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久々のCONFECT(コンフェクト)特集!リネンジップベストやロゴフットボールTなど、今面白いアイテム揃っています!【フィーチャー】

 本日はこの定期購読マガジンでも登場回数の多いブランドであり、要望も多かったCONFECTコンフェクトを特集!

今リネンジップベストやロゴフットボールTシャツなど、面白いアイテムが揃っているんですよ…。
夏を前にして半袖シャツなど、強みのあるアイテムも揃ってきていますし。

今まさに充実のタイミングを迎えています。

※頂いた質問に一定数必ずお答えするイベント・質問回答デー次回開催日について告知があります。詳しくは最後の項を御覧ください
※今週発売アイテムのレポートについては現在編集中です。できる限り早く出したいと思っていますのでお待ち下さい。


「エイジレスブランド」の旗手、CONFECT(コンフェクト)とは?


 CONFECTコンフェクトは、全国に自前のセレクトショップを持つnest Robe /CONFECTのメンズライン。


1950年創業のアパレル向け縫製工場を母体とする、いわゆるファクトリーブランドですが、リネン(麻)に特化したアイテム作りが大きな特徴。

2020年に刊行された「SLOW MADEな服づくり」 グラフィック社 

リネンと言えば、夏の素材というイメージが強いですが、起毛リネンなど冬も楽しめるリネンアイテムもリリースし、よりその特色を強めて確固たるブランドを築いています。


私は勝手に「エイジレス」なブランドの旗手だと思っていて。

「エイジレス」というのは、この場合は年齢を問わない、縛られないファッションのこと。
ファッションにおける長期的なトレンドとしてこの「エイジレス」が裏テーマのようになりつつあります。

いつの時代でもどうしてもトレンドのファッションは「若い人向け」になりがち。
ただ少子化が進む中で、それだけでは立ち行かない現状なのは確かでしょう。

また人生100年時代の今、ファッションを若いうちだけのものにしてしまうなんてつまらない。
おじさんになっても、お爺ちゃんになってもファッションを楽しみたい。

最近は古着そのものや、古着を再編集・再構築したブランドが興隆。
あまり年齢関係なく着れるような、何ならお爺ちゃんが着ていても違和感が無いような服が人気なのです。
それこそ本来はそういった服が必要ないように思われる若い年代も含めて幅広い層に支持されていて。

CONFECTのリネンの服は、新品の段階から洗いが掛けられて特有の枯れたような雰囲気があり、まさにどの年代にも馴染みます。

色彩にポップな鮮やかさは無いけれど、確かに感じられる品の良さがあり、他のセレクトショップやデパートの紳士服売り場と一線を画しています。

お店の内装や、自社オリジナルブランド以外のセレクトにも統一感があり。

もちろんそのテイストには好き好きはあると思いますが、化繊のツルッとした若い雰囲気が似合わなくなったとき、自分がどんな服を着て良いのか分からなくなってしまったとき、もしかしたら今の自分にはこれかもしれない…と思える洋服、ファッションそのものが見つかるかもしれないショップ・ブランドです。


…となんだか堅苦しい説明になってしまいましたが、「トレンドのコレ、もう少し大人向けに作ってくれないかな?」みたいなアイテムも、CONFECTはリネンで枯れた雰囲気で作ってくれたりするので。

ファッションをいくつになっても楽しませてくれるのではないか?と思うんですよね。

トレンドのジップベストもCONFECTがリネンで作るとまた違ったアイテムになる

ちゃんと遊び心もあるブランドなので、こちらも楽しくなるんですよね。
エイジレスというのは、諦めや楽しみの放棄から生まれるものでは決してありません。

そうしたファッションとしての楽しさの後に、サスティナブル、エシカルといったファッションが向き合わないといけない課題への取り組みも付いてくると思っています。

実は、私がCONFECTで一番多くの人に向けてオススメしたいアイテムが今年誕生しまして。

それがこの靴下。

CONFECT  リネンソックス

リネンソックス


たかが靴下と思うなかれ、この靴下に込められたこだわりは尋常じゃない。

リネン94%にポリエステル5%・ポリウレタン1%と、リネンの純度をできる限り高めて編まれたリネンソックス。

このリネン100%に近付けるというのは相当難しいらしく、開発に数年掛かったらしいですね。

リネンのシャリ感がある履き心地は最初好き好きありそうですが。

とにかく蒸れない。

こんなに蒸れない靴下があるのか…と。
今までコットンリネン、コットンシルク、シルク100%、和紙混…などなど、とにかく蒸れないことをウリにした素材の靴下を試してきましたが、これが一番蒸れない。

それこそこの靴下の前身のアイテムとしてリネンシルクの靴下をCONFECTは出していましたが、それと比べても全然違います。

ほぼリネンの靴下って、こんなに違うのかと。
コットンリネンやコットンシルクからさらにリネンオンリーの靴下を作る意味が、履き比べると分かります。

また耐久性にも優れていて。

今年に入ってから、週に2度は履いていたから、多分もう最低でも30回は履きましたね。
でも全然毛羽立ったりしてこない。

新品と比べて見ると、確かに若干退色はしていて、元々ブラックだった色味がネイビーっぽくなったりはあるのですが、雰囲気的に新品と遜色無く履けます。

左が新品、右が購入後30回ほど使用(インクブラック)



全体的に縮んだりはありますが、履いてしまえば問題無いし。
生地痩せなどもほとんど無いので。

お値段お高めの靴下を紹介するときに、どうしても気になるのが耐久性の問題。
やっぱりすぐダメになる靴下は値段が高くてもあるにはあるので…。
そんなん紹介したら騙されたと言われそうじゃないですか。

これは普通の靴下ならもう捨ててしまうような回数着用を重ねても全然雰囲気良く履けるので。

そして、もちろん使い込んで洗い込んでどうか?という検証を兼ねていることもあるのですが、これが早く履きたい!となるんですよ。

色味やデザインなど、靴下にも様々な価値がありますが、蒸れないってすごく大きな価値ですよ。

快適だから履きたくなって、たくさん着用、洗濯してもへたれず長く着れる。
その服に与えられた寿命を本当の意味で全うするって、相当難しいことだと思いますが(大体部屋着など不本意な最後になるかな…と)、それを体験させてくれるアイテムです。

厚みの割に洗濯からの乾きも速いので、靴下を少数精鋭で回したいなんて人にも向きますね。

もちろん3足900円の靴下をどんどん使い捨てていく、そういうミニマリズムもあると思うけれど、こうした靴下を長く使っていくのもそれはそれでミニマルな暮らしと言えるのではないでしょうか。

注意点としてはやや厚手なので、革靴などをキツめにピッタリと履いている人はさらにキツくなってしまうので。
履き込んで底も沈んでちょっと緩くなった革靴とか、ピッタリ余裕無く履くことはあまり無いスニーカーに向きますね。

色はインクブラックが、スミクロとエクリュのもく調のカラー。

ダークネイビーが、緑っぽさのあるブルー、エメラルドグリーンみたいな色ですね。


ダークネイビーも意外性とか、ショートパンツとのコーディネートなどでは良いと思いますが、万能性とかまず最初の一足ということならインクブラックをオススメします。


CONFECT  リネンソックス

リネンソックス


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