フリアン監督REVIEW【明治安田生命Ｊ３リーグ第2節】vsヴァンラーレ八戸

【試合情報】

2023明治安田生命Ｊ３リーグ
第２節 vs ヴァンラーレ八戸
日時：2023年3月12日(日)13:00キックオフ
スタジアム：ロートフィールド奈良
奈良クラブ　１－１　ヴァンラーレ八戸

【フリアン監督REVIEW】

まず、このＪリーグという新しいカテゴリーに早く適応していかなくてなりません。適応することに時間がかかってしまうと、勝ち点を取りこぼしてしまう結果に繋がります。
今節の前半を振り返ると、勇気をもったプレーが足りなかったと思います。サポートが後ろになってしまったり、ドリブル・コントールが勇気を持ち、前にいくことが出来なかった。やはりこのカテゴリーに早く適応しなくてはいけないと思います。

後半に関しては、勇気を持ち、前に出てプレー出来る部分がありました。ボール保持し自分たちが主役としてプレーする部分が見えましたが、時間が経過するにつれ我々のアイデンティティであるチームとして守備でも攻撃でもコンパクトにしてプレーすることが、驚いていますがなくなってしまっていました。攻撃についてはボールとともに旅をする、ではないが全体で上がっていく部分が足りなかったり、スペースがお互い空いてしまう時ができたので、修正しないといけない部分だと思います。

・前半、適応できなかった理由は？
相手をリスペクトしすぎてしまった、自分たちに自信が少し足りなかったこと感じています。その中で、称えるべきは今シーズン新加入の堀内颯人選手です。彼は新加入でＪリーグでのプレーも経験がなく、また今節初めてスターティングでプレーしましたがほぼ完ぺきに試合をこなしていました。彼を心より称えたいと思います。新しいチーム、新しい街に住み、新しいカテゴリーでのプレーの中で彼のような勇気を持ち、適応したプレーを披露できるというところはチームとして見習うべきだと思います。

・後半、交代で入った寺島はるひ選手に期待した部分
我々には酒井達磨選手と、浅川隼人選手という２人のゴールゲッターがいますが寺島はるひ選手のような良いセンタリングをあげられる選手が、得点するために必要です。寺島選手の鋭いクロスを期待し、後半に投入しました。

・開幕戦に比べて奈良らしいプレーができましたか？
我々が目指していくスタイルは、ゴール前で脅威を与えていくということ。前節と比べ、その点ではよくなった部分もありますが今節の後半は特にリスクマネジメントの部分が欠けていたためゲームがオープンになってしまいました。チームとして改善していかなくてはいけない一つです。前節はボールの保有率こそ高かったですが、今節は自陣での保有が長くなってしまいました。敵陣での保有率の高さ、そこを目指していきたいです。