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もうすぐ始まるセールでこそ!なセレクトショップのオリジナルコート特集!



 さて年末、一年の疲れを癒やしつつゆっくりとしたいところなのですが、ちょっと服のこととなるとそうもいきません。


多くのショップで年が明けて三が日は初売り・本セール開始となるからです。

最近はZOZOTOWNなど巨大オンラインモールも年明け1月1日の0時からセールをスタートさせます。


だからもしまだ冬モノで買い逃した物があるという場合は、まだ寝れないんですね…。

また、ZOZOTOWNがセール品でも返品可能になったことで、事前に試着等チェックを出来なかったアイテムにもチャレンジしやすくなったんじゃないかと思います。


この年が明けてすぐ始まるセールをにらみつつ、今回は非常~にリクエストの多い、セレクトショップオリジナル、いわゆる中間価格帯コートを中心にお伝えしようと思います。


このカテゴリーはどうしても、ブランド力が無いためプレパー(定価)で買うのは躊躇されることが多く、結構良いものが残っています。


Q&Aでは「オススメの丸眼鏡」を紹介していますよ。


※セール情報については、まだ確定ではないことも多く、あくまで2019年12/31現在の情報になります。



セールでこそ!のセレクトショップオリジナルコート達!




JOURNAL STANDARD relume LANA WOOL 140S ステンカラーコート



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JOURNAL STANDARD relume LANA WOOL 140S ステンカラーコート


 前回先行でお伝えした、JOURNAL STANDARD relumeのLANA WOOL 140S ステンカラーコートから。

JOURNAL STANDARD relumeは、ジャーナルスタンダードとは別ラインのリーズナブルな価格でベーシックかつトレンドのアイテムを揃えるライン。

本家ジャーナルスタンダードとは、カジュアルなアイテムが多いという特徴は引き継いでいるものの、店舗からして異なるセレクトショップですね。


とりあえずお手頃価格でアウターが欲しいと思ったらここを見ろ、といったセレクトショップになります。

ベイクルーズグループには、同じくリーズナブルラインである417 EDIFICE(フォーティーワンセブン エディフィス)もありますが、どちらかと言うとこちらのほうが最近はオリジナルに当たりが多いです。


今季はこのコートのネイビー生地が、とにかく出来が良いです。

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140Sとかなり細い糸を使っているだけあって、繊細な表面感。

色によっては全く艶が無かったりもするのですが、ネイビーだけカシミヤを混ぜたような、そんなジワッとした高級感ある艶があります。

高見え=良い、というわけでは決してありませんが、これはこのお値段にしてはなかなかです。


やはりこれが今季セレクトショップオリジナル品、中間価格帯のコートの中で最も「値段に見合わない生地感の良さ」をしていたと思いますね。

プロパーでも十分そう感じられる出来だったので、セールならなおさらです。

生地も厚手で、十分冬を越せますし。


着丈90cmと一応ロングコートの範疇ですが、横にも大きいのでミドルコートのような見え方をします。


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アームもかなり太め。

素材は綺麗めですが、テイストとしてはストリートな印象も出ますね。


気を付けたいのはその太さからくるシルエット。

特に肩からアームに掛けてのパターンが、正直イマイチです。


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こう、肩から厚手の生地が上手く落ちていかない。

ボワッと横に膨らむようなところがあるんですね。

どうしてもこれは気になるところ…。


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少し横に広がってから、落ちる、みたいな。


もう少しスムーズに生地がスッと落ちてくれると、綺麗なドロップショルダーになるのですが。

例えばAURALEEなんかだと生地にもう少し落ち感があるのと、パターンによって肩は綺麗に落ちます。


こうなってしまうと、必要以上に大きく見せてしまって、最近のビッグシルエットの見せ方ともまたちょっと違う大味な感じに…。

これは、この値段とは言えどうにか出来なかったか…と思ってしまうところ。

厚手の良い生地を使って、トレンド風のシルエットで…となるとある程度仕方ないのは分かるんですけどね。

展開がMサイズ~なのですが、最小サイズのMでもかなり大きいので、そもそもサイズが合わない人も多いでしょう。


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