ほぼ無料日記:ゲームのサウンドデザインについて思うこと

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Twitterに書き散らしたことを改めてまとめてみました。

僕はコンシューマ機のゲーム開発に数年間プログラマとして関わったあとでクリエイティブとかインタラクティブデザインとかアートとか呼ばれる界隈のことをやる会社を立ち上げて、プログラムに限らずいろんな仕事をやっています。

初めて社会に触れたのがゲーム業界だったので、そのころ当たり前だと思っていたことが外では実はそうでもなかったということがたくさんあります。

はっきり言って、ゲーム業界の開発力は非常に高いです。
人を惹き付けて放さない面白さの作り方、ゲームにとけ込むチュートリアル、最高に気持ちよいユーザーインターフェース、色覚障害対応、実行速度を確保するためのプログラミングの超細かい気遣い、DCCツールのカスタマイズ、ソースコード管理、、、等々いろんな要素が非常に高いレベルで実現されています。
(中にはどうしてそうなった的な発展を遂げてしまっている要素もあるんですがね…)

中でもUI/UX関連については他の追随を許さないほど発展しています。
例えばウェブ業界の人が集まるUI/UXの勉強会の内容を聞くと、「えっ?何年前の話してんの?」と思うことがよくあります。(いやホントに)

ウェブとコンシューマ機とでは実行環境がそもそも違うので、それぞれノウハウが違ってお互い学ぶことがあるのは当たり前でそれはわかっているんですが、結局何が言いたいかと言うと、「ゲーム業界の人はもっと外に出て技術交流しようぜ」ということです。
機密保持契約な障害がある部分はしょうがないですが、それを差っ引いても仙人級のありがたみがあるんです。あなた方の日常には。

仮に「そんなの当たり前じゃん」とか「それは違う」とか言われたとしてもそれはそれで良いじゃないですか。


ということで、例えば音のデザインについて、当たり前に考えるべきと思う(のに世間ではあまり考慮されていないと思われる)ことについて述べてみます。

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