「オシャレ脳を鍛えよう!」2020年9月第1号、特集MUJIlabo(ムジラボ)20下半期第1弾・第2弾アイテム徹底レビュー、各種コラムスタート
本日よりnoteコンテンツがリニューアルします!
より幅広い情報と考えを発信すべく、「特集」を核として、各種コラムも満載にしてお届けします。
今後はこのような特集記事と、速報記事とでメリハリを付けたnoteの配信を行っていきますので、引き続きよろしくお願いいたします!
おかげさまでご購読頂ける読者数も、スタート当初よりほぼ倍増し、かなり増えてまいりました。
定期購読読者の皆様には、より分かりやすく充実したコンテンツ提供を目指します。
また特集コンテンツは単品で購入頂けるようになりました。
興味のあるコンテンツのみ単品でご購入頂くことも可能です。
(定期購読者の方は新たな負担なしに、その月に配信されるすべてのコンテンツ及び有料設定されていない過去コンテンツをご覧頂くことが可能です。)
なお、扱うジャンルがファッションということで、どうしても掲載アイテムの在庫状況やトレンドなど変動要素もあります。情報鮮度を考慮し、単品コンテンツは配信後一定期間(30日を目安)で値下げされます。
一定期間経過後も、価値の残存するコンテンツを目指してまいります。
今回の特集は、MUJIlabo(ムジラボ)20下半期第1弾・第2弾アイテム徹底レビューになります。
これは先日配信した速報の完全版ですね。
ちょっと先日の速報を頑張りすぎた感があるので、今後はもう少しメリハリを付けていきたいですね。
今週末はいよいよユニクロUですか…。
※MUJIlabo取扱店舗一覧はコチラ
今季から、東京都内をはじめ主要都市での取扱は増えましたが、逆にそれ以外の取扱は減り、「限定ライン」という意味合いをより強めたかもしれないですね…。
もしかしたら、取り寄せも出来るかもしれませんので、お近くの無印良品店舗にお問い合わせください。
また現在のムジラボが抱えているちょっとした問題については、前回の速報及びブログで解説していますので、今回のちょっとした予備知識として読んで頂けると良いかと思います。
今回もこれをちょっとした前提知識として話を進めていたりするので。
特集その1 ムジラボ20下半期第1弾アイテム徹底レビュー
ムジラボ下半期第1弾、8月のテーマは「シャツ」でした。
毎年この時期発売されるオックスフォード生地のシャツは良品が多かったですから、今回も…。
またボトムス類も過去の良品がパワーアップ、あるいはそのままリストックされています。
早速見ていきましょう。
※オススメ度について
オススメ度について、今回のnoteリニューアルに従って一旦リセットし、次のような基準で再設定とさせて頂きます。
95以上 A+評価 ほとんど文句のないアイテム、是非見て欲しいと思うアイテム
90以上 A評価 若干注釈はあるが、積極的にオススメしたいアイテム
85以上 B+評価 良いところも悪いところもあるアイテム、積極的にオススメはしないが、チェックして欲しいと思ったアイテム
80以上 B評価 アイテムとしては悪くはない、紹介したいと思うアイテム
この記事以前の数値とは整合性が取れない場合もございますが、そこはご容赦ください。
当たり前ですが、あくまで私個人の主観となります。
また、もちろん値段も考慮要素としております。
太番手洗いざらしオックススタンドカラーシャツ
例年この時期に発売されるムジラボのオックスフォード生地のシャツ。
ムジラボは様々な「生地」とアイテムの「型」を入れ替えて、最適解を探すという「実験」をこれまで行ってきました。
オックスフォード生地を使ったアイテムはこれまでも当たりが多く、特に秋口に発売される物は毎年良いので今回も期待していたんですよ。
中でも18AWに発売されたカーキのオックスフォードシャツは名作でしたね。
ムジラボのオックスフォード生地は、流石に結構良いお値段しますから、糸量をリッチに、しっかり使って無印良品の通常ラインやユニクロとはランクの違うオックスフォード生地になっています。
製品洗いも掛けられているので、ユーザーが育てなくとも最初から雰囲気ありますね。
ただですね、これまで色々なところで繰り返し述べてきたとおりムジラボのシャツはやっぱり着丈の短さがネックですから…。
そこはやはりどう克服するか?という話になってきます。
今回は、スタンドカラーシャツと銘打っていますが、一般的に用いられるスタンダードな形のスタンドカラーではありません。
春は「グルカシャツ」のような形状で、ある意味攻めの姿勢で来たムジラボですが、この秋は何と「スタジャン」のような形状で攻めてきました。
これは…結構アリなんじゃないでしょうか?
