今年はセールで狙え!ダウンジャケット特集!トレンド解説、セレオリシンプルダウン3強、今年躍進のベストタイプなどダウンを語り尽くす!【フィーチャー】
今年は後述するように「どうやら暖冬っぽいぞ」という問題はあるのですが、年末年始をアクティブに過ごしたい人にとってはダウンジャケットは最も気になるアイテムでは無いでしょうか。クリスマスも終わりセールも本格的に視野に入ってきますしね。
今回セールもフォローしつつ、出来る限りさまざまな側面からダウンを語り尽くせればと思っています。
【無料】今のダウンジャケットは、数年前と何が違う!?テーマは「ダウンジャケットらしいダウンジャケットへの回帰」「柔らかさ」と「脱・ブラック」、だけど…
トレンド解説的なところから行くと、今のダウンジャケットは2010年代と比べると「野暮ったさが許容されるようになってきている」ということが言えるでしょう。
2010年代は、DESCENTE ALLTERRAINの「水沢ダウン」やARC'TERYX VEILANCEをはじめとするアームが細く、腕にピタッとフィットするような「従来のダウンジャケットらしくないダウンジャケット」が旋風を巻き起こしました。
それに追随し、真似たアイテムも人気になりました。
2010年代後半、ビッグシルエットトレンドの流れから、コート類はタイト〜ジャストなシルエットのものがどんどん淘汰されて、ゆったりとしたシルエットに置き換わっていきましたが、ダウンジャケットだけはその流れに完全には飲み込まれず。
ダウンジャケット自体がそもそもモコモコして野暮ったいものであるという印象が強いですよね。
いかにその要素を軽減してスマートに見せるか?を皆追求していたため、「流行りが変わったから、元の野暮ったいダウンジャケットに戻ろうぜ」と言われても、なかなか受け入れ難かったのです。
ただ2020年頃を境に、ダウンジャケットもボリューミーなものがどんどん出てきました。
トレンドを作り出すような上位ブランドは軒並みモコモコしたダウンジャケットらしいダウンジャケットばかり作っていますよ。
スマート化の流れはどこへやら、すっかり「ダウンジャケットらしいダウンジャケットへの回帰」が進んでいます。
トレンドって一方通行ではなくて、こうやって何かが行き過ぎては反動、「揺り戻し」が起こるものなんですよね。
そしてもうここ何年もファッション全体を貫くキーワードが「リラックス」。
これがダウンジャケットにも反映されて、柔らかい素材のものが増えていますね。
シャープに見せてくれる固い素材感のナイロンなどは減って、見た目にも実際の触り心地的にも柔らかいものが増えています。
ダウンジャケットの着心地、ここのところ本当に良くなりました。
反面、さらにスマートでシュッとしたダウンジャケットはどんどん減ってしまっているのが実情です。
で、さらに最近盛んに言われるようになったのが「黒のダウンジャケット多過ぎ」問題。
そんなん昔からやろ、と言いたいところなのですが、昨年くらいから「黒のダウンジャケット+ツイストパーマの男多過ぎ!」みたいなワードをよく聞くし、実際そうなので。
出来れば黒以外のカラーのダウンジャケットを選んだ方が良い…のですが、これも難しいよね。
ダウンジャケットにみんなが求めているのは、ユーティリティな日常着としての側面。
ウールコートのように大事に大事に着ていくというよりは、寒かったらダウン、着るもの困ったらダウン、というように気軽に羽織って使うものだと思うので。
インナーとして中に着るものや、パンツとの色合わせを難しく考える必要のない黒が選ばれるのは当然のことですよね。
よほど魅力的な色でない限り、黒以外をあえて選ぼう、というふうにならなくても良いのでは?というのが私の見解です。
ここらへんを念頭に置いて、世の中に数多あるダウンジャケットから良品を紹介していきましょう!
