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中途失明に効く妙薬は睡眠薬か ?

今までいわゆる健常者と呼ばれる人だった人が、急に目が見えにくくなったり見えなくなったりして視覚障害者となる。これは天地がひっくり返るほどの大きな大きな変化だ。今までできていたことが全てできなくなり、それは、精神的にもどん底だ。この沼から這い上がる方法、それは睡眠薬なのだろうか
最近、気軽に心療内科にかかることができるようになったのは非常に良いことだと思う。一方で、眠れないと言えば睡眠薬、不安が強いと言えば抗鬱剤と言ったように簡単に薬が処方されどんどん薬の量が増える傾向にある。これは対症療法である。根本的な解決にはつながらないまでも
じゃあどうしたらいいのか? 答えは極めてシンプル。
見えるときにできていたことを見えない状態でもできるようにするだけ。
例えば、見えていた時にできていた料理、目が見えないとできないと思い込んでいるわけだが、実際にはできる。出来るようにやり方を知ることが大切。それを教えてくれる人、学べる場所につながることが大切。そこには薬は必要ない。
夜、眠れない。それもそのはず。目が見えないからといって体を動かしていないのだから。だから、食欲もわかない。これも、目が見えなくても運動ができる方法を習得することで簡単に解決できる。ただ、いわゆるブラインドスポーツと呼ばれるものはなかなかハードルが高い。もちろん、自分が楽しめるスポーツに出会えれば良いのだがなかなか出会えないこともある。だけど、必ずあなたが楽しいと思って取り組むことができるスポーツ、運動はあるはず。
1番のリハビリは人との出会い、それによって広がる新たな世界なのではないだろうか。

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