と言うのも、「ムジラボのシャツはアウター」である、ショートブルゾンをシャツ生地で作るという隠れコンセプトがある、というのはこれまた繰り返し説明したとおりです。
ただ、それが今まではまあ分かりづらかったわけですよ。
サイドポケットが付いたりして、「ほらこれアウターだよ?」みたいなアピールは、一応、一応やってはいたのですが、分かりづらい。
中途半端に正統派シャツにも見える形で作ってしまうから、「着丈、短くない!?」とやっぱりなってしまうわけです。
元々着丈が短いもの、という認識が共有されているデニムジャケットは、着丈が短くてもあまり気になりません。
しかし、「デニムジャケットを隠れたコンセプトとして作ったデニムシャツ」は着丈が気になってしまうものです。
それが、これはもうスタジャンにちゃんと見えますからね。
シャツ生地でアウターを作るというその意図が、とても伝わりやすい。
同じくシャツ生地でシャツ以外のアウターの形に表現してみせるSH(エスエイチ)というブランドがありますが、SHはその意図が分かりやすいですからね。
もちろんショートブルゾンの形で作れば、ショート丈になっていても辻褄が合いますし。
ムジラボも、大分これに近づいたように思います。
あとは、さらにその意図を活かす意味で、モックネックのカットソーを合わせてあげるとなお良いんじゃないか?と思いますね。
モックネックとは、タートルネックのように折り返さずに着る、ある程度高さのあるネックの形のことを言います。
これによって、もうこれ、アウターでしょ?という見せ方ができるんですね。
このシャツの首元、まるでモックネックカットソーと合わせるために設計されているかのように、見事にハマります。
このモックネックのカットソーについても、一体何のアイテムなのか、後でしっかりと紹介します。
ちゃんとショートブルゾンっぽい形にしてくれているし、アウターっぽく着ることが可能になり、ようやく、本当にようやく、このムジラボのシャツにおける意図も簡単に表現できるようになりました。
ちなみにドロップショルダーの形で、アーム部分はトレンドに合わせてかなり太く、大型化させています。
長袖のムジラボシャツではお馴染みのスラッシュポケットも付いています。
サイズアップは、してもしなくても良いと思いますが、私はより着丈の長さが欲しいのと、全体のバランスにより面白みが欲しいので、L-XLサイズにサイズアップしていますね。
まあ流石ムジラボ、クオリティ高いですし、本当に「面白い」アイテムではあるのですが…。
最近のムジラボのブランド力の低下も相まって、「今すぐ買いです!」とはなかなかならないアイテムです。
生地はかなり地厚で、出番は結構先でしょうし、今は様子見でOKです。
ちょっと涼しくて羽織が欲しいな…と思ってからで大丈夫。
そんなこと言っていると、すぐ涼しくなってしまうものですが…。
ちなみにこのアイテム、同型・生地違いのものが第2弾で出ています。
そちらの方が個人的にはよりアウターっぽくなるので、オススメだったりします…。
下半期第1弾が出た時に「これは、悪くはないけど、第2弾まで待っていたほうが良いな…」と思ったのですが、そのとおりになりましたね。
ちなみに昨年もムジラボのオックスフォード生地ではブラウンが出ていましたが、今年は「スモーキーブラウン」という名称で、より赤っぽいブラウンになっています。
今年もくすみ感があって雰囲気のある仕上がりですね。
黒も良いと思います。
次の同じ生地の違う型のアイテムで黒は紹介していますよ。
ここから先は
オシャレ脳を鍛えよう!定期購読マガジン版
随時更新。その月に配信される有料記事はもちろん、過去の多数のマガジン収録記事が読めます。最低限の更新(週1本程度)は保証しますし、本数には…
サポートも毎回大変ありがたいのですが、「スキ」を押して頂けることや、シェアして頂くこと、またコメントを頂けること等、そうした皆さんの反応がとてもとてもとても励みになります! もっともっと精進してコンテンツを充実・発展させていきたいと思います。 応援よろしくお願いいたします!