舞台の話を書きたいと思います。

とはいえ、舞台や演劇に関して何も詳しくない人間が「面白かった」「格好よかった」「すごかった」という感想をつらつらと書きなぐっているだけですが。

「赤シャツ」
ストーリーは誰もが知っている夏目漱石の「坊ちゃん」。——の敵役である、教頭の「赤シャツ」が主人公。ディズニーでいう「マレフィセント」とか「クルエラ」みたいなヴィランズサイドの物語みたいな感じです。
ヒーロー・ヒロイン側から見ると嫌な奴だったり、ムカつくことの多い敵役ですが、彼らにも苦悩や葛藤があり、それらを知ってしまうとなんだか応援したくなってしまう。かといって、原作のヒーローたちが憎くなるとか悪役として描かれているわけではない。そんなところが脚本家の凄い所なんだろうな…。

主人公の赤シャツは、坊ちゃんに”ハイカラ野郎の、ペテン師の、イカサマ野郎”と言われる、女々しくてずる賢いようなタイプ。しかし、実は真っすぐな坊ちゃんや山嵐に憧れがあったり。”困ったもんだ”と言いながらも、”あいつらが羨ましい”みたいなセリフが凄く印象に残っている。その時の声色も表情も。器用で飄々と生きていそうなのに、不器用なところがあったり。なんだか憎めない。

主演はジャニーズWESTの桐山照史くん。少クラの司会をしていたイメージやヒルナンデスでの印象が強くて、「ジャニーズWESTのボケ突っ込みどっちもできるおもしろお兄さん」かと思っていたら、演技派の俳優でもありました。勝手に面白い人だと思ってたせいで、勝手にギャップを感じてしまいました。まさにめちゃくちゃ良い意味でテレビとは違う顔を見せる”ペテン師の、イカサマ野郎”でした。(私が勝手によく知らず騙されていただけ)
あと、趣味はダイエット特技はリバウンドとか言ってめちゃくちゃ親近感沸かせてくるくせに双眼鏡で見た輪郭や顔のパーツはどう見たって一般人とは異なるオーラを放っていましたね。流石ジャニーズ。とにかく格好よかったです。

そんでもってカーテンコールの際、最後にはけていく時に障子の間からピースしていったところが演技中との対比が激しくて、「ああ、もしかしてジャニーズWESTで推すならこの人なんじゃないか!?」とまで思ってしまいました。なんて単純な人間なんだ(笑)

さてさて、私のお目当ての聡ちゃんはというと、赤シャツの弟の武右衛門。

とにかく可愛い!天使!23歳の男の子とは思えない。本当に中学生みたいな無邪気さ。恐ろしい子…。黒髪の聡ちゃん激推しなので最高でした。5月に見たライブは確かピンクか金の髪色だったので。どんな髪色でも格好いいのだけど、黒髪が一番好きなんですよ( ;∀;)
てか数か月前にホスト役やってた人と同一人物なんですか?え、マジっすか?

詩を読む会みたいなのでマドンナがいるから同席したい!とお願いする姿も、イナゴを探す姿も、胃が痛くなった赤シャツを見てキャキャキャ!って喜ぶ姿も、校長室で新聞を急いで片付けるところも、赤シャツに対して激昂して馬乗りになるところも、ご飯のおかわりせがんだりたくあんをポリポリ食べるところも、カーテンコールでなぜかエスコートされる側になっているところも、すべて最高でした。
ちなみに、真ん中の区画の前の方だったので表情は何も使わずとも見えるんですが、双眼鏡持って行って本当によかった(涙)

ジャニーズだけじゃなく出演されている演者さんもプロフィールを調べてみたのだが、結構ドラマ相棒に出演されていらっしゃる方が多いんですね。あ、ちなみに私はシーズン8以降はほぼ全話リアタイ視聴しているし、それ以前も再放送で見返しているし、東京行った時はロケ地巡りしてきたことあるくらい好きなんですよ。赤シャツとは話が逸れてしまいましたが、今度再放送見る時は注意しながら見ようと思います。
昔は誰が何に出演しているとか全く興味なかったのに、推しと共演した人や好きな作品にちょい役でも出ていると気になってしまったりするようになりました。好きな人が増えると、作品に触れることが楽しくなりますね。

さてさて、話は大分違う方向に逸れてしまいましたが赤シャツに戻しましょう。HPは404NotFoundと消えてしまっていたので、東京グローブ座のHPを掲載しておきます。

私、坊ちゃんは中学生くらいの頃に1度読んだのですが、斜め読みしたせいで全然内容覚えていませんでした。中身覚えていないなら読んだとは言えないかもしれませんが…(笑)

移動中に読もうとしていたのですが、コーヒーで酔ってしまい1章までしか読めず、結局「坊ちゃん」を読破せずに舞台を見に行きました。
が、それでも十二分楽しめました。

赤シャツでなくとも、また舞台を見に行きたいし、聡ちゃんの演技が見たいですね…。Sexy Zoneのメンバーの話で言うと、赤シャツと同時期に佐藤勝利「ブライトン・ビーチ回顧録」、菊池風磨「DREAM BOYS」が公演されていましたが、応募全滅で行けずだったので、またこういった機会があれば是非見に行きたいですね。

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