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書評 「風の時代」に自分を最適化する方法 yuji

 こんにちはなりぴーです。

 今回ご紹介する本は占星術に関する本です。

 占星術とは太陽系内の太陽・月・惑星・小惑星などの天体の位置や動きなどと人間・社会のあり方を経験的に結び付ける占い

 今、占星術の界隈では、あることが話題になっています。それは、220年ぶりに地球が時代の節目を迎えているということです。

 18世紀末の産業革命以後、地球は「土の時代」であったのですが、2020年12月22日を境に地球は「風の時代」に突入していきます。

 季節が春夏秋冬と変わって循環していくように、宇宙にもサイクルというものがあります。そのサイクルの周期が占星術的に約200~240年とされています。

 各時代にはその時代を司る主要元素というものがあり、それは「火」「水」「土」「風」の4つです。約200~240年毎にその主要元素が替わっていきます。現在、私たちが生きている時代の主要元素は土です。

 今まで私たちが生きてきた「土の時代」とはどういう時代だったのでしょうか?

「土の時代」(1802年~2020年)では、フランス革命、独立宣言によってそれまでの絶対王政、階級固定主義などの血筋や家柄がものをいう時代が終わりを迎えました。また、この時代には産業革命が起こり、手工業から工場制機械工業にシフトしました。それにより、物品の大量生産が可能になったのです。この時代では、人類は王や貴族の支配から解放され、物質的な豊かさを享受することとなりました。

 「土の時代」は、財・能力というものが力を持つ時代です。そして、今まさに私たちが生きている時代は「お金・学力・肩書・資格」などの積み上げが評価されています。

 ここまで「土の時代」がどのような時代であったのか簡単に説明しました。次に、これから私たち人類が移行していく「風の時代」とはどのような時代になっていくのでしょうか?

 「風の時代」は”知性・情報・繋がり・思考”の時代と言われています。「風の時代」のキーワードをいくつか挙げます。

 言葉を持つ:1次情報発信者であること。または、自分の感性、感覚を通した言葉を発信すること。
 繋がり:縦社会の会社・組織重視の働き方から脱出するために必要であり、そのために積極的に繋がりを持つこと、社会に向けて”I"(自分)を打ち出すことが重要となる。
 複業時代:マルチタスク、マルチインカム。どんな時代の変化、在り方の変化に対応できるように収入源をいくつか持つこと。

「風の時代」では、個性を出すことが重要になってくると思います。自分の個性を出すことで、そこに魅かれる人との繋がりが出てくると思います。自分の感性を通した表現、独創性、創造性、オリジナリティーといったものをどんどん発揮していくことが「風の時代」を生きるポイントとなってくるのではないかと思います。

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