昔の彼女と婚外中。 当時からほんと何考えてるか分からない。 けどそれが彼女の魅力の一つなんだよなー って自己暗示かけながらコーヒー飲んでる日曜の夜☕️

vol.7 純愛

久々の再会から君とはlineでのやりとりが続いた。君も少しはぼくの事を気にしてくれているみたいで。嬉しかった。次のドライブデートの約束もした。君への気持ちが加速した。 12月19日、10年ぶりに一緒にきたお台場。あの時は乗らなかった観覧車も。一周まわったけど何もできなかった。相変わらず臆病だ。10年前と何も変わらない。もう時間がないと思って、やっと手を繋いだ。 車でクリスマス会をしようねって約束してたから買ってきたケーキを2人で食べた。 LINEでやりとりしてた答え合わ

vol.6 こんな感情消えてなくなったと思ってた

2019年11月、君が予約してくれた宮益坂の路地を一つ入ったカジュアルな割烹料理屋で待ち合わせ。 20時30分過ぎ、仕事を切り上げて向かった。久々に逢ってがっかりされないかな。余計な心配もしていたけれど。君に久々に逢えてよかったと思ってもらえればそれだけで良かった。誕生日の連絡から約一ヶ月半、お互い時間がある時はlineでやりとりをしていて、変わらない君に懐かしさを覚えて。そんな時間がすごく懐かしくて嬉しかった。今日でまたしばらく逢えないんだなって思うと少し寂しくて。この日

vol.5 ８年ぶりの君との再会

僕も君に結婚を報告した。 僕の結婚式の日、君からお祝いのメールが来ていた。君はどんな気持ちだったのかな。なんか嬉しかった、けど何も変わらないんだと虚しさだけが残った。それでも今目の前にいる彼女を愛そうと思っていた。 ２人の子供にも恵まれた。宝物ができた。生活も変わった。考えも変わった。幸せだった。 それでも君のことは、少しだけ頭の片隅にいて。毎年君の誕生日にはお祝いのLINEをしていた。近況報告だけの他愛もないやりとり。いつも君の番で会話が途絶えて。あの頃と変わらない。

vol.4 君と彼女の関係

そんな2人の関係はぱったり途絶えたわけじゃなく、たまに連絡をとりあってはご飯に行ったり、デートに行ったり。体の関係はなかった気がする。なんとなく、忘れられない存在ではあって。そんな付き合いが１年半ぐらい。 君はどんな気持ちで会ってくれていたのかな。 人の気持ちは勝手で。もう一度やり直したいなって。もちろんもう遅かったけど。 君の自宅でプロポーズをしたのが2011年秋ぐらい。 小雨が降っていた。サザンテラスのスタバでごめんという君からの返事。君を大崎の自宅まで送った。少し

vol.3 はかない僕の恋

僕が君に付き合って欲しいと伝えたのは９月下旬だったと思う。10月3日は君の誕生日。お祝いメールをしたけれどその日は返信もなく。次の日の夜連絡きたけれど家族と出かけてたって。。。もうないのかなって思ってた。 10月17日、僕の誕生日に君が家まできてくれた。返事もくれた。一番の誕生日プレゼントだった。 ぼくたちの交際がスタートした。 お互い惹かれあっての恋の始まり。たくさんキスをした。たくさん抱きしめあった。愛を確かめあった。このひと時だけが君からの愛を感じる事ができた。君

vol.2 いけない2人のはじまり

まだ君の事は何もしらなかった。 それからしばらくして僕は君に声をかけた。連絡先を渡して。その時の光景は覚えているんだけど会話の記憶はあまりない。 それからいくつかのメールを交わして、デートにも行った。初デートはお台場だった。書くのが恥ずかしいくらいベタで。映画をみた。パスタを食べた。僕の事、君の事。いろんな事を話した。 帰りには君から手を繋ごうと言ってきた。男から言えなかった情けなさと。いつもこんなこと言ってんのかなって、男慣れした君に気持ちが少し寂しくなったりもしたけど

vol.1 人を好きになる事に理由なんてないと思う

君に会うのはいつぶりだろう。。。 君との初めての出会いは2009年の５月ごろ。いつもの休憩室で。なんか視線を感じて。ふと、視線を向けるとそこに君はいた。僕を見つめる君がいた。体感で５秒ぐらいだったか、実際は２秒ぐらいだろう。2人は見つめあっていた。 その姿、今でも鮮明に覚えている。 お互いの一目惚れではじまった恋だった。 僕には5年同棲した彼女がいた。この２月には2人で探した新居に引っ越して、新しい生活をはじめていた。美容関係の仕事についていた彼女。４月には資格を取