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8/19(金)MJEマッチデー記念 アカデミーO Bインタビュー(大西研太朗さん)

サッカーと奈良クラブに育ててもらった僕の今大西研太朗 奈良クラブジュニアユースO B(1期生)(株式会社M J E ITS事業部ITS奈良配属)


Jリーグ昇格を目指し活動している「奈良クラブトップチーム」。そのトップチームにおいて、5年後10年後に活躍する選手を輩出するために子どもたちを育成している組織が「奈良クラブアカデミー」です。現在、小学3年生から高校3年生まで123名が在籍しており、日々トレーニングに励んでいます。アカデミー組織が誕生してからおよそ10年以上が経ち、今年、アカデミー出身者が奈良クラブのパートナー企業に就職する事例が生まれました。
今節の「MJEマッチデー」を記念して、クラブを古くから応援していただいている(株)M J Eに入社した大西研太朗さんと、当時から大西さんを知る矢部が対談しましたのでその様子をお伝えします。


ジュニアユース時代の思い出
矢部:アカデミー組織は2010年にジュニア(小学生部門)を設立、ジュニアの2期生が卒業するタイミング(2012年)にジュニアユース(中学生部門)を設立しました。(大西)研太朗はその時に1期生としてジュニアユースに入団してくれたんだよね。
大西:スポーツショップのお兄さんが「奈良クラブにジュニアユースができるよ」と教えてくれて。たまたま実家が鴻ノ池陸上競技場(ロートフィールド奈良)の近くで、家族もサッカーが大好きですし、奈良クラブのホームゲームを観に行ったことがありました。その時に「奈良でプロ選手になる」という夢が芽生えたので入団しました。
矢部:今もそうだけど、めちゃくちゃ目を輝かしている子だったのでよく覚えてるわ(笑)。当時は奈良市内で照明があるサッカーの練習場が無くて、野球場であった柏木公園(奈良市)にプラスチックの組立式サッカーゴールを持ち込んで練習していたよね。1期生ということでお手本となる先輩もいないし、アカデミーの基準作りのために特に厳しく指導されたと思います。
大西:1期生ということで対戦相手が年上だったり、難しいこともありましたが、奈良クラブジュニア出身の選手を中心によくまとまっていました。当時はコーチも少数で、トップチームの選手が兼任で僕たちのトレーニングを指導してくださっていました。その中でコーチの皆さんが情熱を持ってサッカー面も人としても指導してくださったことに本当に感謝しています。当時コーチをしてくださっていた田代主水さん(ウランバートル・シティFC:モンゴルリーグ)は、熱い方で、今でも連絡を取り合い、アドバイスや刺激をもらっています。奈良出身のレジェンド、楢﨑正剛さん(名古屋グランパスクラブスペシャルフェロー)が正規のサッカーゴールを寄贈してくださって、それから思いっきりシュートを打てるようになり嬉しかったことを覚えています。
矢部:足りないものも多かったけど、大人も子どももみんなが情熱を持って動くことで、サポートが増え、アカデミー組織も成長することができたよね。クラブとしても変化していた頃でした。
大西:クラブ規模は今より小さくてトップチームとの関わりが多かったですね。トップ選手たちの名前はもちろん全員覚えていますし、チャントも歌っていました。日々の練習やホームゲームの運営で選手たちに声をかけてもらったりするのが嬉しかったですね。3年生の奈良県大会の決勝戦にトップ選手やスタッフの皆さんが応援に駆けつけてくださり、その中で優勝できたことはよく覚えています。2014年に天皇杯の応援にアカデミー生総動員して日帰りで磐田まで行ったのも良い思い出です。ジュビロのスタジアムに足を踏み入れた時のあの雰囲気は忘れられません。奈良にもこんな空間ができたらと強く思った瞬間でした。