【無料】めちゃくちゃ良いダウンベスト出ました!暖冬、暖冬と言われる今年の冬、ダウンベストで凌げるもの?セールは見逃さないで
いきなりダウンジャケットではなくて恐縮なのですが、今年めちゃくちゃ出来が良かったダウン「ベスト」がコレです。
BEAUTY&YOUTH UNITED ARROWS 小松マテーレ スタンドカラー ダウンベスト
もう完全に冬の定番となりました。
ユナイテッドアローズBEAUTY&YOUTHが化繊素材の大手小松マテーレ(旧小松精練)の生地を使った「小松ダウン」シリーズ。
その小松ダウンシリーズ初となる、ダウンベストです。
初めてなのに本当に完成度が高い。
これ価格も合わせて考えると、今年のダウン系で最も出来が良いですね。
昨年からダウンベスト系流行っていますが、パデット(中綿)も多い中でこれはしっかりダウンを使用。
700FP(フィルパワー)でしっかり暖かい。
ダウンベストって本当に暖かいの?という人もいると思うのですが、これはしっかり暖かいですよ。
生地がマットで、ダウンジャケット含めて小松ダウンで一番良いものが使われています。
どうしても柔らかくてツヤ感のあるものが使われがちなこの価格帯のダウンにあって、このダウンベストにだけは高級感のある生地を使ってくれていますね。
トレンド故に、安っぽいものが量産されているダウンベストですし、この高級感はそれだけで目を引きます。
これだけナイロン100%なんですよね。
面積の少ないダウンベストだから良い生地が使えたのか?と邪推してしまうくらい、これが一番良い生地。
またこの柔らか過ぎない生地(でも決して固くは無いので、着心地は損なわれない)がシルエットも非常にシャープに見せてくれるし、着た時に純粋に格好良いんですよね。
この価格帯のダウンジャケットでは当たり前となっていますが、しっかりダブルジップ。
一つは上まで締めて、一つは下から開ける着こなしもしっかり出来ます。
これもう少し高い、上位ブランドになるとダブルジップじゃなくなったりしますからね。
そりゃ古着にはダブルジップは無いけどさ。
そんくらいサービスして、気が効いてくれてても良いよね。
程よいボリュームがあり、立ち上がりの良いスタンドカラーのエリと良い、全体のシャープ感と良い…。
「ダウンジャケットらしいダウンジャケットへの回帰」が進む中でも、これはちゃんと着る人を格好良く見せてくれる、そういう服です。
こういう服って今のダウン系アイテムでは珍しくなってしまいました。
ダウンベストはいわゆる流行り物で、どこも作っているし、そこそこレベルが高いのですが、それでもこれがダントツと思える出来の良さですね。
ダウンジャケットは群雄割拠ですが、ダウンベストならコレ一強。
今年のセレクトショップオリジナルアイテムの中でも最上位にくるアイテムの一つです。
これにソデを付けるイメージでダウンジャケットも作ってくれれば良かったのに…そんなことを思わず言いたくなってしまうほど(そういうアイテム残念ながら小松ダウンでも展開が無いのです)。
しっかりダウンベストのウリである羽織りやすさ、手軽さ、といった意味での軽さもありますし、これはこの冬とにかく着ることになるでしょう。
あとは、このアイテム自体というよりは、ダウンベストというアイテムをどう考えるか…?だけかなと。
ダウンベストの良いところは、ソデが無いので、ダウンジャケットのモコモコ感、野暮ったさを払拭出来る。
そして中に着たニットやスウェットをしっかり見せることができるところ。
プルオーバータイプのニットやベストってどうしても一枚で着ると格好つかない時もあるので。
でも見せたい!…そういう時も良いですよねベストは。
ソデの溜まりなどのニュアンスが活かせるアウターはベストしか無いですからね。
ただ読者の方から頂いた情報(このアイテムは事前に一カ月前のnoteでも紹介していました)だと、太いアームホールのスウェットだと綺麗に通らず、脇で少しだぶついてしまうとのことだったので、お気に入りのスウェットでそういうことが起きないかテスト必要ですね。
もう少しアームホールに余裕があるベストも、このnoteでは後ほど紹介しますよ。
そしてダウンベストの弱点…それは、ダウンベストはソデが無いので、それだけでは冬は越せません。
よくアパレルショップの店員さんなどは「都内ならダウンベストで冬越せますからね」「今年は暖冬って言われていますから、ダウンベストで十分ですよね」みたいなことを言ってきますが、ハッキリ言ってそれは無いです。
