ニットサムネ

春の最重要アイテム!ニットvsスウェット特集、ニット編。今季も凄いニット来てます…



 さあ3月!

いつもとは様相の違った春になっていますが、たとえ家から出れなくてもね、皆さんをオシャレにしちゃおうと、そういう意気込みで今月も頑張っていきたいと思います。


まずはお待たせしました、ニット特集です。

いつもニットにばかり力を入れて、スウェットが手薄なので今季はスウェットにも力を入れていこうと思うのですが、それでもやっぱりまずはニットです。

良いニットがあると聞くと飛んで行くくらいニットが好きなので、力入っていますよ。


今季もめちゃくちゃ良いニットありました。


※Q&Aコーナーと、各コーディネートの使用アイテムの記載を追加しました!今回から目次をつけることでコンテンツ内容を事前に確認しやすくしています。


意外と侮れない…ユニクロUのニットポロシャツ



 今季最も安く、かつそこそこ以上の春ニットを手に入れたい場合、まず候補に挙げたいのが、ユニクロUのニットポロシャツです。


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https://www.uniqlo.com/jp/store/goods/426188-28


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「37 BROWN」は、ほんの少しだけ紫掛かった、淡いブラウン。

ユニクロUは2年前にさつまいもみたいなパープルブラウンがシーズンカラーになりましたが、これはさつまいもみたいな感じはほぼありません。


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洗いを掛けたようなクタッとした古着のような質感が、ユニクロらしからぬ雰囲気。

この淡いブラウンが、非常に他の洋服との馴染みが良いんです。


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ユニクロU2


同じく今季ユニクロUのデニムワークジャケットと合わせてみました。

このデニムワークジャケットもまた、生地のみならずシルエットやディテールまでしっかりしたユニクロらしからぬアイテムですね。

ニットなのでどうしても単体では「柔らかい」印象が強いので、デニムカバーオールのような「固い」印象の服と好相性。


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一応エリはあるんですが、オマケみたいなもので全然カチッとはしていません。

印象としてはヘンリーネックのニットみたいな感じですね。

どこかシャツというよりは下着のような柔らかい印象を持ったアイテムで、1枚では頼りない印象も受けます。

だからカチッとしたシルエットを作ってくれるアウターと好相性です。



ニットポロって、以前ユニクロUの秋冬でもオススメしたんですが、ユニクロU以外ではなかなか買わないアイテム。

一応あるにはあるんですが、じゃあ1万数千円とかで買うか?と言うと、あんまり買わない形だったりするんですよね。

そういう意味でも、この価格ならバリエーションの1つとして買いやすいんじゃないかなと。


この生地や色で、クルーネックやモックネックのニット作ってくれたら良かったのに…と思ってしまいますが、もしかしたら襟付きだから成立するのかなとも。


ユニクロU 10


ベージュとグラデーションさせれば、近年ずっとトレンドだったベージュ・ブラウン系の柔らかい・優しいニュアンスのグラデーションが完成します。



もはやコスパでは群を抜くバトナー、今季は色が良い!?



 ニットと言えばもうすっかりお馴染みの存在になったブランド、BATONER(バトナー)。



バトナーは、山形県にあるニット製造工場「奥山メリヤス」の自社ブランドで、いわゆる「ファクトリーブランド」。

バトナーのニットを手に取れば、すかさず「実はコレ、グッチやマルジェラのニットを作っていた工場で…」と店員さんの解説が入るブランドですね。

ただもうすぐそんな説明も不要になるかもしれないくらい、知名度や取り扱いの幅を広げています。


このブランド抜きにして今やニットは語れません。


そんなバトナーの定番となっているシグネチャークルーネックニット。


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https://zozo.jp/shop/unitedarrows/goods/50619685/?did=82007506


定番かつ最も取り扱いが多くて手に入りやすいニットなのですが、今季は色々変わりました。

まずは、色が本当に良いですね…。



まずは今季イチオシのオリーブ。


バトナー2


オリーブなので、もちろん緑っぽさもあるのですが、それと同じくらいグレー味が強く、オリーブグレーと言ったほうがしっくりくるような色。

適度に淡く、この淡さとグレー味が、ライトグレーのニットのように使いやすく、かつより深みがあるスタイリングを実現してくれます。


バトナー1


2番手は、結構意外かもしれませんがネイビー。


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https://zozo.jp/shop/beautyandyouthunitedarrows/goods/50619691/?did=82007677


これもベタッとしたネイビーではなく、ちょっとチャコールグレー掛かったようなネイビー。


洗いを掛けて、少し色褪せたような、そんなネイビーなのです。


このネイビーは、同じネイビー系と合わせて同調させながらも、ニュアンスの違いを作りやすいですね。

これ実はベージュ・ブラウン系と合わせても、そこまで反発しない絶妙なネイビーだったりします。


今季はここ数シーズン続いた、柔らかい・優しいニュアンスの色トレンドからブルー・ネイビー系のちょっと冷たい・クールな色トレンドへと色のトレンドが移り変わろうとしている最中。

とは言え、全てを一気にガラッと変えるなんてどだい無理ですし、その必要もありません。


ベージュ・ブラウン系のアイテムが増えてきた方は、こうやって青系ニットを取り入れるだけで今までのアイテムを活かしながら全く新しいニュアンスを出せるのです。



ブラウンも去年はベタッとした濃い目の茶色でしたが、今年はちょっと明るく淡いブラウンになっていて、春に使いやすい茶色にしっかりなっていますよ。


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https://zozo.jp/shop/studious/goods/51931949/?did=83765443



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https://zozo.jp/shop/setup7/goods/50472428/?did=81811452


白にしても、真っ白から絶妙に外したオフ白で使いやすく、正直どれを選んでも良いというくらいに、色の当たり年になっています。


冬はメリノウールを惜しみなく使ったニットを出していますが、春ニットの素材もスーピマコットンをこれでもかと使っています。

スーピマって言うと、ユニクロも使っているじゃん!と思われるかもしれませんが、使っている量がまあ違います。


さらに今季は、今までのローゲージ(5ゲージ)からミドルゲージ(7ゲージ)になり、より編み方を細かく目が詰まったものにしています。

それでいてふっくらとした厚みなどはそのまま。

そのためより春限定ニットというよりは、オールシーズン使える仕様になった気がしますね。

もう今からすぐにでも使ってしまってOKです。

ゲージを変えるには編み機から変える必要があるそうなのですが、臨機応変に対応できるのが流石ニットファクトリーだなという感じですね。


いくらファクトリーブランドで他ブランドに比べてコストパフォーマンスに優れているからと言っても、やはりこの値段は決して安くはありません。

ZOZOTOWNで取り扱いが豊富にあるため、近場に取り扱い店がない方でも実際の色やサイズを試せるのが良いですね。

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