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『天国探して、地獄を見つけたわ』

年齢というものは毎年1つ重ねるわけでして、何か変わるのかと言われても実際急には変わらないし、思想も行動も徐々にグラデーションのように変わるものでして見た目も同じようなものです。寄る年波に抗うという意味で若さを維持する人もいて否定はしない。

 ただ私的な考えとして、いつの頃かわからない自慢話をしたら「老いてる」と思ってしまう。

 居酒屋なのに食事をしに行ってた時に他人の会話が聞こえることがあるけど、その近くで「俺の若い頃はよ〜」とか「あの時は怖いもんなくてよ〜」と聞こえるとその場にいるが可哀想と思ってしまう。

 このことって、酒場だけでも迷惑だけどたまにシラフでも似たようなこと言う人いると「うるせえな。」と心の中でツッコミ入れている。

 私の中のボーダーラインとして苦労話はまだいいんだけど、悪自慢やら武勇伝など。正直面白くないし、知らんがなと思ってます。マスクしてたらある程度顔隠せるからごまかしはできるが、マスク着用に関して自由選択なってからどんな顔していいかわからない。

 どの職場にもこんな人いるわけで、逃げ道がないからなおさら嫌になる。私はそういう話を聞かされると真剣には聞くつもり無いが、嫌な表情にならないように軽くうつろな目で見ていてよく怒られる。だからといって適度の相づちしたとて「バカにしてるのか。」言われるし困る。

 正直この話をしてくる人のことは仲良くなれないと思っているわけだが、対抗して話そうとするつもりもない。いつまでの同じ悪自慢やら武勇伝でも語ってください。私はそれをうつろな目で見て脳内でボリュームを絞って聞いてるフリしておきます。

 最初の「老いてる」に戻すが、私ぐらいの年齢でこういう話をすることついて、人によっては「うるせえ」と思う人もいるわけで、ましてや40代以降の人が若い頃の悪自慢や武勇伝はかなり聞くのもしんどいし、耐えれない。

 言うとしたらあいにく私には悪自慢や武勇伝語れるほどの活躍なんてしてない。ただ年相応よりも落ち着いて相手の痛いとこ突けるようなこと言えたらいいけど、それはそれで問題を起こしてしまう。どうやっても絶望に近いから仕方ないんだけどね。

 1番はそんな相手を見たら「過去から成長できない人が令和の世界に入れないなんて哀れな人だな。」と思って相手しないことがトラブル起こさないで済むかもしれない。と平成元年生まれの残念な私は思う。

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