M J Eに入社
大西:私もサッカー選手になる夢を持っていました。当時は奈良クラブにユースチームは無く、矢部さんや指導してくださっていた和阪コーチの出身校である奈良育英高校に進学しました。高校サッカーでも同様にサッカーと同時に人間性も指導いただきました。3年時の高校選手権大会の奈良県決勝では一条高校と対戦し、相手にもジュニアユース時代の同期生が多くいましたし、奈良クラブのスタッフの皆さんもたくさん応援に駆けつけてくださっていましたから燃えましたね。しかし、高校、そして大学でも度重なる怪我があり、私自身は選手として大成することはありませんでした。
矢部:研太朗は卒団してからもよく挨拶に来てくれていたし、進路は気にかけていたけど、M J Eさんに内定したと聞いてびっくりしたよ。なぜ、MJEさんに入社しようと思ったの?
大西:ふと、就職を考えた時に、私を育ててくれた奈良に、奈良クラブに恩返しができるなら、と思い返したところ、昔から奈良クラブを応援していたM J Eの名前が頭をよぎりました。中学生ながらスポンサーをしてくださっていることに感謝の思いを持っていたので。実は最終面接で大知社長に奈良クラブを支援している理由を逆質問したことがあります。その時の言葉が僕のモチベーションであり、選手として活躍するという手段ではなく、パートナー企業として奈良クラブを支えようとイメージできた瞬間でした。

矢部:中学生の頃の記憶が就活のきっかけになるとはパートナー企業様にとっても嬉しい効果ですね。子どもたちもちゃんと見ているんですね。プロサッカー選手になれる割合は0.1%と言われています。ではプロサッカー選手になれなかった99.9%が失敗かと問われるとそうではありません。サッカーで学んだこと、奈良クラブのアカデミーで培ったことを社会で発揮し、生き生きと暮らしているなら、それは奈良クラブの育成としても成功事例だと言えます。研太朗はそのモデルとなれるように頑張って欲しいな。

株式会社MJEについて
矢部:奈良クラブのサポーターの皆さんに、改めて株式会社M J Eさんの紹介をしてくれるかな。
大西:株式会社M J Eはデジタル複合機などの整備やオフィス環境の改善を中心としたICT(情報通信)事業や、「billage」や「NARALLY BASE(ナラリーベース)」というレンタルオフィスを中心としたスペースソリューション事業を通じて、企業の生産性の向上、発展に貢献できるサービスを提供しています。
会社の雰囲気はとても良く、毎日仕事に行くことが楽しみなほどです。スポーツ経験者も多く、チームワークもあり、楽しい先輩方や同期に囲まれて充実しています。

これからの思い
矢部:社会人1年目は覚えることも多くて大変だろうけど、研太朗らしく前向きな姿勢で取り組めているようで安心しました。これからの研太朗の思いを聞かせてください。
大西:まずはM J Eの社員としてしっかり成果を残したいですね。アカデミー出身者だからこそ伝えることができる奈良クラブの会話をきっかけに受注に繋がったこともあります。会話しているうちに奈良クラブに興味を持っていただいてスタジアムに観戦に来てくださるお客様もいます。多くの営業活動の中で奈良クラブが奈良に根付いてきていることも実感します。私の仕事を通じて奈良クラブが強くなり、広がることができるとイメージできているのでとてもやり甲斐を感じています。気合を入れて奈良クラブのシャツを着て営業に行くこともありますよ(笑)。営業車で走っているとアカデミーの子たちを見かけることもあります。そんな時は心の中で「がんばれ!」と呟いています。

