嵐ファンになってからの13年間①

芸能には疎かった。

特にジャニーズに関しては、母親が特に理由もなくマイナスな表現をしていたので、好きになるべきではない対象なのだと自然に思い込んでいた。

「嵐」というグループに関しても、母親のそんな表現の中でしか聞いたことが無かった。

小学生ぐらいまでは、親の個人的な基準や常識が子どもの中での絶対的な基準になっていくものだと思う。

親が「××はまずい」とか、「△△は悪い」とか言っていたら、子は特に疑問も持たずにそういうものなのだと思い込んでしまう。あまり子どもに自分の価値観を植え付けすぎないよう、自分が親になったら気をつけたいものである。

「芸能人が好きだ」という気持ちの芽生えは、小学校5年生の終わり、ごくせん2。これを見ないと塾の友達との会話についていけなかったので見始めた。ただこの時はジャニーズではなく、小池徹平くんを好きになる。

嵐に辿り着くには少々遠いが、雑誌やCDをチェックすることを覚え始める。良い傾向である。

そんなこんなで、修二と彰が出現。同級生の中でもお姉さん的ポジションの子たちがよく話題に出しており、詳しくはわからないがごくせんの亀梨くんや、山Pというイケメンがジャニーズに居るんだなと認識できた。

そして、KAT-TUNがデビュー。ここまでくると亀梨くんは自分の中で割と慣れ親しんだ存在である。慣れ親しんだ亀梨くんのおかげで、自然とKAT-TUNの曲を聴いてみたり、KAT-TUNが出る番組をチェックし始めた。

ついにジャニーズに足を踏み入れた。

嵐まであと少し。

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