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テレビドラマクロニクル 第2章 堤幸彦

第2章 堤幸彦とキャラクタードラマの美学

『金田一少年の事件簿』は何を変えたか
メタミステリーとしての『ケイゾク』
『池袋ウエストゲートパーク』が始動した2000年代
『TRICK』の到達のかたち
時代への抗いとしての『SPEC』


筆者コメント 
堤幸彦については、いつかちゃんと書きたいと思っていました。筆者がこだわっている漫画やアニメの影響を取り入れたドラマ(キャラクタードラマ)の映像を作ったのは間違えなく堤幸彦で、テレビドラマの映像、演出とは何か? と考える時にとても重要な存在です。他にもミステリードラマの変遷や宮藤官九郎との比較、50年代生まれの作家が持つ学生運動の挫折と大人の悪ふざけ感覚などにも言及。『エヴァ』を筆頭とする庵野監督との比較も多いです。

簡単な概要

・ミステリードラマブームの立役者
・人工的でありながら生々しい堤の映像
・『古畑任三郎』、三谷幸喜作品との比較
・悪ふざけと革命願望
・『ケイゾク』と『踊る大捜査線』(アニメからの影響)
・『池袋ウエストゲートパーク』からはじまったこと。 
・『池袋』以降、堤、クドカン、窪塚洋介
・『TRICK』小ネタ消費とカルト批判
・『SPEC』ミステリーから超能力へ

『池袋ウエストゲートパーク』の章はこちらで全文読めます。

言及している作品

堤幸彦(演出)

『金田一少年の事件簿』
『ぼくらの勇気  未満都市』
『ケイゾク』
『池袋ウエストゲートパーク』
『TRICK』
『SPEC』
『SICK’S』

庵野秀明(監督)

『新世紀エヴァンゲリオン』
『ラブ&ポップ』
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』
『シン・ゴジラ』

押井守(監督)

『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』
『機動警察パトレイバー』

その他

『古畑任三郎』(脚本:三谷幸喜)
『踊る大捜査線』(監督:本広克行)
『GO』(監督:行定勲、脚本:宮藤官九郎)
『狂気の桜』(監督:薗田賢次)
『ピンポン』(監督:曽利文彦、脚本:宮藤官九郎)
『NIGHT HEAD』(脚本:飯田譲治)



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