みずはら

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いちいちモデルマージせずにモデルマージする方法(ComfyUI)

モデルマージとはモデルマージとは、異なる2つ以上のモデルをそれぞれの比率で統合し、新たなモデルを作成するプロセスです。 SD1.5の時代は階層マージも積極的に行われていましたが、そのあたりは私がSD1.5をあまり使いこむことなくXLに移行したため、誤った情報を伝えそうなので割愛します。 この手法は、各モデルの長所を活かし、短所を補うことで、より精度の高い予測や分析が可能になることを目指しています。例えば、あるモデルがイラストの背景部分に高い精度を示す一方で、別のモデルがキ

    • SDXLの技術的なプロンプト(6/19最新版)

      最新版最新版のコードをとりあえず共有しておきます。 CopilotかChatGPTあたりに投げて、 自分の好みに合わせて改変して使ってください。 ポジティブプロンプト < composition|use a 35mm F1.4 lens effect for a semi-wide angle that captures the character and the background with photorealistic scenery, ensuring the c

      • SDXLの技術的なプロンプト/ネガティブプロンプト

        SDXLの技術的プロンプトの最新版SDXLのみならず、Stable Diffusionシリーズでは、いくつかの特殊なプロンプトを使うことができる。 最初にその存在を知ったのが、SHINTAROさんの記事だ。 これを昇華させ続けて、自分なりの解を導き出したのが先週の記事だ。 ただし、もっと奥が深かったようだ。調べれば調べるほど、行数が増える。これらは直接的に出力にかかわるものとそうでないものが両方存在する。 < normalization|type=enhanced >

        • Dynamic Promptでランダム生成(Cascade&SDXL+ModelMerge)ワークフロー配布

          ワークフロー配布ダウンロード このワークフローについて Dynamic Promptでランダムにイラストを生成します。 DynamicPrompt って? Dynamic Promtでは、事前に設定しておいた文字列のパターンのうち、いずれかが選択される機能です。「黒髪で赤い瞳の」「黒いセーラー服を着た」「夕焼けの」などが組み合わさります。 似た機能にワイルドカードというものがあるらしいのですが、ForgeとかWebuiとか自分の使っていないものに関しては無知な初心者

        いちいちモデルマージせずにモデルマージする方法(ComfyUI)

          Stable Cascadeで遊んでみる

          おはようございます。 2024年2月に公開されたStable Cascadeというあまり知られていないもので遊んでいこうと思います。 LoRAなどを作っている人もすごく少なく、アニメ系イラストを作るのには向いていないというのが正直なところです。 セットアップ 省略します。 これまでのckptやsafetensorsと違って、 モデルデータが4つに分かれており、unetとVAEとCLIPの3フォルダにそれぞれ入れないといけません。 わずかな心理的抵抗感がなければ比較的簡

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          Cascade+SDXL ワークフロー

          前書きこの記事は、ワークフローを作るうえで基本となっているプロンプトを紹介する。下書きのようなものだと思ってほしい。 要素 参考画像の読み込み Stable Cascade SDXL 自作LORA 処理 Load Image Batch WD 14 Tagger Dynamic Prompt String Function Save Image CR Upscale Image ModelMergeSimple CLIPMergeSimple 動作環境 Sta

          Cascade+SDXL ワークフロー

          SDXLの特殊なプロンプトについて

          1girl, masterpieceなどの通常のプロンプトのほかに、SDXLはレイヤーの仕上げなどに指示することができる。 通常の文献を調べてもあまり答えが出なかったので、文章の半分以上はAIを使って調べたことと、自分で使ってこれがいいと思ったものを掲載している。 筆者はこれを入れることによって、モデルのオリジナルから味つけを変えることができているように感じるが、気のせいかもしれない。 損失関数損失関数は、モデルの予測と実際の目標値との差を評価する関数です。モデルのパラ

          SDXLの特殊なプロンプトについて

          WSL,Docker,Ollamaをインストールした時のメモ

          LLMを使うためにWSLをインストールした。 PCの完全初心者なので、かなり見苦しい点があるかもしれない。 でもまあ、書いておく。 目的Stable DiffusionのローカルWEB UIのひとつである、ComfyUIで、ローカル動作する対話型AIのOllamaを組み合わせて、プロンプトをコントロールしたい。 必要な材料 筆者の環境 Windows11 Pro 23H2 別のOSを使っている人は細かいところが違う可能性がある まずは、Windows Terminal

          WSL,Docker,Ollamaをインストールした時のメモ