【JFL第27節】2021.10.24vsF.C.大阪【HOME】
【試合情報】
第23回日本フットボールリーグ(JFL)
第27節 vs F.C.大阪
日時:10月24日(日)13:00キックオフ
スタジアム:ロートフィールド奈良
【試合結果】
奈良クラブ 2前半0 F.C.大阪
1後半1
3合計1
5分 田中奏一(奈良クラブ)
34分 森俊介(奈良クラブ)
54分 前田悠斗(F.C.大阪)
81分 桑島良汰(奈良クラブ)
【メンバー】
【試合写真】
【監督コメント】
―試合を振り返って
今日は良い試合だった。感情が際立った、両チームの気持ちの面がよく出た試合だったと思います。良い試合というのはただ美しいというだけではなく、気持ちが前面に出る試合で、(そういう試合が)ファンの心を動かすのではないかと思います。今日の試合で奈良クラブは高いレベルで競い合うことが出来るということを証明できたのではないかと思う。
サッカーというスポーツにおいて、情熱という面はとても重要。選手たちには毎試合毎試合気持ちを込めてプレーしてほしいというのは伝えているし、いいプレーをした時も、悪いプレーが出た時にも気持ちを込めてプレーをする努力を(することを)要求している。今日の試合の終盤には、後ろに引いてコンパクトに守らなくてはいけない苦しい時間があったが、その時にも奈良クラブの選手たちは気持ち、パッションを込めてプレー出来ていたと思います。
ファン・サポーターや奈良の方々にとっては幸せな日となったが、(自分が)チームを厳しく見るとすれば、今日の試合に関しては自分たちのプレーアイデンティティを上手く出せなかったと思っています。だからこの後、試合をしっかりと分析して、試合の中で継続して自分たちのアイデンティティを出せるように改善していきたいと思います。
―プレーアイデンティティを出せなかった理由は
2つの理由があると考えます。1つ目は感情が前面に出る、強度の高い試合だったというのが影響したこと。2つ目は結果の面。前半で2点リードしたことで、選手の中にはそんなにもうボールを持たなくていいかなという考えがでたかもしれない。ただそれは逆で、勝っている時ほど、さらに自分たちのアイデンティティであるボールを持つということをやらなければいけなかった。それにより相手の良さを消し、やりたいことをやらせないようにしないといけない。1つ目の感情の面はこういうダービーのような試合なので理解できるが、2つ目に関して、自分たちが勝っているからと気を緩めてしまうような事は今後改善しなければいけないと思います。
特に前半においてはもっとボールが持てたと思う。(前半の)相手のプレスのかけ方は、2トップがプレスをかけ、残りの8人は引いて守る状況だった。もっと簡単に相手の2人を突破するべきだった。その後の自分たちの失敗は、サイドに有利なスペースがあったのに、中央の方にボールを入れてしまった。2点目は上手く形を作れたが、もっともっと相手の守備陣形を見ながら、相手を突破して自分たちがボールを持てたのではないかと思う。
―累積での出場停止やけが人もいる状況での選手起用について
今日の試合にあたって、全ての選手に伝えたが、(チームの)誰もが試合に出られる能力を持っているし、誰が試合に出てもいいような準備が出来ている。それは戦術的にも技術的にも(準備が出来ている)。どの選手が入ってもそこまで変わりはないと(選手に)伝えた。そういったチームの状況に関しては、オリオールフィジカルコーチ、三木谷・谷川両トレーナーに対して、彼らの仕事ぶりに感謝したい。今怪我をしている選手が複数いるが、その中で筋肉系の怪我をしている選手は1人もいない。それは3人がしっかりと選手をケアしてくれているので、筋肉系の怪我のない良いチーム(状況)を作れていると思う。
【試合詳細】
NARA CLUB OFFICAL WEBSITE
https://naraclub.jp/archives/event/naraclub-vs-f-c-osaka