YouTubeを使わずに、動画を子どもたちに届ける方法

さっき、友達から

「YouTubeに動画をアップするのと、学校のホームページに動画を貼るのとどう違うの?」

という質問が来たので、このページで答えようと思います。これからオンライン授業が始まったときに、他の人も、同じところで悩みそうなので。

さっそく結論、というか、この質問の本質は、

「自分たちの学校の子どもたちだけに、動画を見れるようにしたい」

ということだと思います。

■YouTubeだと、世界中の人が見れてしまう

■なんだか、情報がもれたときにやばそう

という、心理的なハードルもあるのだと思います。

なので、

YouTubeを使わずに、子どもたちに動画を届ける方法

結論は、

ギガファイル便を使いましょう!

https://gigafile.nu/

(アプリもあります!)

これは、動画を、オンライン上のカギがかかった部屋にアップロードし、そこに入るためのURL(ヒミツのカギ)を保護者(子ども)に渡す。

というイメージです。

なので、その動画を見れるのは、URL(ヒミツのカギ)を持っている人だけです。

メリット

■無料

■URLをクリックするだけで見れる

■動画が学校の関係者以外に出ることはない

■最大60日しか、保存できない

※動画が見れる期間は、7日、14日、21日、30日、60日から選べます。

この、「期間が限定できる」というのは、学校の関係者からすると、かなりグッドポイントです。

YouTubeなら、一生消えない・・・みたいなイメージを持っている人もいますが、必要じゃなくなったら、勝手に消えるよ!というのは、動画を配信するハードルを下げてくれます。

僕が試しにやってみたものをアップしておきます。↓

https://3.gigafile.nu/0624-00385eec66f87e6d24fad7b9cb2ec3d1

■「いますぐwebで中身を見る」をクリック

■パスワードは nari です

■トップ(1)をクリック

■再生マークをクリック→動画が見れます


一応、正直に、お伝えすると、デメリットもあります。それは、

■ダウンロードページの下の方に、広告が見えてしまう。

もちろん普通の広告ならいいのですが、教育上よくない広告が見えてしまう可能性があります。僕が確認した範囲だと、IE(インターネットエクスプローラー)で開いたときは、よくない広告が下の方に表示されてしまいました。

もちろん、ブラウザーによるので(iphoneだとSafariで検索、アンドロイドだとGoogle Chromeクロームで検索みたいな感じなので)、スマホで動画を見る分には、問題ありません。

ただ、ごくごくまれな人が、パソコンでIE(インターネットエクスプローラー)というブラウザを使って、ダウンロードページに行った場合のみ、不適切な広告が入る可能性があります。

なので対策としては、

■スマホかタブレットで見てね

■パソコンで見るときは、Firefox(ファイヤーフォックス)か、Google  Chrome(グーグルクローム)を推奨

とか、書いておくのがベターかもしれません。


では、使い方です。

ギガファイル便を使って、動画を子どもたちに届ける手順

①スマホで動画を撮影する

ギガファイル便にアクセスし、https://gigafile.nu/

■ファイルの保存期間(7日、14日、21日、30日、60日)を選ぶ

■ZIPファイル名を決める

■ダウンロードパスワードを4けたで決める

■ファイルを選択→撮影した動画を選択(自動でアップロードされます)

■URLをコピー

■コピーしたURLを学校メールで保護者(子ども)に伝える

(そのときに、先ほど決めたダウンロードパスワードも載せておきます)

以上です。


まとめて動画をアップすることもできる

アップする動画を選ぶときに複数の動画を選ぶと、まとめてアップロードすることができます。

例えば、6年生の国語、算数、理科、社会の4つの動画をまとめてアップロードします。すると、保護者(子ども)は、一つのURLをクリックしただけで、4つの動画を見ることができます。


なので、学年ごとに動画をアップして、1年生はこのURL、2年生はこのURLをクリックしてね、とすると、使いやすいと思います。

以上、YouTubeを使わずに、動画を子どもたちに届ける方法でした。学校が始めるには、このぐらいの安全策をとった方が、管理職としても安心かもしれません。

動画を使って、子どもたちの学びをサポートする人が一人でも増えてくれることを願っています。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。





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