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20210708
〇コトバの力を信じられるのか
現代、言葉にどれほどの力がのこっているのだろうか。憂いても仕方がないし、言葉を軽くしてしまっているのは社会でも文化でもなく自分自身の立ち振る舞いであるということを理解したうえで尚、60年代のあの熱量にあこがれに近い悪寒を感じてしまう。
一億総発信者時代、そんな言葉で表されるように自分の言葉や思想を世間に向け発表する手段を手軽にだれもが持つことができるようになった。だれでも簡単に発言を世界に届けることができるようになり、それと同時に世界に監視される時代がやってきたのだ。
厨二よろしく、ライトノベルの一節を引用すると
”神秘はだれにも知られていないから神秘たりうるのだ。たとえば浮遊する神秘がありそれには10の力があるとする。これを知っているものが1人だと10全ての力が扱える。だが知っている人が2人なら5ずつに分かれる。ほら弱くなった。これって一般的な事だとおもうがね”
ペンは剣より強し。武器を構えたまま世間を監視することに大衆が喜びを覚えたのだからこの世はなんと恐ろしい。
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