マガジンのカバー画像

データドリブンスキンケア

39
データから美へ、技術で未来を変える AquaAgeは、企業スローガン「革新を可視化、未来を創造」と「データから美へ、技術で未来を変える」のもと、画像解析技術とAIを高度に統合し、…
運営しているクリエイター

#データドリブン

日本の化粧品産業とHADABONの開発ストーリー

はじめにスマホだけでどこでもいつでもAI肌診断ができるサービス「HADABON」を提供しているAquaAge創業者の包です。なぜ、日本で化粧品xITをやっているのかについて、また、なぜ今の日本にHADABONが必要かについて、ご紹介します。 私の経歴については、以下の記事にまとめています。 マーケティングに依存する化粧品産業日本はアメリカと中国に次いで世界第 3 位の化粧品大国です。世界の化粧品市場規模は約 4,263 億 US ドル(2019 年、約 46.5 兆円)

【プロダクト開発❶】ユーザー満足度を向上するUIUX設計

AquaAgeの包です。 AquaAgeは「自由・平等・未来志向な感性を尊重する」「持続可能なデータ循環システムを構築する」「革新的な情報技術を通じて社会に還元する」「顧客と社員の幸せを大事にする」を企業理念に掲げて、ビューティーテック事業及び文字、物体画像認識、解析を応用したAIソリューション事業を展開しています。 非接触型AI肌チェックアプリ「HADABON」、美容系事業者向け非同期診療サービス「HADABONーPro」も提供する予定です。 AquaAgeの創業の経緯や

【AquaAge創業ヒストリー】ビューティーテック事業に懸ける想いと未来の展望

前回は私の詳しい生い立ちから、起業に至るまでの経緯についてお話しさせていただきました。 今回は、私がなぜ、AquaAgeを創業したのか、そしてどのような思いを持ってスキンケア分野にたどり着きどのように課題解決を図ろうとしているのか、今後の会社の展望も踏まえてお伝えしていきたいと思います。 紆余曲折を経て積み上げてきた創業までのキャリア来日後、結婚・出産を経て起業を目指し大学院でリスキリング 私は昔から「いつか起業したい」と強く思っていましたが、まずは企業というものを知るた

データドリブンスキンケアを考える1

データドリブンスキンケアと紹介すると、今までの化粧品業態はマーケティングがすべてだと言われる。 HADABON では「データやテクノロジーの導入によって、ユーザーインサイトから始まるビジネスやサービスになること」を目指す。 データがもたらす可能性の一つには、膨大なデータによって顧客理解の解像度が高まり、タイミングや状況まで分かるようになることで提供する価値を増幅できることが挙げられる。

データドリブンスキンケアを考える2

アフターデジタルの時代では、テクノロジーとUXが新たな可能性をもたらしており、私たちの構築方法次第で、スキンケアプロセスは今以上に効果的・定量的に楽しめることができます。 定量的と語ると、お堅いイメージありますが、例えば、テクノロジーの導入により商品の認知・選品・購入・決済・配送などのプロセスが快速化されました。これに加えて、商品の効果検証と定着化などのサポートは我々AquaAgeが取り組んでいる課題です。 その中で、データドリブンスキンケアを構築していくにあたって、テク