人っていう字は怖い字

人っていう字は、左側の人を右側の人が支えているという話があります。

あ〜そ〜だな〜、支えあってはいないんだなあ〜と。

私は、人に助けられることが苦手です。お願いすることが苦手です。しかし、お願いされたり、他人のために何かすることはとても好きです。

私はそんな自分に誇りされ持っていましたが、そんな私は妻にとって利用しやすい夫だったと思います。

妻が疲れたと言えば私は代わりに家事をして、妻が忙しいといえば私は代わりに学校へ電話したり子どもたちのことを率先してやりました。そして私の役割はどんどん増えていきました。

もし妻が私を利用することが上手くても、私に優しい言葉をふとした時にかけてくれたり、子どもたちに私の存在を感謝の対象として言い聞かせてくれてたりしたは、私は穏やかに日々を過ごせたかもしれません。そういうことが無かったです。

私は自分の弱みを見せるような気がして他人にお願いできませんでした。それは私が体裁をむやみに重んじるタイプだったからのような気がします。

最近は体裁とか格好つけるとかはどうでも良くなってきたので、他人にお願いするようにしています。そうするとみんな優しくしてくれることに気づきました。みんな、優しい。これは知らなかったことです。

世の中も、私の人生も、捨てたものじゃないかもしれません。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?