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ウイルスがどれだけ最強の生命体かを時間軸で考察してみました。

地球が誕生してから2020年現代までの通算46億年を1日24時間に換算すると私達人類が誕生したのは夜23時58分で、1日が終わるまさに2分前、というのは割と有名な話ですが、ではウイルスは何時に誕生していたのでしょうか?

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実はウイルスは、すでに朝の午前8時には誕生していたとのことです。めちゃめちゃ早いですよね。ちなみに恐竜は22時34分に誕生しています。

朝8時から23時58分までの間にどれだけの地殻変動、種の絶滅と誕生が繰り返されていたというのでしょうか!それでもウイルス達は手を変え品を変え姿カタチを変えながら生き残りました。そして今COVID-19という新型プロトタイプとして中国から世界中へ猛威を奮っています。なんという種族繁栄力でしょうか。

結論:人類はウイルスに勝てるわけがない。ウイルスは私達の漠然としたイメージより遥かに圧倒的かつ絶対的な強者であると感じられますよね。

では私達人類はどう立ち向かうべきなのでしょうか。ウイルスの駆逐は不可能です。となれば、制御しながら共生する。これしか方法はないです。人類が「24時間地球」の最後のわずか数分、一瞬の刹那ではありますが、生態系の頂点に君臨しています。理由は人類特有の進化である脳の発達が進み、思考をやめなかったおかげであります。

今、巷で言われる「収束」とは、新型コロナウイルスを制御してうまく共存できるようすることです。当然時間はまだまだかかり、長期戦になるのはもはや一般常識となりつつあります。それまでにどうもちこたえるか、医療的にも経済的にも。ここが現時点での本質的な最大課題であるのは言うまでもありません。今までの何を失くして何を残すか、と言い換えることもできます。

「万物は流転する。」という古代ギリシャのヘラクレイトスの言葉がありますが、これはつまり、世界の変化に目を凝らせ、ということで、まさに今のご時世の私達に対して言っているようなものだと思います。

そしてこれは「1つの原理が万物を、あらしめる。」という別のメッセージも実は込められています。つまり、混沌と変化していく中においてもなお、変わらない原理、本質は何かを、思考し、見極めよう、ということです。

答えを見出すためのヒントはこれまでの感染症と人類の歴史の中に散りばめられているはずです。

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