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50代夫婦、奈良暮らし

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奈良情報ブログ「奈良に住んでみました」運営者の日常。中高年夫婦の日々のあれこれなど。昭和レトロな物を愛でたり、加齢臭が感じられる内容となる予定です。
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2020年4月の記事一覧

奈良は「永遠に楽しめる箱庭」なのかもしれない

2005年に奈良へ移住してきて、早いもので15年が経とうとしている。あと3年もすれば、生まれ育った新潟県で過ごした期間を超えて、奈良県が「人生でもっとも長く暮らした土地」になる。なんとも不思議なものだ。 奈良に移住したのは、「妻の生まれ故郷が奈良だったから」に過ぎない。奈良という土地が醸す、おっとりと鄙びた古都らしい風情に憧れはあったが、そこまで強かったわけではない。 「まさかこんなに奈良にはまるとは!」 これが偽らざる気持ちだ。 ●奈良での暮らしは「ちょうどいい」

気がついたら「50歳のテレビっ子」になってた

基本的に、あまりテレビを視聴するのは好きではなかった。受け身になって何となく時間が過ぎていってしまう感じが嫌で、サラリーマン時代などはほぼ視聴しなかった。だから話題のドラマもほぼ観たことがない。 しかし、自宅自営業者となった頃から、またテレビのお世話になり始めた。3食ほぼ自宅で食べるのだが、ワイドショーなどは観たくないので、録画しておいた番組を観る。そして、夜にお酒を飲みながら、妻と話をしながら録画番組を観る。 気がついたら、すっかり「テレビっ子」だ。 ●好きなテレビ番

1970年の「メルセデス・ベンツ」について

昔から「車」には全く興味がない。 幼い頃にミニカーで遊んだり、スーパーカーブームには熱狂したりしていたが、いつの間にかほぼ興味を失ってしまった。自分が乗る車に関してもほぼ無関心で、「ほどほど安くて、故障しなければそれでいい」というスタンスだ。 そんな人間ではあるが、何台かは憧れに近い感情を抱いた車というものも存在した。 Be-1のフォルムは好きだったし、ユーノス・ロードスターが登場した時にはしびれた。スキー場に通っていた頃には雪道に強いレガシィを購入して、鼻歌交じりで運