気温的には本当10℃下回るくらいでもどうにかなるのです。
ソデが無いとは言え、ダウンの保温性はしっかりありますから。
しかし、一番辛いのが、風。
風が強い日は気温に関係なくどんどん体温を奪われますが、ダウンベストではソデに直接風が当たるので耐えられません。
だから、この一着でこの冬を超えたいんだ、という人が買うアウターでは無いのですダウンベストは。
ワードローブの構成にやや余裕がある、最低でも1着はちゃんと冬アウターがある人向けですね。
それがダウンジャケットである必要はないのですが。
そうしたダウンベストの限界、みたいなところを除けば、この価格帯ではこれ以上なく格好良いダウンベストですよ。
特に今年の年末年始は、例年になく異様に暖かいらしいんですよね。
ここ最近で思い起こされる暖冬は、20年の年明けかなと思うのですが、お正月も暖かくて。
ニットにコートにマフラーみたいな真冬っぽい格好でセールを見に行ったら暑くて暑くて。
あの年はAURALEEのチェックコートすらどこのセレクトショップに行っても売れ残っていたり。
私の知人はプラダのダウンジャケット買って、その年一回も着なかったそうです。
話は逸れましたが、暖冬にはフルで活躍すると思うんですよねダウンベスト。
色は、ブラックとグリーンっぽさもあるグレーの2色展開。
今回の着用画像でネイビーに見えたりもすると思うのですが、しっかりブラックです。
ナイロンなのでどうしても光の当たり方などでネイビーっぽく見えたりしますね。
やはりダウンベストの特性、下に着たニットやスウェットを活かす黒の方が汎用性は高いでしょう。
ただね…こちらのグレー、下に黒のニットなど、ダークカラーを持ってくると化けるんですよね。
黒でコーディネートを組むことが多い人(男性には結構多いはず)にはこちらもオススメです。
まあグレーのスウェットに黒のダウンベストとか、普通っちゃ普通なんでね…。
サイズは平均身長前後・痩せ型であればサイズMでややゆとり有り〜ジャスト寄り、Lでややルーズ寄りのゆとりを持って着れます。
これに関してはベストなので、サイズ感は人それぞれ違うかなと思うんですよね。
ダウンベストは着丈が短い方がバランス良く見えたりもしますし。
ジャスト寄りでも、それはそれでシャープ感が増して格好良いです。
今回は172cm60kgで、サイズLをセレクトしています。
そして見逃してはならないのは、本アイテムは一昨日スタートのユナイテッドアローズメンバーズセール対象アイテムです。
これは会員登録さえすれば、誰でもセールの恩恵を受けられるものなので、見逃してはいけませんよ。
おそらく年末年始に掛けて、ZOZOなど他の販売サイトも追随してセールになるでしょう。
BEAUTY&YOUTH UNITED ARROWS 小松マテーレ スタンドカラー ダウンベスト
※いわゆるステマ規制施行に伴う表記については次の項の最後をご覧ください
【無料】まさに群雄割拠!セレクトショップオリジナルダウンジャケット戦国時代、シンプルダウンジャケット3強を決めよう!
もう本当に群雄割拠のダウンジャケット戦国時代、どういう目線でアイテムを選ぶかによっても変わってきますが、ここではもうとにかく「シンプル」ということに着目してセレクトショップオリジナルのダウンジャケットからベスト3決めたいと思います。
ADAM ET ROPÉ HOMME ALLIED 700FP ショート フーディー ダウンジャケット
まずはベスト3の中でも最上位に挙げたいのが、ADAM ET ROPÉ HOMMEの「ALLIED 700FP ショート フーディー ダウンジャケット 」です。
アダムエロペのALLIEDダウンはもう定番中の定番として、毎年マイナーチェンジを繰り返してリリースされています。
アダムエロペのALLIEDダウンは、ショート丈で着丈60cm代後半からの展開が多いダウンジャケットにあって、しっかり着丈70cm以上を確保。
ミドル丈ってほどでも無いのですが、N-3B的な安定感があるシルエットです。
「ダウンジャケットらしいダウンジャケットへの回帰」が図られる今のダウンジャケットにあって、かなり着こなしやすいシルエットですコレ。
そしてこれもリラックスを求めてかなり柔らかい素材になっています。
見逃せないのが、旭化成の透湿防水膜「SOFANDE」という高機能ラミネート膜を使用していること。
