ナッツの万馬券倶楽部 #48
天皇賞(春)の出馬表を見た時の一番最初の印象は 「強い馬が1頭しかいないじゃん」
そう、まさしくシュヴァルグラン。
どの馬と比べてもシュヴァルグランの実績はずば抜けている。
こんな所で負けるようならば現役最強馬候補にもなれない。
G1でちょいちょい実績を残すレインボーラインにしても正直僕の中では信用度は低い。
レインボーラインの過去の成績を振り返ってみると人気順よりも着順はだいたいいつも上にきている。
ということは今回の予想オッズでは2番人気なので、今まで通りの理屈で言うならば今回は優勝するという理屈になる。
そんなわけがない!(笑)
穴人気だからこそのレインボーライン!といった僕の見解。
レインボーラインも5歳を迎え成熟しきって強い馬なのかもしれないが、絶対的信頼をおくにはまだ早い。
現段階での予想オッズの3番人気はガンコ。
前走では天皇賞(春)のステップレースで使われる事が多い日経賞(G2)を勝ち上がってきている。
過去の成績を見る限り、晩成型であるのは間違いない。
突如頭角現せた馬に過ぎないので実力を信用するにはまだ早い感じも。
ただ、藤岡佑介が乗ったレースに限っては3連勝しているので騎手との相性は良さそうなので恐い。
(日経新春杯(G2)は酒井学が乗って3着と負けているので実質の3連勝ではない。)
では、やはりシュヴァルグランで決まり?!
それはそれでこのコラムのタイトル「万馬券倶楽部」の名に相応しくないので、穴馬を探していきたいと思います。
まず、天皇賞(春)は3200mの長丁場。
馬の能力も大切かもしれないが、長丁場のレースになればなるほど鞍上の実力が試されるレースだと思う。
そういった意味で鞍上で外せないのはルメールとデムーロである。
まずはルメール騎乗のアルバート。
阪神大賞典(G2)では4着に敗れているが、3600mのステイヤーズS(G2)を3連覇している。
他にも3400mのダイヤモンドS(G3)を勝っており、生粋のステイヤーである。
昨年の天皇賞(春)は5着(6番人気)という結果だったが、今回は鞍上がルメールとなれば信頼もできる。
続いてデムーロが騎乗するのはトーセンバジル。特に目立った活躍はないが、昨年の香港ヴァーズ(香G1)では3着に入っている。前走の日経賞(G2)では5着と敗れ、それでこその人気落ち。
美味しい穴馬になってくれた。
昨年の天皇賞(春)では8着(9番人気)という結果だったが、昨年よりもメンバー薄、プラス鞍上強化、今回はチャンスあり。
あと注目しておきたいのは、今年の4歳馬のレベル。
正直、今年の4歳馬のレベルは高いと思う。そして勢いがある。
今回の4歳馬は、クリンチャー、サトノクロニクル、チェスナットコート。
クリンチャーは昨年の菊花賞(G1)の2着馬。
京都の3000mという長丁場で実績も残している。
前走の阪神大賞典(G2)では3着に敗れているが、京都記念(G2)では、レイデオロ、アルアイン、モズカッチャン、ディアドラと強豪のG1馬たちに勝っている。
ここでG1を獲ってライバル馬たちに並んでおきたいところであろう。
ただ、鞍上の三浦皇成では役不足感も。
サトノクロニクルは前走の阪神大賞典(G2)で2着。
同年馬のクリンチャーより着順が上。
実績、格としてはクリンチャーより下がるがこの馬にも十分にチャンスありだと見ている。
正直、チェスナットコートの実績は微妙すぎるが4歳馬、内枠、蛯名、ただそれだけで不気味すぎる。
ただそれだけでチェスナットコートに無駄に魅力に感じてしまう自分がいるww
前走の日経賞(G2)では2着に入っているのでフロック視はできない。
最期に私の持論を述べれば、「京都の人気薄の和田さんは恐い」
その和田さんが今回騎乗する馬はミッキーロケット。内枠。
ミッキーロケットはキングカメハメハ産駒なので長距離がどうかなという疑問符はありますが、京都の人気薄の和田さんなので抑えときます。
【ナッツの予想】
◎サトノクロニクル
○シュヴァルグラン
▲アルバート
△トーセンバジル
△クリンチャー
△ミッキーロケット
チェスナットコート(蛯名)とレインボーライン(岩田)は点数が増えすぎる為やむなく予想から外しました。
ただ、どちらの馬も鞍上がベテラン勢なので予想から外したのはすごく恐い。
今までサトノの馬を何回も推してきたが、とにかく僕とサトノの相性は凄く悪いww
サトノクロニクルではなくレインボーラインで決まる恐れおおいにあり。
鞍上だけの実力で言えば、クリンチャーよりもチェスナットコートの複勝圏内の恐れもおおいにあり。
レインボーライン、チェスナットコートで決まれば、それはそれでこのコラムっぽくていい。
(予想が外れる事が定番なのでww)
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