【アカデミー】11月活動報告#ACADEMYREPORT
U15
いよいよジュニアユース年代、最後の公式戦となる高円宮杯。
高円宮杯関西大会では奈良クラブジュニアユースとしても過去に一度も勝利が無く1回戦敗退に悔し涙をのんできました。
1回戦の相手は大阪セントラルFC。終始一進一退の攻防が続きお互いにチャンスを活かしきれず。後半途中、エリア内で相手を倒してPKを与えてしまいますがGKがシュートコースを完全によんでチームを救うビッグセーブ。
そのままゲーム終了のホイッスルが鳴りPK戦へ突入。
5人全員が落ち着いてゴールを決めて、高円宮杯関西大会、初勝利を掴みとりました。
前週のサンライズ昇格戦が終わり、息つく間もなく今大会に入ったことで気持ちを切り替えることが難しく、少し浮き足だったプレーも多くあったように思います。難しい状況の中でも勝利を手繰り寄せた選手たちの成長を感じました。
続く2回戦は関西の強豪、ガンバ大阪門真。前日の反省を活かして、しっかり今大会に気持ちを切り替えて臨んだ2回戦。
技術、フィジカルに圧倒される時間帯が多く厳しい試合となりましたが、選手たちは1人ひとりが出来ることを精一杯やってくれたと思います。
前半から押し込まれるも、全員で粘り強く守備をしてボールを奪い相手ゴールに迫る場面もありましたがゴールとはならず。前半終了間際に与えたフリーキックを直接決められて0-1で前半を折り返す。
後半も全員で耐えながらの展開となりましたが早い時間帯での2失点目、その後の3失点目で集中力が少し途切れてしまい立て続けに失点を受け終わってみれば0-6という結果。
多少、集中力が途切れてしまった場面はありましたが、連日の試合で疲労も溜まる中、選手たちは諦めずに最後まで勝利を目指して戦いました。試合後に何人もの選手が涙を流し悔しさが痛いほど伝わってきました。結果としては敗戦ですが、試合に出ていた選手はもちろん、控え選手たちも外から大きな声を出して最後まで全員で戦う姿をみて本当に良いチームになったと感じることができました。
このチームでの公式戦は全て終えましたが、選手たちのサッカー人生はまだまだこれからが勝負。この経験を活かして、更なる成長をしてくれることを信じて今後も見守っていきたいと思います。気持ちを出して最後まで戦った選手たち、毎試合選手をサポートして応援にも駆けつけてくれた保護者の皆さま、選手たちにこのようにな経験をさせてくれた関係者の皆さま本当にありがとうございました。
U12
ジュニア世代、最大級の大会、「全日」が開幕しました。
初戦はスクデットFC。前期リーグでは0-5で完敗を喫している相手。誰がどう考えてもスクデットさんの方が優位だと思うだろう。しかし、負ける気がしなかった。何故か勝てる気がした。
試合展開としては、後半につれて劣勢になり押し込まれる展開で、いつもだったら失点を許し、崩れてしまうところを、最後の最後で身体を張ったプレーで防いだ。また、相手の傾向をよみ、そこを何度も突き幾度となくチャンスを作るも、0-0で終了のホイッスル。試合の行方はPK戦をもつれ込んだ。2週間前のTRMでPK戦を想定した試合を行いましたが、その時のパフォーマンスはとても酷いものでした。キーパーのデカさにビビる、いつもと違うキックをする、などなど失敗する要素ばかりでした。今回のPK戦前にはこれだけを伝えました。「自分のいつものキックを自分のペースで蹴りなさい。」見事に全員が決め勝利することができました。
サッカーって凄くメンタルや心の構え方1つでプレーが変わるんだなと改めて感じた1試合でした。
2回戦も難なく勝利し、続く2日目。3回戦の対戦相手はパルティーダ生駒FC。この試合は大きな反省と大きな成果を得ることができました。
試合の入りこそ悪くはありませんでしたが、最初の失点を機に前半のうちに5失点。後が無い中での後半は今まで以上の強度のプレーを見せてくれ、なんとか1点ずつ取り返そうと必死に戦ってくれました。しかしその願いはと届かず。
後半のパフォーマンスが良かったが故に、前半の内容そして結果に悔やまれる。大会を通して、本当に多くの状況を経験することができ、多くの成果と反省を得ることができた。でもやっぱりもっと勝ちたかった。もっとできたことはなかったか?選手、コーチ共に振り返らなければならない。
全日がゴールではないし、この先長い選手人生をより良くするために、選手達にはこの経験をいい経験で終わらせるのではなく、何か次の試合に、次のTRに活かせれるよう振り返り考え、日々の活動に挑んで欲しい。
U18
11月はA、B共に公式戦がなく、大学などレベルの高いチームとのトレーニングマッチに臨みました。
先月からの課題であった「ポジティブなメンタルを持ち続けること」に関しては、選手の中で成長が見られ、プレーの失敗をした後にミスを引きずらず、次のプレーに集中できる選手が少しずつ増えてきました。
そんな中、多くの練習試合を行うにつれて、また新たな課題が浮き彫りとなりました。安定したパフォーマンスを発揮することができず、試合毎に自分たちのレベルが大きく上下する試合が続いたのです。この調子の波には様々な要因が関わっているように見えました。
まずは公式戦をプレーできていないこと。言ってしまえば、「負け」が許されてしまうトレーニングマッチでは、公式戦と同じ精神状態で試合に臨むことができていませんでした。勝ちに拘ることができず、高い競争心が無意識的に消えてしまっていたように思います。(もちろん育成年代では結果よりもプロセスと学びが要求される。)
