本命春アウターが１月に大集結！？COMOLIなど、早すぎるリリースラッシュをレポート！
今まさに一年で一番寒い時期に突入していますが、ファッションは春満開！？
旬のブランドたちはもう1月から春夏向け新商品をどんどんリリースしてきています。
どんどん早くなっているこの新商品のリリース時期は、着れる時期ともどんどんズレていっているわけですが、それでもやっぱりリリースの遅いアイテムは苦戦しがちというのも事実…。
だから早すぎる！という批判は承知の上で、どんどん新商品の投入が早まっているのです。
春の新作アウター、それもかなり有力ドコロが１月から集結してきているので、今回はこれをしっかりレポートしていきたいと思います。
また今回のQ＆Aコーナーでは、
「ボアベストは、いつまで着れる？」
「スキニーデニムが有効になる瞬間、シルエットとは似て非なる『軽・重』という考え方」
「メンズのファッションサブスクリプションは成立するか？」
といった話題について取り上げています。
※記事アップ後かなり在庫が見つかりにくくなってきたアイテムがあるので、2/1現在在庫のあるお店（オンライン・実店鋪）を追記しています。
春の新作、その前に…寒いならコレ買っても良いかも？
いくらアパレルがデリバリーを早めて真冬に春物リリースラッシュを仕掛けようにも、実際の季節はまだまだ冬…。
暖冬暖冬と言われますが、防寒しなければフツーに寒いですよね。
真冬ですから。
今季オススメのダウンジャケット・小松ナイロンダウンも、本当に今年良い出来なので、寒いなら買ってしまって良いと思うのですが、一回セールにしたものをまた非セールに戻したりしているんですよ…。
セールに掛ける→戻す→セールに掛ける→戻す…って何度も繰り返しているんですよね。
当初は例年通り、そんなに早くセールに掛ける予定は無かったと思うのですが、流石に暖冬の煽りなのか作りすぎたのか、セールに掛けて、また戻して…みたいなことを繰り返している。
これはあんまり良くないですね。
一貫してセールに掛かっているアイテムと比べて、期待するところがあるからなんでしょうが、素直に買いづらいよ…。
もちろ気候によって需要が変化する、ナマ物みたいなものではあるんですけどね洋服って。
寒くなってきたからまた非セールに戻すってちょっと足元見ているなと思ってしまいますね。
今日新しく提案したいのは、ヘビーアウターではなく、レイヤードで真冬を凌ぐ、という方法。
例えば秋口に紹介したボアベストなんて、この時期でもインナーとして入れると、長袖カットソー+ボアベスト+ブルゾンなんていう見た目にはちょっと頼りないような格好でも十分と感じるくらいに防寒性がアップします。
昨年紹介した無印良品のフリースベストでも良いですね。
ただしコレ、今年のバージョンはちょっとチャコールグレーの色味が全く違ったものになってしまいました…。
昨年は紫っぽい、深みのある色だったんですが、今年は何とも言えないちょっと腑抜けた色に…。
今年のものはそこまでファッションアイテムとしてはオススメ出来ないので、昨年のモノをお持ちの方は大切にしてくださいね。
洋服の色味って、同じ色を目指しても年によってどうしても変わってしまったりするんですよね。
さらに新しく紹介したいのが、デッドストックの「US PCU PRIMALOFT VEST LEVEL7」です。
寒冷地で米軍の特殊部隊が使用していたレイヤードベスト。
いわゆるハーフジップタイプの「被る」ベストですね。
「プリマロフト」は、軽く保温性に優れた高機能綿素材のこと。
ダウンとの違いは、速乾性があるため雨に濡れても大丈夫という汎用性の高さ。
あとはフェザーにアレルギーがある人でも使えるところがウリになっています。
最近だとCOMOLIがこのプリマロフトを使ったインサレーションジャケットを出しています（もっともCOMOLIはランクが上の「プリマロフトゴールド」ですが。）。
これ、ミリタリーデッドストックでお値段的にも手頃、というのもありますが、何よりもモノとしてとってもカッコいい…。
なかなか写真で黒を再現するのは難しいのですが、元々軍支給時のライトグリーンだったものを、上から黒く染しているらしく、独特の炭黒まで行かない、鋭さの無い、柔らかい黒。
元々の生地の質感と相まって、これはもう最初からファッションアイテムとして作られた物なのでは？という風合いを醸し出しているんですね。
軍モノとは全く思われないと思います。
流石に真冬だと頼りないアウターの防寒性の補完にぴったりです。
風さえ防げれば、プリマロフトがしっかり機能してくれますから。
ただ、おそらく買い付けて各ディーラーに卸売しているところが一緒で、このアイテムに関してはXLのワンサイズのみの流通になっていること。
単体だとちょいオーバーサイズで着るみたいな感じになりますね。
そのため肩が広いので、ドロップショルダーの効いたアウターには合わないかな…という印象。
肩が上手く落ちなくなってしまうんですよ。
先日紹介したムジラボのコートには合いませんでしたね。
このワンサイズのサイズ感が合わないと、なので…もちろん万人にオススメというわけではないのですが、合えばかなりオススメです。
お値段は、デッドストックなので定価は無いのですが14000円~20000円ほど。
ザ・軍モノを多く扱うというようなお店より、もう少しファッション寄りのショップでのセレクトが多い印象ですね。
このブログ・noteに馴染みのあるところだと、セレクトショップのconfectさんなどが仕入れていて、まだ残っている店舗で見ることが出来ると思います。
私は買ってからコレばかり着ていますね…。
インナーダウンって、なかなかちゃんとブランドが作ってくれないし、作ったとしても、そこらへんのダウンジャケットより高価な値段になってしまっったりでなかなか良いアイテムが無いんですよね…。
西川ダウンとかBY小松ダウンとかで、こういうミリタリーベストをお手頃価格で、なおかつ都市生活によりアジャストさせた仕様（ポケットがちょっと足りないんですよね…）で出してくれたら言うこと無いのですが…。
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