「暖かい日中でも汗を外に逃がし、暖冬における快適なライフスタイルを実現」
というのは、暖冬予想の今年は嬉しいところです。
ゴアテックスをはじめとする3レイヤーなどの透湿防水アイテムはどうしても固い素材感になることが多いのですが、これはしっかりソフトな着心地を確保していて、そこがすごいんですよね。
機能性と見た目、着心地と、高度にバランス取れていて。
もはや機能性だけでも見た目だけでも、着心地だけでも一点突破はできない時代なので。
これ3万円台はちょっと安過ぎるレベルです。
またこれまでライトグレーが良かったこのシリーズですが、今年のチャコールはライトなオリーブカラー。
このソフトな素材感も相俟った柔らかいオリーブが本当に絶妙で、ミリタリー感の出ない、「脱・黒ダウン」にピッタリのアイテムです。
いや黒のダウンが量産されてしまうのは必ずしも悪いわけでは無いよ、という話は冒頭でしましたが、黒以外を選びたいとなった時にも良い色味が用意されています。
サイズは平均身長痩せ型で、Mサイズで一般的な意味での少し緩さを持った着方が出来るサイズ感、よりトレンドらしいボリューム感とゆとり感を求めるのであればLサイズでもOKです。
172cm60kgのモデルはLの方がより良い見え方、今っぽいテイストを出せていました。
BEAUTY&YOUTH 小松マテーレ リラックス フード ダウンジャケット
ダウンベストの突出した出来の良さと比べると可哀想なのですが、「小松ダウン」からはこちらのダウンジャケットもオススメしたいところ。
一見するとダウンベストと同じ生地のように思えますが、違う生地です。
(ダウンベストはナイロン100%、こちらはポリエステル80% ナイロン20%)
こちらはより柔らかく、ややツヤ感のある生地。こちらの生地が悪いわけではなく、ダウンベストが良過ぎるんですよ…。
今回紹介するダウンジャケットとしては、形はこれが最もダウンジャケットらしい、オーソドックスで着やすいモデルです。
ダウンジャケットらしさを無くさず、見せたく無いものはなるべく見せず、プレーンにまとまっていて、シンプルかつスマートです。
モコモコし過ぎない、かと言って変にタイトジャストでもなく(サイズを間違えなければ)。
そして最近の特徴であるソフトな着心地も兼ね備えています。
欲を言えば、ダウンベスト的な生地感の良さが欲しかったところですが、決してこっちが悪いわけではなくて。
ダウンベストが良過ぎて、どうしても比べられて可哀想なことになってしまうのですが。
とにかくダウンジャケットは後悔したく無い!という人には、間違いはないアイテムです。
実際売れていて、今回のユナイテッドアローズのメンバーズセールにも掛からないアイテムですね。
こちらも黒以外でもオリーブがかったグレーが用意されており、こちらで脱・黒ダウンをしてもOKです。
小松ダウンはこのモデル以外にも展開されていますが、ダウンベストとこれ以外は正直イマイチなので、ダウンベストとこれだけ見ればOKです。
サイズはジャスト方向で着てしまうと、良さが出ず、平均身長だからMなどと決めつけずにLサイズも試して欲しいところ。
実際172cm60kgのモデルではLサイズのほうが圧倒的に良く見えました。
次に紹介するのはコレ。
ここ3年ほどのセレクトショップオリジナルダウンジャケットを語る上で欠かせないアイテムです。
FREAK'S STORE Plus Phenix 別注 GORE-TEX DOWN JACKET
各セレクトショップ、何かしら強みを出していきたいダウンシリーズ。
セレクトショップFREAK'S STOREが+Phenixに製作を依頼したダウンシリーズをスタートさせたのが21年。
プラスフェニックスは、スキーウェアブランドPhenixがスタートしたアーバンウェアライン。
都市生活を念頭に起きつつ、機能性を必要性に合わせて限りなく高めており、新たな定番シリーズとしてすっかり定着しました。
最大の特徴はやはり、GORE-TEX INFINIUMを搭載していること。
GORE-TEXは、防水性・透湿性・防風性に非常に優れた素材として有名ですが、INFINIUMは防水性を緩和。よりファッションとの親和性を高めた素材です。
GORE-TEXの全てを備えたいわゆる3レイヤーは固い素材感にならざるを得ず、縫製などに制約があり、なおかつ防水のための止水テープの使用が必須でした。INFINIUMは、これらの制約から開放されたのです。
