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コモビ体験日記、始めます。


自己紹介とこのマガジンの趣旨について

皆さんこんにちは、ならさんと申します。
人生楽しんでいこうぜ、をモットーに、勤め人として働いた原資を投下して活動しています。

このマガジンでは、僕が2024年10月より参加予定のミュージカル・「A COMMON BEAT」(以下、”コモンビート”もしくは”コモビ”)に関して、本番に向けた稽古の体験などを書いていこうと思っています。

A COMMON BEATについては下記リンクをご覧ください。

さて、稽古が始まるのは10月から、とのことなので(実はまだ全体像がよくわかっていません。よくわからなくても参加しちゃう)、僕がコモンビートに参加することになった経緯を書いていきます。

なんで僕がコモンビートに?

僕がコモビを知ったのは、所属しているオンラインコミュニティーの友達がきっかけでした。

コモンビートは、元々アメリカ発祥のミュージカルらしく、台本内容を全く変えず、出演者を変えて繰り返し上演されています。

僕が参加予定の公演は第62回期公演と銘打たれているので、おそらく日本ですでにそれだけの数の公演をしてきているのだと思います。
ワオッ! すごい!!

コミュニティーの友達は、過去の上演に参加していて、その時の体験の感動を気持ちたっぷりに語ってくれたことがありました。
その話を聞いた僕の感想は、
そっか、そんなに心動かされる体験だったんだ!いいね!すごいね!よかったね!!
だったのですが。。。

今年に入って、その友達が、「ならさんコモビの体験会があるんだけど一緒に行こうよ!!」って誘ってくれたんです。

どうやら、コモンビートに出演するためには、まず体験会に参加して、その後申し込みをする、という手順を踏む必要があるみたいです。

正直言って、体験会に誘われた時には、実際に参加して舞台に立つ気はありませんでした。
稽古期間が結構あるし(3か月、土日がほぼ丸々稽古!)、お金もかかるし。。。

ただ、過去に人形劇俳優を10年ほどやっていた経験もある僕ですので、久しぶりに体を動かすのはいいなあ、楽しもう、とは思っていました。
レッツエンジョイ、の精神。

とはいえナラは目立ちたい

7月半ばの土曜日だったと思います、体験会に参加したのは。

同じく体験会に参加するため集まった友達と、体験会会場の片隅で着替えていた時、ふと思い出しちゃったんですよね。

そうだ、僕は目立ちたい人間だった。

って。

元々、目立ちやすいタイプだとは思います。
身長は180オーバーだし、声も遠慮なしだし、手足が長いうえにオーバーアクションだし顔が濃いし。

思春期には目立つことが嫌で小さくなっていたりもしましたが、昔一度、人形劇俳優として劇場の舞台に立って、300人とかの観客の前でスポットライトを浴びた時に何とも言えない快感を覚えた時に観念しました。
僕は、目立ちたい人間なんだなあ、ということを。

と、いうわけで、体験会中は意識しましたよ、ええ。
どのタイミングでどんなふるまいをすれば目立ちそうかな。
どうすればもっと見てる人が楽しんでくれるかな、そして僕が気持ちよくなれるかな、なんてことに。

楽しかった。

とても、楽しかったです。

あれ? これ、舞台に立って、スポットライト浴びちゃったら、もっと楽しいんじゃね?
と、思ってしまうくらいに。

その体験会の最後に、本番のコモンビートに申し込む機会がありました。
申し込みは任意ですし、参加者の半分くらい?もっとかな?は、申し込みしていなかったんじゃないかな、と思います。

でも僕は申し込んじゃいましたね、ええ。
土日が埋まるとか、お金かかるとか吹っ飛んでしまって、”こりゃ面白そうだぞ!” に意識がほとんど持っていかれて、さっさと申し込んでいました。

その時僕の表情は、きらきら輝いていたと思います。

まあ、後から土日どうすんだとか、お金どうすんだとか、悩むんですけど。
ホント毎回、いろんな所でこうなるんだよなあ。。。

必要ならば、呼ばれる

ワクワク顔で参加の申し込みに臨んだならさんでしたが、なんと、その体験会の開始時点で、参加申し込み人数が出演者数を超えていました。

今から申し込んだ場合、キャンセル待ちになる、とスタッフさんからのお言葉。
普段の僕なら、そっかー残念だなー、となるところですが、キラキラ鼻息あらくなっちゃってましたから、そんな風には考えません。

もしもこのミュージカルに僕の居場所があるなら、力を発揮する場面があるとしたら、自然と声はかかるだろう、と思っていましたし、不思議と必ずそうなるだろう、と思っていました。

なぜかは自分でもわかりません。でも、すごい自信というか、信頼だなあ、と思います。

そして。

時は経って8月31日。

コモンビートのことをすっかり忘れていた僕のところに、繰り上げ参加可能のメールが届きました。

呼ばれましたね、ええ。
必要だから、呼ばれたんですよ、うん。

うん、まあ、そうねえ。。。
そうよねえ。。。

って感じ。
わかります、この腰が引けてる雰囲気。

僕はほんとにその場のノリ、がすごく影響して高まるタイプです。
そして、基本はローテンションというか、悲観的に世界を見てしまうので、スイッチオフの時に「おめでとうございます!!!」とか満面の笑みで伝えられても、「あ、はい、どうも」みたいに、塩対応になっちゃうんです。。。

繰り上げ参加可能のメールを見た時も、「塩」のタイミングでした。

だってさー、1ヶ月半たってるじゃん?
気持ちはさすがにその時と一緒じゃないじゃん?
それなりに予定だって入るしさ、お金だってかかるしさ。。。

みたいな、心の内側の声がぐちぐちぐちぐち溢れてきます。

そんな自分の内側の声、聴いてあげましたよ。
やりたくない、めんどくさい、ってやつ。

で、最後に自分に聞いてみました。

それでも、という気持ちはある?
それでも、スポットライトを浴びる場に出る。
それでも、何か誰かとともに創りあげる機会に参加する。
それでも、自分の心と体をはじけさせる。

そんな気に、なったりしないかい?

答えはYES。

申し込みの決め手となる、最後のスイッチが押された瞬間でした。

やるならば、全部楽しむ

12月東京公演のコモンビートへの参加が決まりました。

せっかくの機会です、全部楽しみたい。

いい役を勝ち取りたいですし、役を全力で楽しみたい。
お客さんを目いっぱい喜ばせたいし、メンバーのモチベーションもアップアップで楽しく真剣に弾けたい。
仲間も増やしたいし、関わるすべての時間で充実したい。

そして、その体験を書き残してみたい。

そんな思いから、コモビ日記を書いていこうと思います。
よかったらご覧になってくださいね。

A COMMON BEAT 第62期 東京公演は、2024年12月20日(金)・21日(土)  北とぴあ・さくらホールで開催です!



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