矢部:新社会人ながら地域や子どもたちの将来までイメージできているのは、アカデミーで見てきた景色があるからだろうね。これからも研太朗だからこそできる役目がありそうだね。
大西:ちょうどジュニアユース在籍時代にトップチームが天皇杯でジャイアントキリングを果たしたり、J F L昇格を成し遂げた時期でした(2014年)。何事もあきらめずにチャレンジすれば目標を達成できることを奈良クラブ在籍時に教えてもらいました。これからの目標は、資金面のサポートだけでなく、クラブとパートナー企業を繋ぐ架け橋になれたらと思っています。それは、このナラリーベースでのイベントや、アカデミー生へのアドバイスかもしれません。サッカーをとことん打ち込むことはもちろん大切ですが、キャリアを意識して様々な分野に視野を広げることの必要性も伝えていけたらと思います。
矢部:これからも奈良クラブと共に奈良を盛り上げてくれることを期待しているよ。そのために「7/10 MJEマッチデー」は必ず勝利しよう。
大西:私はホームゲームでスタンドの上段から観戦するのが大好きなんです。応援されているサポーターの方の背中にM J Eのロゴが並んでいる景色が見られるから。しかも8/19は勝てば首位に躍り出るというまたとないチャンス!選手たちを後押しして、共に高みを目指しましょう! 

上司より大西さんへのメッセージ
湊友亮さん 株式会社M J E  ITS事業部ITS奈良支店長
大西と4月に初めて対面した時の印象は、刈り上げ七三分けのナイスガイな見た目だなと。さすが2週間に一度髪を切るだけあるなと(笑)。見た目もさる事ながら内面もナイスガイ。気配り心配りが上手で、会社内でも事業部を隔てず様々なスタッフと交流している姿はとても微笑ましく、人に愛される空気を持っているなーとつくづく思います。お客様にも持ち前の心配りを発揮しております。ご契約いただいたお客様に8月19日のマッチデーのご来場まで取りつけてくる姿は一人前の営業マンになる日は遠くはないなぁと思う次第です。まだまだ荒削りで自分に少し甘いところもあるのですが、近い将来奈良支店を背負って立つエースストライカーになってくれると思います。

宮崎隆士さん 株式会社M J E  ITS事業部ITS奈良サブマネージャー
大西はとにかく真っ直ぐで純粋な男です。顔を一目見た時から熱そうなヤツが来たなと思っていましたが、仕事ぶりやプライベートで遊ぶ時でもめちゃくちゃ熱さを感じるやっぱり熱い男でした。仕事面では、まだ入社して間もないですが、奈良支店で存在感を発揮してくれています。4年目の私からしても入社当初の初心を思い出させてくれる存在ですね。負けず嫌いで上昇志向の高い大西は、今後もMJE奈良支店を、そして奈良クラブを盛り上げてくれると期待しています。おちゃらけた性格ではありますが、人の懐に入るのが上手く、嫌味が全く無い人間なので、多くの人から好かれると思います。プライベートでも親しくしているので、この会社で成果を残せる男になって欲しいと勝手に応援していますよ。奈良クラブに関わる方たちとMJEを繋ぐ架け橋として、大西には頑張って欲しいと思っています。

株式会社M J E
https://mjeinc.co.jp/

billage
https://billage.space/

NARALLY BASE(ナラリーベース)
https://www.instagram.com/narallybase/

大西さんのジュニアユース時代のコーチ
奈良クラブOB 田代主水選手からのコメント 

奈良クラブサポーターの皆さん、お久しぶりです。田代主水です。
アカデミー発足当時、トップチームで選手をしながらスクールやジュニアユースのコーチをさせていただいたのは僕にとってもとても大きな経験になりました。皆真剣に取り組んでくれていたので、とても指導し易かった記憶があります。子ども達にとっては少し熱苦しかったかもしれませんが(笑)。
その中でも研太朗は特に真面目に一生懸命取り組んでくれていました。
研太朗は今もあの頃と同じ様な熱さで仕事に向き合っていると聞いているので、MJEさんでも良い結果を出していけると思います。

僕が奈良クラブに所属したのは10年程前ですが、古巣のクラブとして今も愛着があります。
今シーズンはJ3に昇格するチャンスだと思うので、是非頑張って欲しいです!
僕自身も地球の何処かでまだまだ現役を続けているので、奈良クラブサポーターの皆さんにも気に掛けて応援していただければ嬉しいです。

田代主水選手のYouTubeチャンネルはこちらから


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