スペイン語ではよく「競う」という意味があるCOMPETIR (コンペティール)という言葉を使い、サッカーの文脈では 相手に対して高い競争心を持って闘うという意味合いで使われることが多いのですが、まさに今月はCOMPETIRできなかった試合が多かったです。TVで放映されたり、大きなトーナメントの試合であったりすれば、自然と気持ちが入るものですが、難しいのは、ただの練習試合でも同じような精神状態で目の前の相手に対してCOMPETIRできるかどうか。
相手にミスをプレゼントせず、一瞬の隙も与えないようにプレーする。クリアが求められる場面であれば、もったいないなんて思わず迷わず大きく蹴り出す。試合の時間帯を気にして、その場面で求められているプレーを理解し、振る舞いを変える。本当の意味でCOMPETIRできる選手になるには、まだまだ学ぶべきことがあります。
12月26日より、このメンバーで戦う最後の大会となるTOWN CUP(街クラブチームの全国大会)が始まります。少しでも真のサッカー選手の姿に近づき、この大会を迎えよう。優勝を目指して。
U14
守備の取り組みから攻撃の向上を狙いとして11月は取り組んできました。
その中で、どちらに転ぶかわからないような試合展開を強度の高い相手とできたのは良かったです。特に自分たちの展開に持っていけた19日のガンバ堺戦から、23日におこなわれた土で大雨のグランドで京都Jマルカさんとのトレーニングマッチでは、ハードワークと球際の戦いに引くことなく、失点を防ぎ得点を挙げることができたことは子供たちの成長を感じました。
どんな状況であっても攻守においてゲームをコントロールして、自分たちが優位な試合運びができればと思います。
今後は、ビルドアップをもう一度おさらいし、ゲームの中で課題になったゾーンDFのトレーニングをやり、新人戦において自分たちの良さがでるよう、またより成長できるように全員で取り組んでいきたいです。
U13
11月は主にゾーンディフェンスがテーマでボールの位置に応じて自分のポジションを調整する、周りの味方の位置をみることをコンセプトにトレーニングをしました。
自分の守るべきゾーンはどこなのか、味方とのポジションのバランスはどうなのか。どういう状況がアンバランスなのかを浸透させながら試合に臨みました。
リーグ戦のソレステレージャ奈良2002との試合では2点先行される苦しい展開になりました。1失点目はボールを奪われたあとの局面だったのでチーム全体のバランスは悪かったものの、ディフェンスラインの人数は揃っていましたがボールホルダーに誰がプレスをかけるのかが明確ではなくディフェンスラインの背後のスペースを使われました。
ボールホルダーに誰がプレスにいくのか、味方がプレスをかけたら周りの味方はどこにポジションをとるのか。この2つが実行できなかったことが失点に繋がりました。
ただ試合を通してみると守備全体のバランスは悪くなく、少しづつですが積み上げられてると感じさせてくれました。試合は2点先行されるなか2点追いついたことは良かったと思いますが、優勝を目指す中この引き分けは厳しい結果となりました。リーグ戦も中盤になりましたが、最後まで諦めることなく闘っていきたいと思います。
U11
今月はプレミアリーグを4試合行いました。
選手同士のコミュニケーションがまだまだ不十分な中、どうすれば子どもたち自信からの主体的なアクションが増えるか試した1か月でした。
コーチからの指示を減らし自分たちで意見を出し合う形を取り、その中でそれぞれの選手が何を考えてプレーしているか意見を出し合いました。
試合としてはやられた試合も多くありましたが今までより選手発信のプレーは多く見られました。日頃の練習や試合から選手にはさまざまなことを学んでほしいと思っています。
しかしコーチからの情報を受けるだけでは伸びませんコーチからの情報を得ながら、それをもとに自分なりに考え、そしてそれを仲間に伝えることが大切です。
自分の考えをしっかり発信できる人になることが大切です。
まだまだ道のりは長いですが長い目で成長を見守っていきたいと思います。
U10
U10としての活動が少なかった11月。
ボールを守ることについて取り組み、そのための技術は1つ1つ習得できているように思います。一方で、それをいつどのようなときに使うのかということが課題として見られました。
ボールを守ることは相手に奪われないようにすること。
でも相手が奪われないように後ろばかり見ていては全然相手のゴールの方には進んでいけない。そういう意味で相手のゴールに迫る積極的なプレーが少なかった今月でした。
相手がプレスをかけてきてもしっかりボールを守りながら前への選択肢を持ち続けられるようになろう!
U9
11月はいつも通りのTRMに加えて、2つのカップ戦にも参加しました。勝利を積み重ねるにはまだまだTRが必要ですが、少しずつ個人個人の勝負への拘りが見え、1つ1つのプレーに対する気迫がこもってきました。
チームとしても個人としても、凄く良い傾向だと思います。
勝ちたいという気持ちを全面に押し出すことが成長へ、上手くなるために大切な要素だと思います。
その気持ちやプレーを生かしながら、上手くなるための要素を少しずつ付け加えていければなと思います。
選手募集
●U12(ジュニア)
「奈良クラブジュニア選手募集のお知らせ」