見出し画像

ポッドキャスト更新。 テレビドラマクロニクル補足講義 第五回 アニメがドラマに与えた影響。



#32 テレビドラマクロニクル補足講義 第五回「アニメがドラマに与えた影響」その1


・『テレビドラマクロニクル 1990→2020』にはアニメと漫画の話が多い。
・90年代以降のテレビドラマを語る際にアニメの影響は無視できない。
・同時期に放送された『エヴァ』と『未成年』
・社会や政治の問題が個人の内面の問題に回収されてしまう。
・90年代の時代精神を反映してしまった野島伸司と庵野秀明
・『踊る大捜査線』と『ケイゾク』に影響を与えた押井守
・堤幸彦と庵野秀明(虚構から現実に向かった庵野と現実を虚構化した堤)
・『池袋ウエストゲートパーク』と『ラブ&ポップ』
・『SPEC』と『ヱヴァ』
・押井守が語った「全ての映画はアニメになる」
・宮藤官九郎のドラマが結果的に『エヴァ』から引き継いだ男の子の成熟問題


#33 ドラマクロニクル補足講義 第五回「 アニメがドラマに与えた影響」その2


・『シン・ゴジラ』と『いだてん』
・すべてのクドカンドラマの前日譚としての『いだてん』
・ジャニーズアイドルの身体
・アトムの命題に対するジャニーの命題
・到達点としての『俺の家の話』
・『夢中さ、きみに。』天使化する少年たち
・過剰に美化されるZ世代に対する同世代からの異議申し立てとしての『きれいのくに』


#34 ドラマクロニクル補足講義 第五回  「アニメがドラマに与えた影響」その3  

・テレビという主語が抜けた後のドラマ
・主戦場となるネットフリックス
・試金石としての『今際の国のアリス』
・改めて本広克行の『踊る』と堤幸彦の『ケイゾク』の違い。
・『ダークナイト』が漫画の実写化は最適解なのか?
・可能性としての『映像研には手を出すな!』


補足(ポッドキャストで話せなかったこと)

・キャラクタードラマという定義から、筆者のドラマ評論ははじまっている。自分にとってしっくり来る評論は実写作品ではなく、漫画やアニメについて語られたものだった。だから筆者の評論はそれをドラマ評論で語り直している。

・脚本レベルで大きかった岡田惠和の存在。
・キャラクターが人間を翻弄する脚本。
(遊川和彦、中園ミホなどにも影響)
・コミュニケーションレベルでは今の人間は各所でキャラクターを演じ分けている。(野ブタ。をプロデュース等が描いた世界)

このあたりは、改めて話します。


おかげさまで『テレビドラマクロニクル 1990→2020』一般発売となりました。
 PLANETS公式オンラインストアでは、特典としてコロナ禍のテレビドラマについて書きました約9万字の書き下ろし電子書籍が付いてきます。詳しくは下記のURLを参照ください。







この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?