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上之宮遺跡@桜井市

関西で「うえのみや」と言えば「聖徳太子」

聖徳太子は後世につけられた名前だけれど、上宮というのも別名。厩戸皇子も別名。

そして、この遺跡も聖徳太子が住んでいた遺跡じゃないかと言われてるようです。
太子の父・用明天皇の磐余宮から、南に太子の宮があったそうです。
ちょうど磐余(=橿原市と桜井市の境辺り)から、南に遺跡があるのです。
ただ、この地域は阿部氏の勢力下だったので阿部氏の宮ではないかとも言われています。
いろんな可能性があって、だからこそ古代史はおもしろい!

(なぜ画像の方角が定まらない)

遺跡は発掘後、埋め戻されているので、写真の石畳のようなものは排水溝もある池の遺構を復元しています。

池まで作るぐらいなので素敵な庭だったんでしょうね。
遺跡からは木簡や果実の種、花粉が出てきています。
花粉って1500年も残るもんなんですね。
初めて知った時、衝撃でした!

今も閑静な住宅街にひっそりと佇んでいます。
よくありがちな、え?ここ??って言うところが多いのが奈良の遺跡のおもしろいところです。

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最寄り駅:JR・近鉄桜井駅 徒歩20分

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