ゴアテックス特有のパリパリ感はなく、柔らかい着心地をキープ。
それでいて、INFINIUMでも、素材自体には防水性と撥水性が備わっているので、GORE-TEXのように長時間土砂降りでも雨の侵入を許さないというような防水性は無いものの、小雨程度ならへっちゃらなんですよね。
現在のファッションシーン全体を貫くリラックス、着心地の良さをキープしながら機能性を高め、またロゴが目立ち過ぎないなどのフリークスストアのセンスも活きています。
ただ…このシリーズ、昨年展開されたミドル丈のミッドダウンがめちゃ良かったんですよ。
参考 FREAK'S STORE 22AW +Phenix GORE-TEX INFINIUM WINDSTOPPER MID DOWN
シリーズでは異色のザラっとした素材感の生地感で、ダウンジャケット感を押し出さず。
またスポーツテイストではなく、ミリタリーテイストをアーバン仕様に落とし込んだ絶妙な雰囲気などが良かったんですよね。
これが今回、無い…。
定番となっているフードダウン型が今年もメイン。
今年のモデル
これは初年度から出ているモデルなのですが、毎年マイナーチェンジを重ね、今年はボディー中央のダウンパネルの分割を増やしました。
旧モデル
また丈をやや短く微調整し(正直そんなに変化を感じないのですが)、より着やすいように考えられています。
ただモデルそのものが大きく変わったわけではなく、初年度から続くスポーティ路線のアイテムです。
ダウンジャケット自体がスポーティーなアイテムではあるし、上述のアダムエロペだってBY小松ダウンだってスポーティーな要素はあるのですが、フリークスストアはよりその要素が強い。
シンプルはシンプルですが、その分大味になってしまうところもあり、より簡単に羽織っただけで格好良く見せるのであれば、アダムエロペやBY小松ダウンのオススメしたモデルの方が良いでしょう。
一番余白があるとも言え、上手く余白を活かせれば、一番オシャレに見せることもできるかもしれませんが、やや難しいのは確か。
ただどことなく「セレクトショップオリジナルっぽくない」雰囲気があり、普段ドメスティックブランドを着ている人が、ダウンジャケットだけは防寒性や価格を考えてこういうものを選ぶ、というのはアリでしょう。
誤解を恐れずに言えば、ダイワピア39などの下位互換に当たるようなダウンジャケットです。
サイズ感はかなり大きめに出来ており、172cm60kgのモデルではサイズMがベストです。
これもカラバリ的には特徴的な色は無いのですが、黒以外を選んでも大丈夫です。
一応このシリーズの新型についても触れておくと、今年ミッドダウンに代わって新しく展開されたのが、「HOODIE DOWN GEN2」。
FREAK'S STORE Plus Phenix 別注 GORE-TEX HOODIE DOWN GEN2
数多のブランドがモチーフにしてきた米軍 ECWCS GENERATION 2、通称GEN2をベースにしたということで期待感がありましたが、こちらはあまりにも大味過ぎる…。
同価格帯で見ても、同じフリークスストア・プラスフェニックス別注シリーズで見ても見劣りするものとなっており、オススメ出来ません。
というわけで今年のセレクトショップオリジナル、シンプルダウンジャケット3強は
ADAM ET ROPÉ HOMME ALLIED 700FP ショート フーディー ダウンジャケット
BEAUTY&YOUTH 小松マテーレ リラックス フード ダウンジャケット
FREAK'S STORE Plus Phenix 別注 GORE-TEX DOWN JACKET
となります。
この3つは必ずしも上位互換や優劣関係にあるわけではなく、体型や嗜好などでそれぞれのベストダウンは変わってくるでしょう。
ただそれでも定価ベースで考えると、機能性的な進化でアダムエロペを1番手には挙げたいですね。
この項で紹介したアイテム
ADAM ET ROPÉ HOMME ALLIED 700FP ショート フーディー ダウンジャケット
BEAUTY&YOUTH 小松マテーレ リラックス フード ダウンジャケット
FREAK'S STORE Plus Phenix 別注 GORE-TEX DOWN JACKET
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